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J1水戸でベンチ入り経験「試合に出たい気持ちを大きく持てた」“地元”名古屋高出身のJ選抜MF山下翔大が圧巻のドリブル突破連発

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MF山下翔大(水戸)

[3.11 ポストユースマッチ U-19 Jリーグ選抜 0-1 全日本大学選抜 CSア港]

 地元開催の強化試合で明らかな爪痕を残した。名古屋高から今季水戸ホーリーホックに加入したMF山下翔大は11日、全日本大学選抜との「ポストユースマッチ」に後半から右ウイングバックで45分間出場。爆発的なスピードを活かしたドリブル突破で何度も攻撃を前進させ、年上のプロ候補生を苦しめていた。

「自分の武器をアピールしようと思っていた。技術面で勝負というより自分はスピードというストロングを持っているので、そこを前面にアピールして、ボールを持ったらどんどん仕掛けようと思っていた」(山下)

 対面にはデンソーカップチャレンジサッカーで優秀選手に輝いた3歳年上のDF中村琉聖(東洋大3年)が入っていたが、懐の深いドリブル突破ではほぼ圧倒。一方の中村も攻撃では山下を押し下げる場面が多かったため、見応えある攻め合いが繰り広げられるなか、山下はカットインからのミドルシュートも放った。

 最終盤には自陣ペナルティエリア内でMF小池直矢(法政大3年)を倒してしまうシーンがあり、PKの笛は吹かれなかったものの「あれはもうやってしまった」と反省。それでも全体としては個性を発揮する45分間を過ごし、「ぼちぼち自分の武器は出せたかなと思う」と前向きに振り返った。

 持ち前の身体能力は名古屋高時代に磨きをかけたもの。フィジカル測定サービス『S-CADE』を通じて自身の強みを知り、フィードバックされた練習メニューに向き合いながら強化に取り組んでいたのだという。

 そのポテンシャルは今季からJ1初昇格を果たした水戸でも評価されているようで、プレシーズンは鎖骨の負傷で出遅れたが、今月1日に行われたJ1百年構想リーグ第4節・川崎F戦(●2-2、PK2-4)では初のベンチ入りも経験。出場機会こそなかったものの、22779人の観衆が詰めかけたUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuの雰囲気を間近で体感していた。

「復帰してからコンディションも上がってきて、試合には絡めなかったけどベンチにも入れて、試合に出たいなという気持ちを大きく持てた。試合に出るためにここでまず一つ成長しようと思ってここに来ました」。水戸のアタッカー陣にも名古屋高の先輩のMF山本隼大を始め、フィジカルに長けた選手が並ぶなか、こうした実戦経験を通じて勢いをつけていく構えだ。

 日々のトレーニングではJリーグの舞台に立つため、「ユニットで動いたり、周りを見ながら技術高くプレーするところが課題なので、その短所を消していくところから取り組んでいる」と課題にも向き合っている一方、思う存分個性をぶつけられるのはポストユースマッチの大きなメリット。13日の全韓国大学選抜戦でも「自分は一人でシュートまで持っていけるとか、クロスを上げられるというのを強みにしている。そういう打開する、流れを変えるというのはしていきたい」と意気込む。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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