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横浜FMキーマン封じた“逆SB”起用…長友佑都「僕と室屋でバチバチに戦って勝つと」残留争い大一番で攻守に90分躍動

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DF長友佑都

[6.25 J1第15節延期分 横浜FM 0-3 FC東京]

 FC東京日本代表DF長友佑都が4月25日のG大阪戦(◯3-0)以来2か月ぶりの先発出場を果たし、最下位・横浜FMとの残留争い直接対決での貴重な勝ち点3をもたらした。この日は今季のJ1リーグ戦で3度目となる90分間フル出場。38歳のいまも試合終盤まで出足は落ちず、「コンディションが上がってきている」という好感触をピッチの上で表現してみせた。

 この日は右サイドバックでの先発出場を果たした長友。ミッションは横浜FMの左ウイングを担うエウベルを封じることだった。「相手の強力なウイングがいたのでそこをしっかり止めること。そこを止めて、攻撃に絡んでいくことを意識していた」。ドリブルに対する1対1を阻むだけでなく、後半にはGK野澤大志ブランドンのキックミスで大ピンチを招いた場面でアラートなカバーリングも披露。試合を通じてさすがの集中力が光った。

 左サイドバックにはDF室屋成が入っており、なじみの本職とは異なる“逆サイド同士”での起用となった。これは横浜FMの両ウイングを担うエウベルとFWヤン・マテウスの特徴を踏まえた松橋力蔵監督の采配だった様子。長友は「僕らはどっちになっても問題ない。今日はとにかく相手のウイングが強力だったので、僕と室屋でバチバチに戦って勝つというところの意識を持って入った」と振り返りつつ、「力蔵さんもその意識であの配置をしてくれたと思う」と指揮官への信頼を口にした。

 さらにこの日の長友は守備だけでなく、攻撃でも魅せた。0-0で迎えた後半6分、左サイドでFW佐藤恵允が縦突破を仕掛け、FW長倉幹樹とのワンツーでペナルティエリア内に攻め込むと、長友は右SBの位置からペナルティエリア内に侵入。クロスに反応したシュートは相手にブロックされたが、こぼれ球に詰めたFW野澤零温がこれを決め、先制点が生まれていた。

「それまで良い攻撃ができていたし、チャンスも作れていたので、中で絡んだりしながらペナルティエリア内に入っていこうという意識もあった。自分のところでは決まらなかったけど、ちゃんとあそこにいることが非常に大事なことだし、コンディションがいい証拠」(長友)

 この日が今季初先発となった野澤零とは普段からよく話す間柄。試合後、この日は右サイドで先発し、長友と縦関係を組んだ野澤は「佑都さんとは試合もそうだし、練習の時もすごく会話をしている。すごくやりやすいし、あのゴールは佑都さんのおかげだと思う」と嬉しそうに振り返っていた。

 そうして掴んだ勝ち点3。ところが長友はすでに前を向いていた。中2日で迎える次節も、19位の横浜FCとの残留争い直接対決。「仕事はできたかなと思うけど、まだ満足はできない。この1勝は大きいけど、次に勝たないと意味がないので切り替えだなと思う」と気を引き締めた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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