さばくだけでなく、運んで、剥がして、切り裂く…“神村の14”福岡ルーキーMF福島和毅が韓国大学選抜相手に絶大なインパクト「今日みたいなプレーをJ1レベルで」
積極的に仕掛け続けたMF
[3.13 ポストユースマッチ U-19 Jリーグ選抜 2-2(PK4-3) 全韓国大学選抜 CSア港]
テクニックを活かしてさばくだけでなく、運んで、剥がして、切り裂く。神村学園高から今季アビスパ福岡に加入したMF福島和毅が全韓国大学選抜とのポストユースマッチに後半45分間出場し、フィジカルで大きく上回る相手との国際試合で圧倒的なインパクトを見せた。
前半を2-0で折り返しながらも、後半に2点を奪われてしまったU-19 Jリーグ選抜。相手がダイナミックなプレーを続けてくるなか、162cmと小柄な福島にとっては良さを出しにくい時間が続いていたが、ひとたびリズムを掴んでからは圧巻だった。
「(持ち運ぶのは)自分が得意としているプレーなので、相手が来たら剥がすというのは当たり前というほどじゃないけど、個で剥がすというのは意識してプレーしていました」
昨季のインハイ・選手権で夏冬連覇を果たした神村学園でエースナンバーの14番を背負っていたことでも知られる福島。冬の選手権では巧みなポジションに立ち、さばくプレーで存在感を放っていたが、「選手権はあんまりだった」といい、高校で磨き上げてきた剥がす、切り裂く仕事でチームの攻撃を前進させた。
終盤はほとんどの攻撃が福島を経由しなければ成り立たないほどのプレー関与数を誇っており、そうなればさらに良さが出るタイプ。ゴールには繋がらなかったことで「運んでからファウルで倒される部分もあったけど、あそこで倒されずにパスを出し切るとか、そこで一つ仕事をやり切れたらもう一つ上のレベルに行ける」と満足した様子は見せなかったが、厳しい国際試合の中で「相手も足が長く出てきたり、いつもよりもう一歩寄せてきたりしたけど、それでできないようじゃダメ。どんな相手とやっても今日くらいはできないといけない」と一定の手応えを得たようだ。
今回の活動では神村学園同期のMF荒木仁翔(いわき)とも久々にプレーし、「こんなに早く一緒にできると思っていなかったので楽しかった」と微笑んだ福島。J2・J3百年構想リーグでフル出場が続くDF中野陽斗(いわき)、すでにJデビューを果たしたFW徳村楓大(町田)、FW日高元(大宮)の動向もチェックしているといい、「負けたくない、悔しいという気持ちもあるけど、それよりも嬉しい気持ちもある。自分も頑張ろうと思えるし、いい刺激になっている」と自らのモチベーションに変えている。
福岡では今月7日のJ1百年構想リーグ第5節・名古屋戦でプロ入り後初のベンチ入りを経験。チームが1-5の大敗に終わった影響もあって出番はなかったが、一歩前に進んでこのJリーグ選抜にやってきた。「今日みたいなプレーを福岡での練習、J1のレベルでできるようになったら少しでも試合に出られるかなと思う」。この日、見せたパフォーマンスもきっとアピールにはなったはずだ。
チームがJ1百年構想リーグWESTで最下位に低迷するなか、起爆剤になれる素質があるのは間違いない。「攻撃の部分ではやれていると思うけど、まだ守備のところで強度が足りないところが今の自分が課題。ただ自分でも課題は分かっているので、練習や練習試合でトライしながらやっている。今日くらいのプレーを毎日できないとダメだと思うので、年齢とか関係なくガムシャラに頑張りたい」。大きな手応えを福岡に持ち帰り、再びJ1のポジション争いに挑む。
(取材・文 竹内達也)
●Jリーグ百年構想リーグ特集
▶サッカーの大人気ポッドキャスト!ヤーレンズのボケサカは毎週金曜配信
テクニックを活かしてさばくだけでなく、運んで、剥がして、切り裂く。神村学園高から今季アビスパ福岡に加入したMF福島和毅が全韓国大学選抜とのポストユースマッチに後半45分間出場し、フィジカルで大きく上回る相手との国際試合で圧倒的なインパクトを見せた。
前半を2-0で折り返しながらも、後半に2点を奪われてしまったU-19 Jリーグ選抜。相手がダイナミックなプレーを続けてくるなか、162cmと小柄な福島にとっては良さを出しにくい時間が続いていたが、ひとたびリズムを掴んでからは圧巻だった。
「(持ち運ぶのは)自分が得意としているプレーなので、相手が来たら剥がすというのは当たり前というほどじゃないけど、個で剥がすというのは意識してプレーしていました」
昨季のインハイ・選手権で夏冬連覇を果たした神村学園でエースナンバーの14番を背負っていたことでも知られる福島。冬の選手権では巧みなポジションに立ち、さばくプレーで存在感を放っていたが、「選手権はあんまりだった」といい、高校で磨き上げてきた剥がす、切り裂く仕事でチームの攻撃を前進させた。
終盤はほとんどの攻撃が福島を経由しなければ成り立たないほどのプレー関与数を誇っており、そうなればさらに良さが出るタイプ。ゴールには繋がらなかったことで「運んでからファウルで倒される部分もあったけど、あそこで倒されずにパスを出し切るとか、そこで一つ仕事をやり切れたらもう一つ上のレベルに行ける」と満足した様子は見せなかったが、厳しい国際試合の中で「相手も足が長く出てきたり、いつもよりもう一歩寄せてきたりしたけど、それでできないようじゃダメ。どんな相手とやっても今日くらいはできないといけない」と一定の手応えを得たようだ。
今回の活動では神村学園同期のMF荒木仁翔(いわき)とも久々にプレーし、「こんなに早く一緒にできると思っていなかったので楽しかった」と微笑んだ福島。J2・J3百年構想リーグでフル出場が続くDF中野陽斗(いわき)、すでにJデビューを果たしたFW徳村楓大(町田)、FW日高元(大宮)の動向もチェックしているといい、「負けたくない、悔しいという気持ちもあるけど、それよりも嬉しい気持ちもある。自分も頑張ろうと思えるし、いい刺激になっている」と自らのモチベーションに変えている。
福岡では今月7日のJ1百年構想リーグ第5節・名古屋戦でプロ入り後初のベンチ入りを経験。チームが1-5の大敗に終わった影響もあって出番はなかったが、一歩前に進んでこのJリーグ選抜にやってきた。「今日みたいなプレーを福岡での練習、J1のレベルでできるようになったら少しでも試合に出られるかなと思う」。この日、見せたパフォーマンスもきっとアピールにはなったはずだ。
チームがJ1百年構想リーグWESTで最下位に低迷するなか、起爆剤になれる素質があるのは間違いない。「攻撃の部分ではやれていると思うけど、まだ守備のところで強度が足りないところが今の自分が課題。ただ自分でも課題は分かっているので、練習や練習試合でトライしながらやっている。今日くらいのプレーを毎日できないとダメだと思うので、年齢とか関係なくガムシャラに頑張りたい」。大きな手応えを福岡に持ち帰り、再びJ1のポジション争いに挑む。
(取材・文 竹内達也)
●Jリーグ百年構想リーグ特集
▶サッカーの大人気ポッドキャスト!ヤーレンズのボケサカは毎週金曜配信


