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ついに開花の時…柏育ちの点取り屋FW山本桜大がRB大宮で開幕3戦連発「意識はしすぎず」

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FW山本桜大

[2.21 J2・J3百年構想EAST-B第3節 大宮 6-0 福島 NACK]

 高校時代に高円宮杯プレミアリーグ通算23得点の実績を持つ若きゴールゲッターがプロの舞台でも量産態勢に入った。柏レイソルからRB大宮アルディージャに育成型期限付き移籍で加わったFW山本桜大(21)は今季、J2・J3百年構想リーグで開幕から3試合連続ゴールを記録。この日は左サイドからのクロスに外から飛び込むという「プロになってから初めての形」で追加点を奪ってみせた。

 1-0で迎えた前半32分だった。DFイヨハ理ヘンリーのスルーパスが相手最終ラインのギャップに通り、MF泉柊椰が左サイドを抜け出すと、山本は右に流れたところからゴール前へ。「柊椰くんが抜けるのを予測して、クロスが上手いので、そこにタイミングよく入るのを意識した」。鋭いクロスがGKとDFラインの間を通ると、山本は相手DFを振り切りながらワンタッチで押し込んだ。

 開幕節・松本戦、第2節・札幌戦と2試合連続でゴールを決めていたが、気負いはなかった。「“意識はしすぎず”というイメージでやっていたので取れたのは良かったけど、まだまだのばしていきたい」。ミドルシュートを決めた開幕節、クロスを頭で沈めた第2節とも異なるパターンでの得点に「いろんな形でゴールを決められたほうが良いので、バリエーションももっと増やしていきたい」と新たな意欲を見せた。

 2023年に柏U-18からトップチームに昇格し、初年度からJ1リーグ戦7試合に出場していた山本。24年後半戦の栃木SCでの武者修行を経て、昨季はレノファ山口FCに期限付き移籍し、J2リーグ戦33試合10得点を記録した。高校卒業時は線が細い印象もあったが、「下半身はもともとあったタイプだけど上半身はヒョロヒョロだったので意識してやってきた」というフィジカル強化も成功。年を追うごとにスケールアップした姿を見せている。

「去年はシーズン通して試合に出させてもらったのが初めてだったので、得点感覚もついたし、それが大宮でも活かされている。また強度の部分もまだまだ出せると思うけど、その基準は鍛え上げられたと思う」。山口での実戦経験も実り、今季は3試合3ゴール。その得点センスを新天地でもいかんなく発揮している。

 大宮の基本戦術であるアグレッシブなプレッシングにもいち早く適応しており、「守備も全然嫌いじゃない。みんなで前で取るとゴールも近いのでショートカウンターは狙っているし、FWとしてもチャンスなのでもっとやっていきたい」と充実感をにじませる山本。肝心の連続ゴール継続には「期待しすぎず頑張りたい」と謙虚に語るが、“才能開花”を予感させる上々のスタートダッシュを切った。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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