国士舘大1年生MF池田悠一が仙台凱旋マッチでアシスト!「悔しさを晴らせるように」昨季チームも個人でも届かなかった日本一へ
[9.9 総理大臣杯準決勝 国士舘大3-2東海学園大 みやぎ生協めぐみ野フットボール場 Aグラウンド]
“凱旋マッチ”で先制点をアシストした。国士舘大(関東4)は前半22分、右CKの流れからFW小西脩斗(4年=流通経済大柏高)のマイナスパスを受けたMF池田悠一(1年=仙台ユース)がファーサイドへクロス。DF伊川侃太朗(2年=国士舘高)がヘディングで合わせ、試合を動かす先制点を決めた。
地区予選のアミノバイタルカップ関東3位決定戦でアシストした場面がフラッシュバックしたという。流通経済大との試合では、0-2で迎えた後半18分、池田がDF嶋村悠(4年=高松東高)の得点をアシストしていた。「ワンタッチで優しく奥に入れたら、誰か入れてくれるかなと思った」。今回も同じように、ファーサイドへ正確なボールを送り込んだ。点の取り合いとなった熱戦の中で、先にリードを奪えたことは大きかった。
「自分は仙台ユース出身で、宮城の地でやることについては、思いが一番強いと思う。結果を求めないと、国士舘という人数の多い組織の中では生き残っていけない。そういうところにこだわっていたので、アシストが取れてよかったです」


仙台ユースでは背番号8を背負い、攻守の要としてプレーした。高校3年生の夏に戦ったクラブユース選手権では準優勝を経験。主将DF永井大義とエースFW古屋歩夢はトップ昇格を果たし、古屋は百年構想リーグの開幕戦でゴールを決めるなど、早くも結果を残している。「自分も同じ舞台に立って同じように活躍しないといけないという焦りというか悔しさがある」。かつての仲間たちからも刺激を受けている。
高いレベルでサッカーを続けるため、関東1部の大学への進学を希望した。その中で国士舘大は、当初は古屋に声がかかっていたものの、池田が一緒に練習参加することをお願いしたことをきっかけに評価され、進学が決まったという。「レベルが高いのは分かった上で入ったけど、思ったよりすごいと感じた」。当初は面食らうことも多かったようだが、アミノバイタルカップ、そして総理大臣杯と徐々に先発での出場機会を増やしている。
そして古屋とはまた違ったタイプのストライカーと一緒にプレーすることで、池田自身のサッカー観にも新たな刺激が加わっている。国士舘大のFW本間凜(4年=関東一高/川崎F内定)は、今大会4試合で7得点と大爆発。間近で見る先輩の姿に、池田からも「チームのために戦う姿は日本でもトップレベルの選手だなと思っている」と感嘆の声が漏れる。
何より、本間から感じる「謙虚さ」を見習いたいという。「謙虚な姿勢があるから結果も残せる。自分もこれからも謙虚さを忘れずにやっていきたい」。そして迎える12日の決勝戦。チームとしては昨年末の大学選手権(インカレ)で準優勝、個人としても昨夏に掴めなかった日本一に向け、「悔しさを晴らせるようにしたい」と意気込みを語った。


(取材・文 児玉幸洋)
●第50回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集
“凱旋マッチ”で先制点をアシストした。国士舘大(関東4)は前半22分、右CKの流れからFW小西脩斗(4年=流通経済大柏高)のマイナスパスを受けたMF池田悠一(1年=仙台ユース)がファーサイドへクロス。DF伊川侃太朗(2年=国士舘高)がヘディングで合わせ、試合を動かす先制点を決めた。
地区予選のアミノバイタルカップ関東3位決定戦でアシストした場面がフラッシュバックしたという。流通経済大との試合では、0-2で迎えた後半18分、池田がDF嶋村悠(4年=高松東高)の得点をアシストしていた。「ワンタッチで優しく奥に入れたら、誰か入れてくれるかなと思った」。今回も同じように、ファーサイドへ正確なボールを送り込んだ。点の取り合いとなった熱戦の中で、先にリードを奪えたことは大きかった。
「自分は仙台ユース出身で、宮城の地でやることについては、思いが一番強いと思う。結果を求めないと、国士舘という人数の多い組織の中では生き残っていけない。そういうところにこだわっていたので、アシストが取れてよかったです」


仙台ユースでは背番号8を背負い、攻守の要としてプレーした。高校3年生の夏に戦ったクラブユース選手権では準優勝を経験。主将DF永井大義とエースFW古屋歩夢はトップ昇格を果たし、古屋は百年構想リーグの開幕戦でゴールを決めるなど、早くも結果を残している。「自分も同じ舞台に立って同じように活躍しないといけないという焦りというか悔しさがある」。かつての仲間たちからも刺激を受けている。
高いレベルでサッカーを続けるため、関東1部の大学への進学を希望した。その中で国士舘大は、当初は古屋に声がかかっていたものの、池田が一緒に練習参加することをお願いしたことをきっかけに評価され、進学が決まったという。「レベルが高いのは分かった上で入ったけど、思ったよりすごいと感じた」。当初は面食らうことも多かったようだが、アミノバイタルカップ、そして総理大臣杯と徐々に先発での出場機会を増やしている。
そして古屋とはまた違ったタイプのストライカーと一緒にプレーすることで、池田自身のサッカー観にも新たな刺激が加わっている。国士舘大のFW本間凜(4年=関東一高/川崎F内定)は、今大会4試合で7得点と大爆発。間近で見る先輩の姿に、池田からも「チームのために戦う姿は日本でもトップレベルの選手だなと思っている」と感嘆の声が漏れる。
何より、本間から感じる「謙虚さ」を見習いたいという。「謙虚な姿勢があるから結果も残せる。自分もこれからも謙虚さを忘れずにやっていきたい」。そして迎える12日の決勝戦。チームとしては昨年末の大学選手権(インカレ)で準優勝、個人としても昨夏に掴めなかった日本一に向け、「悔しさを晴らせるようにしたい」と意気込みを語った。


(取材・文 児玉幸洋)
●第50回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集



