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地元柏で決めた!「期待されなくなったら終わり」FW山岸祐也が待望の名古屋加入後初ゴール

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FW山岸祐也が名古屋加入後嬉しい初ゴールを決めた

[6.5 ルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦 柏1-1名古屋 三協F柏]

 出身地である千葉県柏市で復活ののろしを上げた。3月30日のJ1第5節横浜FM戦以来、約2か月ぶりに先発出場したFW山岸祐也は前半15分、右サイドからMF榊原杏太が右足で上げたクロスを頭で合わせて先制点を決めた。

 山岸は昨年、一昨年と福岡で2年連続してJ1二桁ゴールを達成。今季より名古屋グランパスにやってきた。しかしプレシーズンで右ひざを痛めると、最後の先発となった横浜FM戦で左膝内側側副じん帯を負傷。得点はおろか、コンスタントに試合出場もできなかった。

 プロに入ってからこれまでこれだけ離脱することもなかったという。「しんどかった」と素直な気持ちを吐露するが、試合に出れない間、「復帰したときにどれだけのパフォーマンスが出せるかを常にイメージして」リハビリを重ねてきたという。

「この中に入ったらもっと良くなるなとか、常にイメージしながら試合も見ていた」。試合メンバー復帰後は途中出場が続いたが、チャンスを作れていたことで手ごたえも感じていた。あとは決めるだけ――。そして先発復帰試合で、試合前に“ゴールの秘訣”を説いてくれた長谷川健太監督の期待に見事応えてみせた。

 ただ初ゴールで満足はない。この日も「欲を言えば、ハットトリックを狙っていた」とどん欲な姿勢をみせる。「チャンスはまだまだあったので、決め切れる選手にならないといけない。期待されなくなったら終わり。誰かの言葉ですが、期待、緊張、プレッシャーは空気。空気がなくなればプレーできない。チームメイトにも期待して頑張っていきたい」と今後の活躍に向け意気込んでいた。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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