東海学園大GK笹崎翔矢「止めるだけじゃ意味がない」 教わるのではなく考え続けた4年間でつかんだプロ切符
GK
[9.9 総理大臣杯準決勝 国士舘大3-2東海学園大 みやぎ生協めぐみ野フットボール場 Aグラウンド]
結果的に3失点を喫して敗れたものの、好守の印象が強く残るゲームとなった。浴びたシュートは自軍の3倍以上となる15本。GK笹崎翔矢(4年=中央学院高/栃木SC内定)は好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍をみせていた。
「自分は止めたけど、こういうところでチームを勝たせられるGKにならないと、止めるだけじゃ意味がない。悔しいだけ。(プロ内定選手として)違いをみせたいなと思っていたので、キックやビルドアップ、ハイボールのクロス対応は上手いと思われるようにやっていたけど、まだまだだなと思った。これじゃプロで通用しない。もっとやっていかないとと感じました」


千葉県の中央学院高と愛知県の東海学園大。直線距離にして300km近く離れる土地の両校だが、プロ選手を輩出する縁の深いルートとなっている。過去にもFW榎本大輝(岡崎)やMF児玉駿斗(徳島)が卒業後に名古屋に入団。今年も名古屋入りを決めるDF大磯竜輝が在籍する。そして笹崎も7月31日に卒業後の栃木SC入りを発表した。
身長188cm、体重80kgと体格に恵まれ、俊敏性のあるプレーもみせる笹崎は、高校時代からプロクラブの関心を集めた。直接のオファーはなかったが、ジェフユナイテッド千葉への練習参加では「プロの基準や強度を感じることができた」という。県内の同学年には流通経済大柏高にGKデューフエマニエル凛太朗(流通経済大4年/京都内定)がいたが、「劣っているとは思っていなかった」と、自信を持ってプレーしていた。
大学進学後も「プロ基準」をブラさずに鍛錬を積んできた。ただ、大学にはGKコーチがいない環境だった。「自分の中で苦しい4年間だった。その中でいろんな縁があって、曲げずに地道な練習をしてきた。GKコーチがいないので、GK同士で練習メニューを考えたり、試合の振り返りも『ここどうだった』とか、いろんな意見を言いながらやってきた。教えてくれる人はいなかったけど、その分、自分たちで考える力は身についたかなと思います」。


大学生活もあとわずかとなったが、少しでもレベルアップを図り、プロの舞台へ挑むつもりだ。今大会では関東リーグと関西リーグの前期首位チームと対戦。「正直、(実力は)変わらない」という感覚も持てたが、「関東や関西はこういう試合を毎週毎週リーグ戦でやっている。自分たちが基準を持ち帰ることで、東海地区全体の力を上げて、もっと勝っていけるようにしていきたい」と力に変える。
キーワードは「恩返し」。4年間、「お前は伸びしろがある、ポテンシャルがある」と声をかけ続けてくれた安原成泰監督への感謝はもちろん、4年間ともに過ごした仲間や、高校時代から支えてくれた人たちへの感謝も忘れてはいない。「関わってくれた方すべてに恩返しがしたい。ここで感じた強度と基準を保ちながら、後期は圧倒してインカレでリベンジしたいと思います」。感謝を結果で示すため、笹崎は最後の大学シーズンを全力で駆け抜ける。
(取材・文 児玉幸洋)
●第50回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集
結果的に3失点を喫して敗れたものの、好守の印象が強く残るゲームとなった。浴びたシュートは自軍の3倍以上となる15本。GK笹崎翔矢(4年=中央学院高/栃木SC内定)は好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍をみせていた。
「自分は止めたけど、こういうところでチームを勝たせられるGKにならないと、止めるだけじゃ意味がない。悔しいだけ。(プロ内定選手として)違いをみせたいなと思っていたので、キックやビルドアップ、ハイボールのクロス対応は上手いと思われるようにやっていたけど、まだまだだなと思った。これじゃプロで通用しない。もっとやっていかないとと感じました」


千葉県の中央学院高と愛知県の東海学園大。直線距離にして300km近く離れる土地の両校だが、プロ選手を輩出する縁の深いルートとなっている。過去にもFW榎本大輝(岡崎)やMF児玉駿斗(徳島)が卒業後に名古屋に入団。今年も名古屋入りを決めるDF大磯竜輝が在籍する。そして笹崎も7月31日に卒業後の栃木SC入りを発表した。
身長188cm、体重80kgと体格に恵まれ、俊敏性のあるプレーもみせる笹崎は、高校時代からプロクラブの関心を集めた。直接のオファーはなかったが、ジェフユナイテッド千葉への練習参加では「プロの基準や強度を感じることができた」という。県内の同学年には流通経済大柏高にGKデューフエマニエル凛太朗(流通経済大4年/京都内定)がいたが、「劣っているとは思っていなかった」と、自信を持ってプレーしていた。
大学進学後も「プロ基準」をブラさずに鍛錬を積んできた。ただ、大学にはGKコーチがいない環境だった。「自分の中で苦しい4年間だった。その中でいろんな縁があって、曲げずに地道な練習をしてきた。GKコーチがいないので、GK同士で練習メニューを考えたり、試合の振り返りも『ここどうだった』とか、いろんな意見を言いながらやってきた。教えてくれる人はいなかったけど、その分、自分たちで考える力は身についたかなと思います」。


大学生活もあとわずかとなったが、少しでもレベルアップを図り、プロの舞台へ挑むつもりだ。今大会では関東リーグと関西リーグの前期首位チームと対戦。「正直、(実力は)変わらない」という感覚も持てたが、「関東や関西はこういう試合を毎週毎週リーグ戦でやっている。自分たちが基準を持ち帰ることで、東海地区全体の力を上げて、もっと勝っていけるようにしていきたい」と力に変える。
キーワードは「恩返し」。4年間、「お前は伸びしろがある、ポテンシャルがある」と声をかけ続けてくれた安原成泰監督への感謝はもちろん、4年間ともに過ごした仲間や、高校時代から支えてくれた人たちへの感謝も忘れてはいない。「関わってくれた方すべてに恩返しがしたい。ここで感じた強度と基準を保ちながら、後期は圧倒してインカレでリベンジしたいと思います」。感謝を結果で示すため、笹崎は最後の大学シーズンを全力で駆け抜ける。
(取材・文 児玉幸洋)
●第50回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集


