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名古屋にウノゼロの柏が4連勝、10戦負けなしで首位を勝ち点1差で追走!!

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柏が名古屋に1-0で勝利した

[11.8 J1第36節 柏 1-0 名古屋 三協F柏]

 8日、J1第36節が行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソル名古屋グランパスが対戦。オウンゴールで先制点をとった柏はそのまま逃げ切りに成功。今季2度目の4連勝で勝ち点を69にのばすと、すでに第36節を終えている首位・鹿島との勝ち点差1をキープした。

 リーグ3連勝中で2位につける柏(勝ち点66)は、公式戦4試合連続で先発していたDF山之内佑成が同日開催の東洋大の試合に出場したため欠場。準優勝で終わった1日のルヴァン杯決勝からは先発3選手を入れ替え、DF馬場晴也、DFジエゴ、MF小西雄大が先発し、小西は今夏に加入後初先発となった。

 2週間ぶりの公式戦となる16位の名古屋(勝ち点40)は、前節・G大阪戦(●0-2)のスタメンから4選手を変更。DF三國ケネディエブスが9試合ぶり、MF野上結貴が2試合ぶり、MF菊地泰智が16試合ぶり、FW永井謙佑が4試合ぶりに先発に名を連ねた。[スタメン&布陣]

 開始2分に馬場のミドルシュートを皮切りに、柏がシュートを重ねた前半立ち上がり。7分、ジエゴがPA内から左足で名古屋ゴールを急襲、しかし、シュートはGK武田洋平のセーブに阻まれてしまう。続く12分には相手ゴール前でDF三丸拡、FW垣田裕暉のパス交換から最後はMF中川敦瑛が抜け出したが、トラップが大きくシュートまで至らなかった。

 前半14分には名古屋が決定機を創出。MF稲垣祥のラストパスをPA内で受けたFW木村勇大が左足で決定的なシュートを放ったが、GK小島亨介の好セーブにあい、先制とはならなかった。

 右WBの馬場がトップ下まで流れたり、シャドーの小屋松が最終ラインまで下りたりと、ポジションを入れ替えながらボールを動かす柏。しかし、36分にはミスからピンチを招く。ゴールキックの場面でDF古賀太陽からGK小島へのパスがズレて、永井にPA内で奪われる。永井にすぐさまシュートへと持ち込まれたが、GK小島のセーブで事なきを得た。

 スコアレスのハーフタイム、先に動いたのは柏だった。垣田とジエゴに替えてFW細谷真大とMF瀬川祐輔を投入、瀬川をシャドーに入れて小屋松を左WBに移した。後半立ち上がり2分、試合は動く。馬場が右サイドのスペースにロングボールを入れると、DF原田亘が抜け出し、そのままPA内へ。ゴール前に入れたクロスを処理しようとした三國に当たってそのままゴールに入り、柏がオウンゴールで先制点を奪った。

 柏が3人目の交代で三丸に替えてDF杉岡大暉を18分に入れたのに対して、名古屋の最初の交代は20分、永井と野上を下げてFW山岸祐也とDF森壮一朗を起用。柏はさらに25分、小西に替えてMF戸嶋祥郎をピッチに送った。

 互いに攻め急ぐシーンも見られチャンスがつくれないまま時間は経過していく。スコアは最後まで動かず、タイムアップ。ホームでの対名古屋で6連敗中だった柏が、2016年以来の勝利をあげた。

(取材・文 奥山典幸)

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
奥山典幸
Text by 奥山典幸

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