東京西部の街クラブ・AZ‘86東京青梅から続々プロ誕生…OBから直接受ける刺激も「グラウンドに来たときに一生懸命やってくれる」
[3.21 U-15T1リーグB第3節 FC杉野 2-1 AZ‘86東京青梅 浅川スポーツ公園G]
東京の西部で活動するAZ‘86東京青梅ジュニアユースから続々とプロが誕生している。オフシーズンにはOBがグラウンドに顔を出すといい、選手は先輩の活躍やともにプレーする姿から刺激を受けながら成長していく構えだ。
DCLサッカークラブとして設立したクラブは柏レイソルと提携した期間も経ながら、現在はAZ‘86東京青梅として青梅市を中心に活動中。高校進学後は全国高校サッカー選手権に出場する選手も多いほか、DF原輝綺(名古屋)やDF中野就斗(広島)、DF畑大雅(シントトロイデン)などのプロサッカー選手を輩出し、今月にはMF梅木翔斗(常葉大)の2027年鹿児島ユナイテッドFC加入内定も発表された。
選手はOBが大舞台で活躍する姿を画面越しで見るだけでなく、グラウンドでともにプレーする貴重な機会でも大きな刺激を受けているようだ。
「OBはシーズンオフに帰ってきてくれていて、グラウンドに来てくれるだけで特別感がある。プロはグラウンドに来たときに一生懸命やってくれるので、OBとしてそういった姿を見せてくれるのは彼ら(中学生)にとってすごい財産だと思っている。そういったことを積み重ねているクラブだからこそプロが出ているのでは。(プロの)一握りになるのは難しいけれど中学年代のみんなはそこをとにかく目指して一生懸命やってくれたら一番だなと思っています」(佐藤暁コーチ)
そうしたチームで新中学3年生となる世代は「ほんとうに真面目でひたむきにやる子たち」と佐藤コーチ。人の良さゆえに試合になるとやや萎縮してしまう点が課題だというが、実直に取り組む姿が印象的な選手たちは東京都リーグ最高峰のT1リーグを戦っている。
1勝1敗で迎えた21日の第3節では開幕2連勝中のFC杉野ジュニアユースと対戦した。押し込まれる時間帯が続いたなかで前半30分、速攻からMF川口英(新3年)が貴重な先制点。後半に入るとAZ‘86東京青梅が優勢に試合を進めていったが、後半9分にGK古谷龍太郎(新3年)が一発退場になってからは再び攻撃を受ける展開となり、最終的に1-2の敗戦となった。
それでも、佐藤コーチは集中した守備で失点を回避しながら先制点を奪ったことや、退場者が出る想定外の状況でも粘り強く戦った姿を評価。「子どもたちは前向きに取り組んでくれているので良い方向に進んでいると思っている」と総括した。
また、古谷はペナルティエリア外のファウルで退場になったものの、前半に訪れた2度の1対1のピンチでセーブするなど最後方からチームを支えていた。チームメイトから労いの言葉も受けていた古谷について、佐藤コーチも「一定の信頼はあるのであのプレーが良い、悪いではなく継続して頑張ってもらいたい」とエールを送る。もっとも緊急出場したGK日宇悠太(新3年)も2失点を喫した一方でミドルシュートをスーパーセーブで凌ぐプレーを見せており、守護神争いの激化も予測されるところ。佐藤コーチはGK同士で高め合っていくことにも期待していた。


AZ‘86東京青梅は昨年の高円宮杯で関東大会に出場したものの1回戦敗退。今季は夏冬揃っての関東大会出場を目指すとともに、昨季を上回る成績を目指していく意気込みだ。
その上で佐藤コーチは「チームとして中学3年間はもちろん、次のステージで自分を磨いていけるようにと指導している。勝利はもちろんのこと日々の積み重ねをちゃんとやってほしいなというところで、こなすだけじゃなくやりきって終わるような毎日を過ごしてほしい」。選手は将来のサッカー人生につながるように日々を送りながら、それぞれの目標に向かって研鑽を重ねていく。


(取材・文 加藤直岐)
東京の西部で活動するAZ‘86東京青梅ジュニアユースから続々とプロが誕生している。オフシーズンにはOBがグラウンドに顔を出すといい、選手は先輩の活躍やともにプレーする姿から刺激を受けながら成長していく構えだ。
DCLサッカークラブとして設立したクラブは柏レイソルと提携した期間も経ながら、現在はAZ‘86東京青梅として青梅市を中心に活動中。高校進学後は全国高校サッカー選手権に出場する選手も多いほか、DF原輝綺(名古屋)やDF中野就斗(広島)、DF畑大雅(シントトロイデン)などのプロサッカー選手を輩出し、今月にはMF梅木翔斗(常葉大)の2027年鹿児島ユナイテッドFC加入内定も発表された。
選手はOBが大舞台で活躍する姿を画面越しで見るだけでなく、グラウンドでともにプレーする貴重な機会でも大きな刺激を受けているようだ。
「OBはシーズンオフに帰ってきてくれていて、グラウンドに来てくれるだけで特別感がある。プロはグラウンドに来たときに一生懸命やってくれるので、OBとしてそういった姿を見せてくれるのは彼ら(中学生)にとってすごい財産だと思っている。そういったことを積み重ねているクラブだからこそプロが出ているのでは。(プロの)一握りになるのは難しいけれど中学年代のみんなはそこをとにかく目指して一生懸命やってくれたら一番だなと思っています」(佐藤暁コーチ)
そうしたチームで新中学3年生となる世代は「ほんとうに真面目でひたむきにやる子たち」と佐藤コーチ。人の良さゆえに試合になるとやや萎縮してしまう点が課題だというが、実直に取り組む姿が印象的な選手たちは東京都リーグ最高峰のT1リーグを戦っている。
1勝1敗で迎えた21日の第3節では開幕2連勝中のFC杉野ジュニアユースと対戦した。押し込まれる時間帯が続いたなかで前半30分、速攻からMF川口英(新3年)が貴重な先制点。後半に入るとAZ‘86東京青梅が優勢に試合を進めていったが、後半9分にGK古谷龍太郎(新3年)が一発退場になってからは再び攻撃を受ける展開となり、最終的に1-2の敗戦となった。
それでも、佐藤コーチは集中した守備で失点を回避しながら先制点を奪ったことや、退場者が出る想定外の状況でも粘り強く戦った姿を評価。「子どもたちは前向きに取り組んでくれているので良い方向に進んでいると思っている」と総括した。
また、古谷はペナルティエリア外のファウルで退場になったものの、前半に訪れた2度の1対1のピンチでセーブするなど最後方からチームを支えていた。チームメイトから労いの言葉も受けていた古谷について、佐藤コーチも「一定の信頼はあるのであのプレーが良い、悪いではなく継続して頑張ってもらいたい」とエールを送る。もっとも緊急出場したGK日宇悠太(新3年)も2失点を喫した一方でミドルシュートをスーパーセーブで凌ぐプレーを見せており、守護神争いの激化も予測されるところ。佐藤コーチはGK同士で高め合っていくことにも期待していた。


GK古谷龍太郎(新3年)は悔しい退場も好セーブ連発
AZ‘86東京青梅は昨年の高円宮杯で関東大会に出場したものの1回戦敗退。今季は夏冬揃っての関東大会出場を目指すとともに、昨季を上回る成績を目指していく意気込みだ。
その上で佐藤コーチは「チームとして中学3年間はもちろん、次のステージで自分を磨いていけるようにと指導している。勝利はもちろんのこと日々の積み重ねをちゃんとやってほしいなというところで、こなすだけじゃなくやりきって終わるような毎日を過ごしてほしい」。選手は将来のサッカー人生につながるように日々を送りながら、それぞれの目標に向かって研鑽を重ねていく。


(取材・文 加藤直岐)



