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岡山の大卒ルーキーMF藤井海和が4か月半ぶり先発! 決定機も「正直入ったと…」肌で感じたJ1上位基準

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MF藤井海和

[9.27 J1第32節 町田 1-0 岡山 Gスタ]

 ファジアーノ岡山の大卒ルーキーMF藤井海和が27日、J1第32節・町田戦で約4か月半ぶりのJ1リーグ戦先発出場を果たした。負傷者が相次ぐボランチの一角で守備のリスク管理に奔走。さらにはボックス内への果敢なスプリントで決定機も作ったが、これは決め切れず、5試合ぶりの勝利に貢献することはできなかった。

 チームは後半アディショナルタイム5分の失点で敗戦。「チームもなかなか勝てていない中、勝ち点3が欲しい試合だった。最後は勝ち点1でもいいから持って帰りたかった試合だったけど、最後の甘さが出た」。最後はチームが交代枠を使い切り、足がつったままでのプレーとなり、「チームに迷惑をかけた。あそこでつらないくらいやり切れる選手になりたい。最後の失点も一つ目のCKで外にクリアできていれば」と悔やんだ。

 それでも随所に輝く場面を見せたのも事実。前半44分にはボックス内への果敢なスプリントでMF江坂任からのスルーパスに抜け出し、この日のチームでは数少ない決定的なシュートも放った。この場面は自身の持ち味もここからの伸び代も感じさせるワンシーンだった。

「ボランチの飛び出しは求められるプレーだと思うし、あそこを仕留め切れるかどうか。最後に相手が体を張ったのが昌子(源)さんだったと思うけど、正直パスが来て入ったと思った。あそこで突っ込んでくる嗅覚が日本代表(の経験を持つ選手)で、首位争いをしている選手の違いだと肌で感じた」(藤井)

 試合後、木山隆之監督は藤井の起用について「ここ最近、努力が少しずつ形になってきた。トレーニングの中でも非常にやれている感覚を我々も彼も持っていた。ボランチの事情が厳しい中、スタートを渡すタイミングだと思った」と説明。「最後は足がつって動けなかったが、それくらいやらないといけないし、それくらいやった証拠。一回り強くなって上手くなってチームの戦力になってほしい」と期待を口にした。

 流通経済大からプロの世界に飛び込み、もがきながら歩んできたルーキーイヤーは残り6試合。「ここからケガ人が復活すると思うけど自分もその競争に混じって戦っていけるような選手になりたいと思っている。今日の試合で1点取れれば自分もアピールになったと思うし、スタメンを掴めると思っていたけど、もっと上に行くための違いが作れていないということなのかなと思う。もっとチャレンジして、ミスを恐れずにやっていきたい」初のJ1で着実なインパクトを残してきたチームの中で、もう一皮剥けるチャンスは大いに残されている。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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