beacon

[U-15関東1部]FC LAVIDAが直接対決で「イメージ以上のゲーム」東京V Jrユースに2発完封勝利で首位浮上!!

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

FC LAVIDAが完封勝利

[4.13 U-15関東1部第6節 FC LAVIDA 2-0 東京V Jrユース 昌平高G]

 高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2025 関東1部は13日、各地で第6節を開催した。2位のFC LAVIDAは勝ち点で並ぶ首位・東京ヴェルディジュニアユースを相手に「イメージ以上のゲーム」(村松明人監督)を展開し、2-0の勝利で首位に浮上した。

FC LAVIDAの先発メンバー

 ともに前節初黒星を喫した首位争い直接対決。立ち上がりの3分、東京V JrユースはFW沼田晃人(3年)が蹴ったCKをMFゼイナー大耀(3年)が頭で合わせるも、ニアポストをカバーするMF臼井幹太にクリアされた。その後は主将のゼイナーが「前半はマイボールの時間が多くて」と話すように、東京V Jrユースがやや優勢の展開。ただFC LAVIDAも隙は見せずに対応する。

東京V Jrユースの先発メンバー

 そうした中でFC LAVIDAは前半13分、左サイドからのFKがペナルティエリア内にこぼれたところをFWオツコロ海桜(3年)がシュート。これはクロスバーに跳ね返された。続く同17分にはDF小林龍聖(3年)が右サイドを単騎突破して出したボールにMF掛水楓空(3年)が反応して際どいシュートを放つなど、敵陣に入ると迫力を見せていった。

 東京V Jrユースも縦への早さを生かした攻撃で先制点を狙う。前半20分にはゼイナーが中盤でボールをカットして速攻を仕掛け、沼田が抜け出してGKと1対1になりかけたが、左サイドから絞ってきたDF赤塚晴紀(3年)に対応されてシュートは放てず。一進一退の攻防が続いた前半はスコアレスのまま終了した。

 後半4分、FC LAVIDAがエースの一発で均衡を破った。10番で主将のオツコロがDF小林龍聖(3年)からの縦パスを前線で収め、そのまま相手を振り切ってペナルティエリア内右に侵入。やや角度のないところから右足を振ると、ボールはファーサイドネットを揺らして先制に成功した。

 先制したFC LAVIDAは後半11分、相手の変化をつけたCKからMF西田翔愛(3年)にシュートを放たれたが、ボールはわずかに枠の左に逸れていって難を逃れた。すると同15分、MF堀ノ内湊大(3年)が左足アウトサイドでペナルティエリア内に入れたボールを掛水が落とし、最後はオツコロがゴールに流し込んで大きな追加点を奪った。

冷静に流し込んだ

 東京V Jrユースは後半21分にFW石川大雅(3年)、沼田、MF西田翔愛(3年)と繋いで最後は沼田がシュートを放つも、ボールは左ポストを直撃して詰め寄れない。

沼田のシュートはポスト

 反対にFC LAVIDAは敵陣で試合を進めながら後半32分、オツコロのシュートがDF渡部直宏(3年)のスライディングブロックに当たり、そのこぼれ球を掛水が押し込みにいったがGK牧岡奏佑(3年)に阻まれる。さらにそのこぼれ球を堀ノ内がシュートしたが、枠に嫌われて3点目とはならなかった。

 終盤の後半35分、東京V Jrユースに大きな決定機。沼田のクロスをファーサイドで石川が合わせると、ポストに当たってゴール前にこぼれたボールをMF松並木絆吏(3年)がシュート。しかしFC LAVIDAがDF中山織汰(3年)、臼井、GK大鷲奏人(3年)の3人が素早く寄せる決死のブロックを見せてゴールラインを割らせず。ゼイナーが「良い攻撃はできていた」と語る東京V Jrユースはチャンスを複数作っていたが、FC LAVIDAの集中力が勝ってタイムアップを迎えた。

 FC LAVIDAの村松監督は今節を迎えるにあたって「前からの守備も含めて、最後ゴールを守るというところに対しては1週間やり続けた」。3人がかりのブロックで失点を防いだ場面についても、日々の積み重ねから「ちょっとした意識がああいうプレーになったのかなという感じですかね」と頷いた。

 試合を通しては、攻撃的なチームを相手にプレスの掛け方などで複数の守備プランを用意し、選手が選択。立ち上がりの劣勢から次第に盛り返して勝利を掴むゲーム運びとなった。指揮官は「ボランチ2人(MF田中凛大=2年と臼井)もすごく効いていましたし、ボール回収とかその辺りはすごく良かった」と振り返り、「選手の発信している姿を見ると良かったと思います」と手応えを口にした。

 村松監督は「(今日は)みんながチームを中心に考えてプレーしてくれた結果かなと思います。それがすごく一体感を生みますし、個人としてもちゃんとプレーできている」とする戦いぶりの継続を目指す姿勢。チームはオツコロが「1個上の先輩たちを超えられるように」と語るように、そうした積み重ねで昨季に続くU-15関東リーグ1部の2連覇に加え、悲願の日本一を明確な目標としている。

 今年度のFC LAVIDAは「みんな仲良いですし、誰かに物を言えないとかそういう関係性の選手たちがいない。良くないものは良くないし、良いものは良いしとみんなで言い合っている」という「すごく良いチーム」(村松監督)。頂点に立つべく、さらなる技術面の向上も図りながら一体感を持ってシーズンを駆け抜けていく構えだ。

(取材・文 加藤直岐)

●高円宮杯U-15リーグ2025特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中

加藤直岐
Text by 加藤直岐

「ゲキサカ」ショート動画

TOP