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町田の強度に屈したC大阪、香川真司は後半投入で勢いもたらすも「それを返せないのも含めておれたちの実力」

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MF香川真司

[8.16 J1第26節 町田 3-0 C大阪 Gスタ]

 途中出場で流れを変えてみせたが、相手の勢いに屈した。セレッソ大阪のMF香川真司は0-2で折り返した後半開始からプレー。公式戦10連勝を果たしたFC町田ゼルビアの勢いに「彼らはやれることをやった。今のチームと彼らの勢いを含めて想定していたけど、やっぱり前半の2失点が非常に大きかった」と悔しさをにじませた。

 前半はベンチから試合を見守った。前半20分には主審に抗議したチームメイトに対して問答無用でイエローカードが出ると、香川は第4の審判に考えを伝えた。新競技規則「キャプテンオンリー」が適用されたこともあり、必要以上にキャプテン以外の選手が審判に意見することは大きなリスクになる。だが、その意図を報道陣に問われた香川は「あまりメディアの前で言いたくないけど……」と遠慮しながらも本音を語る。

「もちろんキャプテンが話さなきゃいけないところはあるけど、試合でコミュニケーションは絶対に必要。あのシーンに思うことはあった。すぐイエローを出してしまうとそれが基準になる。選手も感情的な部分もあるので、それをコントロールするのも審判の役目だし、もちろんルールではキャプテンが話さなきゃいけないけど、きっとヨーロッパでそんなことしたら全員が退場になる。それは審判にも正直に言いました。あのイエローが基準になるんでしょうけど、すぐイエローを出すことはどうなのかなと思って」

 前節には王者・ヴィッセル神戸も破った町田との対戦に、苦戦を強いられた。C大阪は得点取り消しの判定に助けられながらも流れを掴み切れず、前半21分、42分と2失点。ベンチスタートの香川は劣勢の中で後半からピッチに立った。

「個人的には一回頭をリセットにして、もう一回0-0の気持ちで引きずらずに1点を返せば何があるかわからないというのがあった」。トップ下に配置された香川は、狭いエリアでボールを収めて攻撃を円滑化。明らかにC大阪に流れを引き寄せてみせたが、1点が遠かった。

 後半33分にダメ押しの3失点目を食らった。「後半10分、15分で1点返せるチャンスはあったけど、それを返せないのも含めておれたちの実力」(香川)。フィジカルの強い町田という相性の悪さを相殺できず、最後までタイトに圧し切られた。

 次節以降も町田と同様に強度の高い戦いをする神戸、サンフレッチェ広島との戦いが続く。「チームとして次の週で同じことを繰り返さないことが大事。この敗戦を受け入れてやっていくしかない」。町田戦で浮かんだ課題を糧にして、次節以降の白星を狙うつもりだ。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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