チームと代表で飛び級常連…名古屋U-15DF竹内悠三は日本一で飛躍の中学年代締めくくりへ「もっともっとやっていかなければ」
飛躍の1年を送った2025年も残すは1試合。名古屋グランパスU-15のDF竹内悠三(3年=D.S.S)は「もっとリーダーシップを発揮して存在感がある選手にならないといけない」と気を引き締めながら日本一奪還を誓った。
竹内は名古屋U-18での活動が中心となった今季、U-18Bが参加するプリンスリーグ東海に出場しながら10月5日の神村学園高戦でプレミアリーグWESTデビュー。初出場でフル出場するとプロ内定選手も擁する相手を完封して勝利に貢献した。さらに飛び級でU-16日本代表の常連メンバーとなっており、2月、4月、7月、10月と代表活動に参加。8月にはリバプールU15と対戦したU-15 Jリーグ選抜でキャプテンを務めて2連勝を導くなど、貴重な経験を重ね続けてきた。
名古屋U-15には高円宮杯予選から合流したといい、東海リーグで4位に終わったチームはPK戦も経験しながら本大会出場権を獲得。竹内は続く全国大会で「3年間やってきたチームメイトだし最後の大会なので、みんなと1試合でも長くやれるようにやってきた」と同期と一緒にプレーできる喜びを感じながら、センターバックかつ主将としてチームを支えて15年ぶりとなる決勝進出を導いた。
もっとも竹内は準決勝で3-1の快勝に終えたものの、後半に前半の3倍となる9本のシュートを受けて1失点を喫したことを反省する。リバプールU15戦以来となる西が丘での試合になっていることも踏まえ、成長した姿を示したい考えだ。
「自分がリーダーシップをとって方向性を決めて守るだけじゃなくて攻撃に持っていくところで、まだまだ自分のコミュニケーションのところやリーダーシップをとって守るところで欠けていた。そこはもっと集中して意識してやっていきたい。リバプールU15と試合をさせてもらって代表やユースでもやらせてもらっている中、自分が今回ジュニアユースに戻っているところで自分はもっともっとやっていかなければいけない。リバプールU15戦で(経験を)得て成長している部分も多くあると思うので、そこを結果で示せるように決勝に向けてやっていきたい」
決勝ではU-15日本代表メンバーが複数所属する横浜F・マリノスジュニアユースと対戦する。竹内は攻撃的なチームでありつつ、大会屈指の得点力を誇るガンバ大阪ジュニアユースとの準決勝で最少失点に抑えた守備力もあると警戒。ただ「マリノスだからこうしようというものはなく、自分たちのサッカーができれば絶対に優勝できる」と力を込め、取り組んできた成果を決勝でぶつける構えだ。
夏の全国大会は32強敗退に終わったが、そこからチームの底上げができたという。竹内は個人としてもチームとしても「この1年を通して、そして3年間を通してすごく成長できている」と自信を示しながら、名古屋U-15でのラストマッチを2010年以来となる優勝で飾る意気込みだ。
(取材・文 加藤直岐)
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竹内は名古屋U-18での活動が中心となった今季、U-18Bが参加するプリンスリーグ東海に出場しながら10月5日の神村学園高戦でプレミアリーグWESTデビュー。初出場でフル出場するとプロ内定選手も擁する相手を完封して勝利に貢献した。さらに飛び級でU-16日本代表の常連メンバーとなっており、2月、4月、7月、10月と代表活動に参加。8月にはリバプールU15と対戦したU-15 Jリーグ選抜でキャプテンを務めて2連勝を導くなど、貴重な経験を重ね続けてきた。
名古屋U-15には高円宮杯予選から合流したといい、東海リーグで4位に終わったチームはPK戦も経験しながら本大会出場権を獲得。竹内は続く全国大会で「3年間やってきたチームメイトだし最後の大会なので、みんなと1試合でも長くやれるようにやってきた」と同期と一緒にプレーできる喜びを感じながら、センターバックかつ主将としてチームを支えて15年ぶりとなる決勝進出を導いた。
もっとも竹内は準決勝で3-1の快勝に終えたものの、後半に前半の3倍となる9本のシュートを受けて1失点を喫したことを反省する。リバプールU15戦以来となる西が丘での試合になっていることも踏まえ、成長した姿を示したい考えだ。
「自分がリーダーシップをとって方向性を決めて守るだけじゃなくて攻撃に持っていくところで、まだまだ自分のコミュニケーションのところやリーダーシップをとって守るところで欠けていた。そこはもっと集中して意識してやっていきたい。リバプールU15と試合をさせてもらって代表やユースでもやらせてもらっている中、自分が今回ジュニアユースに戻っているところで自分はもっともっとやっていかなければいけない。リバプールU15戦で(経験を)得て成長している部分も多くあると思うので、そこを結果で示せるように決勝に向けてやっていきたい」
決勝ではU-15日本代表メンバーが複数所属する横浜F・マリノスジュニアユースと対戦する。竹内は攻撃的なチームでありつつ、大会屈指の得点力を誇るガンバ大阪ジュニアユースとの準決勝で最少失点に抑えた守備力もあると警戒。ただ「マリノスだからこうしようというものはなく、自分たちのサッカーができれば絶対に優勝できる」と力を込め、取り組んできた成果を決勝でぶつける構えだ。
夏の全国大会は32強敗退に終わったが、そこからチームの底上げができたという。竹内は個人としてもチームとしても「この1年を通して、そして3年間を通してすごく成長できている」と自信を示しながら、名古屋U-15でのラストマッチを2010年以来となる優勝で飾る意気込みだ。
(取材・文 加藤直岐)
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