「行こうか迷った」試合最終盤のカウンターの場面、足を止めずにJ1初ゴールをあげた柏MF中川敦瑛
柏のMF
[8.10 J1第25節 柏 2-0 湘南 三協F柏]
DF小屋松知哉のゴールで先制し、1-0で試合を推移していた柏レイソル、試合を決定づける2点目をあげたのは、法政大から加入したルーキーだった。後半45分、FW細谷真大が自陣でカットすると、左サイドを持ち上がり、左サイドに流れるMF中川敦瑛と入れ替わるように中央へ切り込む。細谷は右サイドのスペースを走るMF小西雄大にあずけると、小西はダイレクトで折り返す。ゴール前に細谷、FW瀬川祐輔、MF久保藤次郎がつめるなか、ゴールに蹴り込んだのは中川だった。
「最初(ゴール前に)行こうか迷ったんですけど、真大が突破して数的有利だったので。試合前のミーティングでもカウンターチャンスはあるっていうふうに言われていたので。雄大くんに出た時に『ワンチャン来るかな』と思って足を止めずに動きました。(ゴールを)取れてよかったです」
プロ初先発となった5月21日のルヴァン杯・山口戦、6月4日のルヴァン杯・東京V戦でもゴールを決めていた中川だが、うれしいJ1初ゴールに笑みをこぼす。1-0とリードしていた後半終了間際にもかかわらず、クロスをあげた小西を含めてPA内に5選手が飛び込んでカウンターを完結。最後まで攻めの姿勢を貫く、今季の柏らしいゴールだった。
リカルド・ロドリゲス新監督を迎えた柏のボランチは、開幕からMF原川力とMF熊坂光希が不動の存在だったが、原川が4月6日のG大阪戦で負傷交代に。以降はMF山田雄士がその穴を埋めていたなかで、熊坂も6月8日の日本代表のトレーニング中に負傷してしまう。リーグ中断明けの6月15日の東京V戦からボランチで先発の座を射止めたのが、中川だった。以来、全6試合で先発しており、指揮官からの信頼も厚い。
中川はもともと攻撃的なポジションの選手だけあって、ボールを扱う技術は折り紙つき。左ボランチである中川から右WBの久保へサイドチェンジを繰り出す場面はこの試合でも何度も見られたが、「トウジくん(久保)の後ろに行っちゃったので、もっと前に出せるようにボールの質にこだわっていかないとダメ」と基準は高い。
湘南戦では原川が途中出場で4か月ぶりにピッチに立ち、中川は30分以上にわたって原川とともに中盤の底に入り、はじめてコンビを組んだ。長期離脱中の熊坂に加えて、山田もこの日はベンチ外となったが、中川も「うまい」と舌をまく復帰の原川、湘南戦で先発のMF戸嶋祥郎、そして湘南戦はシャドーに入ったもののスタッド・ランス戦でボランチとして好プレーを見せた新加入のMF小西雄大。ボランチのポジション争いは激化しつつある。
「まだまだ足りないところが多いので、もっと守備のとこだったり、得点っていうところを増やしていきたい」
成長著しい23歳のMFは、さらなる進化を遂げてくれるはずだ。
(取材・文 奥山典幸)
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DF小屋松知哉のゴールで先制し、1-0で試合を推移していた柏レイソル、試合を決定づける2点目をあげたのは、法政大から加入したルーキーだった。後半45分、FW細谷真大が自陣でカットすると、左サイドを持ち上がり、左サイドに流れるMF中川敦瑛と入れ替わるように中央へ切り込む。細谷は右サイドのスペースを走るMF小西雄大にあずけると、小西はダイレクトで折り返す。ゴール前に細谷、FW瀬川祐輔、MF久保藤次郎がつめるなか、ゴールに蹴り込んだのは中川だった。
「最初(ゴール前に)行こうか迷ったんですけど、真大が突破して数的有利だったので。試合前のミーティングでもカウンターチャンスはあるっていうふうに言われていたので。雄大くんに出た時に『ワンチャン来るかな』と思って足を止めずに動きました。(ゴールを)取れてよかったです」
プロ初先発となった5月21日のルヴァン杯・山口戦、6月4日のルヴァン杯・東京V戦でもゴールを決めていた中川だが、うれしいJ1初ゴールに笑みをこぼす。1-0とリードしていた後半終了間際にもかかわらず、クロスをあげた小西を含めてPA内に5選手が飛び込んでカウンターを完結。最後まで攻めの姿勢を貫く、今季の柏らしいゴールだった。
リカルド・ロドリゲス新監督を迎えた柏のボランチは、開幕からMF原川力とMF熊坂光希が不動の存在だったが、原川が4月6日のG大阪戦で負傷交代に。以降はMF山田雄士がその穴を埋めていたなかで、熊坂も6月8日の日本代表のトレーニング中に負傷してしまう。リーグ中断明けの6月15日の東京V戦からボランチで先発の座を射止めたのが、中川だった。以来、全6試合で先発しており、指揮官からの信頼も厚い。
中川はもともと攻撃的なポジションの選手だけあって、ボールを扱う技術は折り紙つき。左ボランチである中川から右WBの久保へサイドチェンジを繰り出す場面はこの試合でも何度も見られたが、「トウジくん(久保)の後ろに行っちゃったので、もっと前に出せるようにボールの質にこだわっていかないとダメ」と基準は高い。
湘南戦では原川が途中出場で4か月ぶりにピッチに立ち、中川は30分以上にわたって原川とともに中盤の底に入り、はじめてコンビを組んだ。長期離脱中の熊坂に加えて、山田もこの日はベンチ外となったが、中川も「うまい」と舌をまく復帰の原川、湘南戦で先発のMF戸嶋祥郎、そして湘南戦はシャドーに入ったもののスタッド・ランス戦でボランチとして好プレーを見せた新加入のMF小西雄大。ボランチのポジション争いは激化しつつある。
「まだまだ足りないところが多いので、もっと守備のとこだったり、得点っていうところを増やしていきたい」
成長著しい23歳のMFは、さらなる進化を遂げてくれるはずだ。
(取材・文 奥山典幸)
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