目標は7年前の成績超える日本一!! 2試合を経て成長した姿を示した石川県、愛知県に5発快勝で準決勝へ!!
[10.5 国スポ少年男子の部準々決勝 愛知県 0-5 石川県 甲賀市水口スポーツの森陸上競技場]
5日、「わたSHIGA輝く国スポ2025第79回国民スポーツ大会」のサッカー競技少年男子の部は準々決勝を実施。甲賀市水口スポーツの森陸上競技場で行われた愛知県と石川県の一戦は、MF前江田響輝(金沢U-18/1年)の先制点を皮切りに得点を重ねた石川県が5-0で勝利した。
石川県にとっては準優勝した2018年の「福井しあわせ元気国体」以来となるベスト8進出。チームの指揮を執る木戸口肇監督(小松市立高)から「ここまで来たなら自信を持ってやろう。楽しんで自分たちがやってきたことにチャレンジしよう」と背中を押され、ピッチに送り出された選手たちは試合序盤から躍動する。ビハインドを追い付き、PK戦まで持ち込んで勝利をつかんだこれまでの2試合とは違い、終始試合の主導権を握っての大勝となった。
苦戦続きだった1、2回戦との違いは自陣からのビルドアップだ。昨年高円宮U-15でベスト8入りを果たした金沢U-15出身選手が多く、足元の技術は高い。テンポよく繋ぐサッカーを志しながらもこれまでは前から奪いに来る相手に苦しんでいたが、この日の愛知県は奪いに来なかったため、MF北村蕾芽(金沢学院大附高/2年)、MF多葉田侑吏(金沢U-18/1年)のダブルボランチを中心にテンポよくボールを動かしながら、機を見てFW増田優牙(鵬学園高/2年)、FW藤谷凪杜(鵬学園高/1年)にクサビを当てて攻め込んでいく。
最初の決定機は前半17分。右サイドでボールを持った前江田がカットインから放ったシュートがDFに当たってCKを獲得。DF藤谷琉(金沢U-18/1年)が上げたボールのこぼれ球を前江田が豪快に左足で叩き込み、石川県が幸先の良いスタートを切った。
「立ち上がり、フワッと試合に入ってしまった。失点してギアを上げようとしたのですが、なかなか上がらず後ろに重くなってしまい、相手のやりたいこともやらせてしまった」。反省を口にするのは愛知県の主将を務めたMF恒吉良真(名古屋U-18/2年)。上手く攻撃ができない中でも29分にはMF白男川羚斗(名古屋U-18/2年)、FW八色隼人(名古屋U-18/1年)と繋いだボールを相手DFの背後に展開。恒吉が抜け出そうとしたが、DF中西蔵之佐(星稜高/1年)のスライディングに阻まれた。
流れが愛知県に傾くかと思われたが、後半2分には石川県がパスを繋いでピッチの右から左に横断。最後は増田からのボールに反応した北村が上手くトラップでDFをかわすと左足シュートをゴールの右隅に突き刺した。勢いに乗った7分にもルーズボールを拾った増田から左に展開。スペースで受けたDF宮田葉玖斗(星稜高/1年)のシュートが愛知県のDFに当たりながらもゴールネットを揺らし、3点目となった。
以降は愛知県に攻め込まれる場面もあったが、「後半はチーム全員で『失点なしで』と声を掛けていた」(増田)石川県は最後まで守備の集中力を切らさない。逃げ切るのではなく最後まで攻め続ける姿勢を示し、16分には左でのパス交換から藤谷が豪快なシュートを叩き込む。33分にはクリアボールから途中出場のFW下澤到矢(金沢U-18/1年)が相手エリアを独走し、ゴールを奪った。
終わってみれば5-0の快勝。攻撃を牽引した増田は「これまでの2試合はともに先制されていて、最後に追い付いていた。あの2試合によってみんなが成長して、愛知県に挑むことができた。これまでは自分たちのペースではない試合が続いたけど今日はうまくボールを回すことができて、良い勝利だった」と笑みを浮かべた。
会心のパフォーマンスを披露した選手たちに満足した様子は見られない。「ファイナリストを目指している。新しい歴史を作れたら」と木戸口監督が口にする通り、7年前の成績を超える日本一が目標で、残り2試合も気を緩めるわけにはいかない。「勝ったことを1回忘れて、自分たちはまだまだなので準決勝は気合を入れ直しなので勝ちたい」と増田は意気込んだ。
(取材・文 森田将義)
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5日、「わたSHIGA輝く国スポ2025第79回国民スポーツ大会」のサッカー競技少年男子の部は準々決勝を実施。甲賀市水口スポーツの森陸上競技場で行われた愛知県と石川県の一戦は、MF前江田響輝(金沢U-18/1年)の先制点を皮切りに得点を重ねた石川県が5-0で勝利した。
石川県にとっては準優勝した2018年の「福井しあわせ元気国体」以来となるベスト8進出。チームの指揮を執る木戸口肇監督(小松市立高)から「ここまで来たなら自信を持ってやろう。楽しんで自分たちがやってきたことにチャレンジしよう」と背中を押され、ピッチに送り出された選手たちは試合序盤から躍動する。ビハインドを追い付き、PK戦まで持ち込んで勝利をつかんだこれまでの2試合とは違い、終始試合の主導権を握っての大勝となった。
苦戦続きだった1、2回戦との違いは自陣からのビルドアップだ。昨年高円宮U-15でベスト8入りを果たした金沢U-15出身選手が多く、足元の技術は高い。テンポよく繋ぐサッカーを志しながらもこれまでは前から奪いに来る相手に苦しんでいたが、この日の愛知県は奪いに来なかったため、MF北村蕾芽(金沢学院大附高/2年)、MF多葉田侑吏(金沢U-18/1年)のダブルボランチを中心にテンポよくボールを動かしながら、機を見てFW増田優牙(鵬学園高/2年)、FW藤谷凪杜(鵬学園高/1年)にクサビを当てて攻め込んでいく。
最初の決定機は前半17分。右サイドでボールを持った前江田がカットインから放ったシュートがDFに当たってCKを獲得。DF藤谷琉(金沢U-18/1年)が上げたボールのこぼれ球を前江田が豪快に左足で叩き込み、石川県が幸先の良いスタートを切った。
「立ち上がり、フワッと試合に入ってしまった。失点してギアを上げようとしたのですが、なかなか上がらず後ろに重くなってしまい、相手のやりたいこともやらせてしまった」。反省を口にするのは愛知県の主将を務めたMF恒吉良真(名古屋U-18/2年)。上手く攻撃ができない中でも29分にはMF白男川羚斗(名古屋U-18/2年)、FW八色隼人(名古屋U-18/1年)と繋いだボールを相手DFの背後に展開。恒吉が抜け出そうとしたが、DF中西蔵之佐(星稜高/1年)のスライディングに阻まれた。
流れが愛知県に傾くかと思われたが、後半2分には石川県がパスを繋いでピッチの右から左に横断。最後は増田からのボールに反応した北村が上手くトラップでDFをかわすと左足シュートをゴールの右隅に突き刺した。勢いに乗った7分にもルーズボールを拾った増田から左に展開。スペースで受けたDF宮田葉玖斗(星稜高/1年)のシュートが愛知県のDFに当たりながらもゴールネットを揺らし、3点目となった。
以降は愛知県に攻め込まれる場面もあったが、「後半はチーム全員で『失点なしで』と声を掛けていた」(増田)石川県は最後まで守備の集中力を切らさない。逃げ切るのではなく最後まで攻め続ける姿勢を示し、16分には左でのパス交換から藤谷が豪快なシュートを叩き込む。33分にはクリアボールから途中出場のFW下澤到矢(金沢U-18/1年)が相手エリアを独走し、ゴールを奪った。
終わってみれば5-0の快勝。攻撃を牽引した増田は「これまでの2試合はともに先制されていて、最後に追い付いていた。あの2試合によってみんなが成長して、愛知県に挑むことができた。これまでは自分たちのペースではない試合が続いたけど今日はうまくボールを回すことができて、良い勝利だった」と笑みを浮かべた。
会心のパフォーマンスを披露した選手たちに満足した様子は見られない。「ファイナリストを目指している。新しい歴史を作れたら」と木戸口監督が口にする通り、7年前の成績を超える日本一が目標で、残り2試合も気を緩めるわけにはいかない。「勝ったことを1回忘れて、自分たちはまだまだなので準決勝は気合を入れ直しなので勝ちたい」と増田は意気込んだ。
(取材・文 森田将義)
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