beacon

仲間に託す全国制覇…次戦出場停止で代表活動も控える神戸U-15主将MF花元誉絆「みんなが絶対やってくれる」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

MF花元誉絆(3年)

[8.20 クラセンU-15 京都U-15 1-2 神戸U-15 厚別サブ]

 ヴィッセル神戸U-15の主将MF花元誉絆(3年)は累積警告で日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会準々決勝が出場停止になった。U-15日本代表活動も控える中、「みんなが絶対やってくれる」と全国制覇の夢を託した。

 中盤でプレーする花元は経由地点として攻撃を展開する役割を担いながら、守備ではセカンドボールへの素早い反応などで相手に主導権を握らせない試合運びを演じた。「京都さんのロングボールが多かった中でセカンドボールの回収は個人的にも意識していましたし、攻撃の面では自分が受けないとチームのリズムが生まれないと思っていた」と花元。その上で得意だと話す守備では一定の手応えを感じつつ、終盤は相手が勢いづいたことも踏まえてボールを握ってのゲームコントロールを高めていくことを改善点に挙げた。

「自分がいかに相手のライン間を作れるかによって前線の選手たちが気持ちよくプレーできるかが変わってくると思うので、いかに前向きな状況を作れるかとか、良い配球ができるかは求められていることです。もっとできたなというのもありますし、もっとシュートだったりチャレンジする姿勢を今後意識できたらいいなと思います」

 神戸U-15は2-1で勝利して準々決勝に進出。この試合の後半アディショナルタイムに今大会初失点を喫したものの、全試合複数得点を記録するなど攻守で躍動している印象だ。キャプテンは「全員仲が良くて切磋琢磨しながらやっていけている」と強みを示し、「目の前の勝利を全員が掴もうとしているところと、全員が土台のハードワークや攻守の切り替えだったりとやらなければいけないところを協力しあって団結してできている」とうなずく。練習試合から日本一を意識して行えていたといい、「このような結果が出ているのはすごく良いことだと思うので、このまま自分たちの力を出して優勝までいけたら」と意気込んだ。

 ただ花元は今大会2枚目のイエローカードを受けてしまい、準々決勝は出場停止になった。加えて準決勝と決勝はU-15日本代表のウェールズ遠征と重なっているため欠場が濃厚。「僕はもう応援することしかできない」と悔しさを示しつつ、キャプテンとしてチームの中心に立ってきたからこそ仲間に全幅の信頼を寄せていることを強調した。

「このチームの良さは全員が同じ能力を持っていて差がないところだと思うので、誰が出ても同じプレーでチームとしての目的を果たせると思っています。そこは誰が変わっても一緒だと思っています。僕は信じるだけですけど、みんなが絶対にやってくれると思うので結果を楽しみにしたいです」

 その上で花元は、初招集となるU-15日本代表で全力を尽くす構えだ。「代表は自分が今年一番目標にしていたところ」と喜びを示しつつ、「(登録165cmで)身長的にも身体能力的にも相手よりも小さいと思いますし、チームの中でも小さいと思う」とも覚悟。そうした中で「自分がどれくらいやれるかをアピールしないといけないと思っているので、自分なりに今後選ばれ続けられる選手になるためにもしっかりアピールしたい」と力を込めた。

 U-12チームから神戸で主将を務めてきた花元は「自分がこの下部組織に入れていることは幸せなことだと思いますし、みんなもそう思っているので一歩でも一個上のステージにいけるように」とチームメイトと共に高みを目指す。そして「まずはヴィッセル神戸のトップチーム選手になることが一番の目標で、大好きなクラブでお世話になっているからこそ少しでもヴィッセルで良い姿を見せられるように頑張っていきたい」と話し、成長を重ねていく考えだ。

(取材・文 加藤直岐)

●第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
加藤直岐
Text by 加藤直岐

「ゲキサカ」ショート動画

TOP