beacon

出色のプレー見せた広島MF田中聡、自分で奪って決定機も決め切れず「勝ち点3をとるにはやっぱり最後の質」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

7月のE-1選手権でA代表デビューを飾った広島MF田中聡

[9.23 J1第31節 柏 0-0 広島 三協F柏]

「チームとして内容はすごい良かったですけど、やっぱり今の時期は結果が欲しかったので。悔しいゲームになりました」

 サンフレッチェ広島の中盤で存在感を放っていたMF田中聡は、スコアレスドローで終えた柏レイソルとの上位対決の結果に、肩を落とした。

 ボールを保持するスタイルの柏に対して、広島のマンツーマンディフェンスは奏効した。局面で広島の強さが目立った試合でとりわけ、田中とDF塩谷司のダブルボランチがボールを奪うシーンはこの試合で度々見られた。

 広島のミヒャエル・スキッベ監督は、田中とMF川辺駿のダブルボランチではなく、塩谷を最終ラインから1列上げてボランチに起用。川辺はシャドーでプレーした。これまでにもボランチで塩谷で起用したことがある指揮官は「どこで使っても活躍できる」と高く評価する。

 36歳のベテランとダブルボランチを組んだ23歳の田中は、「前からはめに行って、取り切れるシーンも多かったのでよかったと思います」と試合を振り返る。

 高いパフォーマンスを見せるなかで、田中は個の力でチャンスも創出した。田中の対面である柏のボランチのMF山田雄士に対して、柏のPA内でボールを奪取。即座に決定機となったが、田中の左足のシュートはゴールポストに嫌われてしまった。

「決め切らないといけないシーンでしたし、勝ち点3をとるにはやっぱり最後の質っていうのはもっと必要だなと思いました」

 両チームともに、守護神がビッグセーブを連発。そして、互いにゴールポストに阻まれたこともあって、最後までゴールは生まれず。6位・広島と3位・柏による上位対決は引き分けに終わった。

 広島にとっては、これでJ1は3試合連続の引き分けに。順位は6位と変わらなかったが、首位・鹿島との勝ち点差は「9」に開いた。ACLEも含めた公式戦アウェー3連戦を戦う広島。次戦は30日、福岡との一戦に臨む。

(取材・文 奥山典幸)

●2025シーズンJリーグ特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
奥山典幸
Text by 奥山典幸

「ゲキサカ」ショート動画

TOP