Jクラブのアカデミー相手に繊細パス連発!! FW齋藤颯斗がFC.vinculo Jrユースで磨いた技術
[4.5 神奈川県U-15L2部C第7節 川崎F U-15等々力 7-0 FC.vinculo Jrユース 等々力第一]
FC.vinculoジュニアユースはここまで無失点で無敗の川崎フロンターレU-15等々力に終始押し込まれる展開となり、0-7で悔しい敗戦となった。
その中で前半途中から出場したFW齋藤颯斗(2年)は同32分、右サイドのMF川本拓海(3年)にスルーパスを供給してチャンスメイク。惜しくも相手のカバーに間に合われてしまったが、これを皮切りに冷静なショートパスとスペースを突くスルーパスを何度も出し、反撃の機会を試みた。


齋藤は「縦の速さとかドリブル」を強みだと話し、個で打開できる力を持っている。ただこの試合は相手が素早いプレスで即時奪回を図ってきたことでFC.vinculo Jrユースのボールロストが目立ったこともあり、球離れを早くするように意識。「受ける前に準備して、受けた後のパスはだいたい狙っていたのでそのまますぐパスを出しました。だからいつもより(パスの成功数が)良かったと思います」と一定の手応えを感じた様子だ。
もっともFC.vinculoに加入したジュニア時代からしばらくはパスが得意ではなかったといい、「『ここはアウトサイドの方が通りやすい』とか、コーチがパスの出し方を教えてくれた」。今は得意なプレーのひとつとなり、最近はノールックパスで相手の虚を突くことも考えながら攻撃を展開している。
今シーズンは小学6年生の頃からともにプレーしているという、1学年上の先輩と戦える最後の1年。齋藤は課題とする体力の向上に励みながら「高校サッカーでは強豪のチームに入ってスタメンを取りたい」という目標の足がかりとすべく、活躍を誓った。
(取材・文 加藤直岐)
FC.vinculoジュニアユースはここまで無失点で無敗の川崎フロンターレU-15等々力に終始押し込まれる展開となり、0-7で悔しい敗戦となった。
その中で前半途中から出場したFW齋藤颯斗(2年)は同32分、右サイドのMF川本拓海(3年)にスルーパスを供給してチャンスメイク。惜しくも相手のカバーに間に合われてしまったが、これを皮切りに冷静なショートパスとスペースを突くスルーパスを何度も出し、反撃の機会を試みた。


アウトサイドでスペースにボールを蹴り込む
齋藤は「縦の速さとかドリブル」を強みだと話し、個で打開できる力を持っている。ただこの試合は相手が素早いプレスで即時奪回を図ってきたことでFC.vinculo Jrユースのボールロストが目立ったこともあり、球離れを早くするように意識。「受ける前に準備して、受けた後のパスはだいたい狙っていたのでそのまますぐパスを出しました。だからいつもより(パスの成功数が)良かったと思います」と一定の手応えを感じた様子だ。
もっともFC.vinculoに加入したジュニア時代からしばらくはパスが得意ではなかったといい、「『ここはアウトサイドの方が通りやすい』とか、コーチがパスの出し方を教えてくれた」。今は得意なプレーのひとつとなり、最近はノールックパスで相手の虚を突くことも考えながら攻撃を展開している。
今シーズンは小学6年生の頃からともにプレーしているという、1学年上の先輩と戦える最後の1年。齋藤は課題とする体力の向上に励みながら「高校サッカーでは強豪のチームに入ってスタメンを取りたい」という目標の足がかりとすべく、活躍を誓った。
(取材・文 加藤直岐)



