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欧州挑戦経てJ復帰…9年ぶり浦和加入で再起目指す元日本代表FWオナイウ阿道「もっとよくできる」

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FWオナイウ阿道

[2.28 J1百年構想EAST第4節 浦和 2-3 鹿島 埼玉]

 9年ぶりの埼スタ凱旋だった。今月23日に浦和レッズへの加入が発表されたFWオナイウ阿道は28日、第4節・鹿島戦に後半27分から2トップの一角で途中出場。献身的なチェイシングとフィジカルを活かしたデュエルで前線に起点を作る役目は果たした一方、周囲との連係不足もあってフィニッシュには持ち込めず、チームも敗戦という不完全燃焼の初陣に終わった。

 正智深谷高出身のオナイウは2017年、当時J2だった千葉からの完全移籍で地元の浦和に在籍した経験を持つが、同年はJ1リーグ戦1試合、天皇杯3試合の出場のみ。翌18年からは期限付き移籍で出場機会を模索し、同年は当時J2の山口で42試合22得点、19年は当時J1の大分で31試合10得点の結果を残したものの、浦和に戻ることはなく、20年に横浜FMへの完全移籍でクラブを離れた。

 19年に日本代表初招集、21年に日本代表デビューとハットトリックを記録し、21年夏からは欧州挑戦を続けてきたオナイウだが、ブレイクを遂げたのは浦和在籍後。前所属のドイツ2部・マクデブルクで昨年10月を最後にトップチーム出場はなく、日本復帰の決断に伴って浦和に復帰する形とはなったが、当時在籍していた選手もGK西川周作とMF関根貴大ら少数にとどまっており、いわば新たな挑戦となる。

 先週からチーム練習に合流したばかりとあり、チームへの適応は道半ば。「個人的にはもっとコンディションを上げたい。先週のトレーニングもそこまでは悪くなかったと思うけど、もっとよくできると思う」。この日の結果には「FWの選手には得点も求められてくると思う。今日も得点が取れれば勝ち点3にも繋げられたかもしれないので、それを自分自身に常に言い聞かせながらやっていきたい」と真摯に向き合っていたが、やはり本領発揮はこれからだ。

 それでもしばらく公式戦から離れていたオナイウにとって、52841人の大観衆の前でプレーすることだけでも大きな前進となった。「たくさんのサポーターが応援してくれている中でまたサッカーができるということも感じたし、この雰囲気を味わうだけで幸せだなと思う。でも勝つことでまたより良い雰囲気を届けられると思う。今日は負けてしまったけど、ポジティブな部分もたくさんあったと思うのでいろいろと修正しながらやっていけたら」と決意を新たにしていた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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