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J1百年構想開幕スタメンで存在感フル発揮、横浜FM井上太聖はJ2での「もっとできるのに」からJ1での「もっともっとできる」へ

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DF井上太聖

[2.6 J1百年構想EAST第1節 横浜FM 2-3 町田 日産ス]

 開幕戦で大きなインパクトを残した。横浜F・マリノスの新加入DF井上太聖(←鳥栖)は開幕スタメンでフル出場。勝利こそできなかったが、攻守で存在感を示した。

 プロ初年度となった昨シーズンはサガン鳥栖で3バックの右CBを務めて、37試合の先発を含むJ2全38試合に出場。その活躍が認められ、2年目は4バックの右SBとしてJ1の舞台に上がった。

 開始早々から見せ場を作る。前半5分には日本代表MF相馬勇紀の突破を阻むと、直後にはMF遠野大弥との連係から右サイドを縦に抜け出し、鋭いクロスで決定機を演出。「大弥くんとのワンツーして抜け出すところは自分の特長」と胸を張り、「そういったプレーをどんどん出して、自分のサイドで突破できる選手になりたい」と力を込めた。

 目立ったのは、相馬とのマッチアップだ。後半16分には井上自ら1対1を仕掛け、相馬を抜き去る。逆に18分には自陣での鋭い突破に対応し、決定機を作らせなかった。それでも抑え切った印象は「そんなことない」と謙虚に語り、「もう少し自信が出たらもっと間合いも詰められる。止められるじゃなくて、違いを出せるような選手になりたい」と高みを見据えていた。

 順天堂大4年次だった2024シーズンには、翌シーズンの内定先だった鳥栖で特別指定選手としてJ1リーグで出場済み。対戦したのは奇しくも横浜FMだったが、その試合では前半25分に負傷交代という憂き目に遭っていた。その後は出場機会なくチームはJ2降格。プロ初年度はJ2の舞台で研鑽を積み、2年ぶりにJ1の舞台に戻った。

「対峙する選手が代表の選手だったり、キャリアのある選手だった。そこはやっと戻ってきたという実感はあったし、この日産スタジアムで入場するときも、ここに戻ってくるためにやってきたんだという気持ちだった。まずはうれしいし、まだここがスタートライン。自分自身成長するためにもっとやっていきたい」

 J2の舞台で感じていた「もっと自分はできるのに」という思いは、J1の舞台で「もっともっとできる」という確信に変わりつつあるという。「そういった自分に期待しているので。修正しようと思うところを挙げたらキリはないけど、そこは毎日毎日積み上げて、もっとうまくなりたい」。大卒2年目、23歳の大器は意欲をみなぎらせていた。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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