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名古屋FW山岸祐也、途中出場から2戦連発! 地元・日立台でのプレーは「ホームにいるような感じ」

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名古屋はFW山岸祐也のゴールでダメ押し

[10.17 J1第10節 柏 1-3 名古屋 三協F柏]

 名古屋グランパスが1点リードで迎えた試合終盤、試合の行方を決定づけたのは背番号11のゴールだった。

 後半34分、敵陣でボールを奪った名古屋は、MF森島司からMF小野雅史へとつなぎ、小野はドリブルで右サイドのスペースへ運ぶ。DF原輝綺、MF甲田英將へとボールがわたると、甲田は中央に向けてドリブルを開始。PA手前まで持ち込むと、PA内中央でポジションをとっていたFW山岸祐也へラストパス。山岸はゴール右隅に流し込み、目の前の名古屋サポーターの元へ飛び込んだ。

「守備の時間が増えるかなって思いながら(試合に)入ったのと、ただこのまま2-1だと相手のゴール裏があっち(柏がホーム側に攻めるサイド)だったし、レイソルはここから2、3点取る力を持っていると思っていたので、もう1点チャンスあったら取りたいなって。そこで取って試合を決められるようなプランが1番いいかなっていうのをベンチで考えてたので、その通りになってよかったです」

 安堵の表情を浮かべた山岸。得点のシーンでは、甲田のドリブルに柏の守備陣の視線が集まるなか、自身をマークするDF古賀太陽から離れ、ポジションをとった。甲田からのパスを左足でコントロールした山岸は、落ち着いてGKとの1対1を制した。

「ファーストタッチでもうほぼゴール決まったかなっていう感じで、あとはGKを見てしっかり流し込むことができてよかったです」

 2024年、福岡所属時の2022年、山形所属時の2019年に続き、対柏では4ゴール目。ルヴァン杯も含めれば、計6点をあげている。柏のホーム“日立台”では、ルヴァン杯は2024年、リーグ(J2)では2019年以来となる。じつは、“日立台”は山岸にとって「チャリで10分」の距離にある、思い出深い地元のスタジアム。レイソルのチャントにも、子どもの頃から馴染みがある。

「ホームじゃないのに、応援を聞くとホームにいるような感じがして、“パパパーパパパー”(レッツゴー柏)とか、昔からやってるので。ゴール裏も行ってたし、ゴール横で試合もよく見ていたので、ホームみたいな感じに聞こえて、すごい心地がいいです」

 自らのゴールで首位撃破に貢献した山岸だが、課題も口にする。

「ただ、やっぱりもっと自分たちが主導権を持って、ボールを動かして崩すじゃないけど、相手の嫌なところにボールを動かしながらチャンスを作ったり。ゴールっていうのは、3ゴール取れたのでよかったですけど、もっともっとできるところはあると思う。まだまだチームとしても、個人としても、高めていきたいなと思います」

 前節・川崎F戦で今シーズン初ゴールを決めていた山岸。川崎F戦に続いて、途中出場ながら2戦連発となるゴールを決めた。百年構想リーグWESTで10ゴールを挙げ、得点王に輝いたストライカーが真価を発揮し始めた。

(取材・文 奥山典幸)

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奥山典幸
Text by 奥山典幸

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