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前橋育英相手に圧倒するような入りから2点先取も逆転負け。高川学園は青森山田戦勝利を成し遂げた先輩たちのように「ちゃんと勝ち切る」チームに

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前半30分、高川学園高はMF宮城太郎(3年=サガン鳥栖U-15唐津出身)が右足PKを決めて2-0としたが…(写真協力=『高校サッカー年鑑』)。

[7.26 インターハイ1回戦 前橋育英高 3-2 高川学園高 JヴィレッジP2]

 昨冬に続く衝撃的な勝利を果たすことはできなかった。高川学園高(山口)は選手権優勝校で、年代別日本代表や高校選抜クラスのタレントを複数擁する前橋育英高(群馬)に挑戦。立ち上がりからビッグチャンスを作ると、5分にはMF濱本夏輝(3年)がスーパーミドルを決めて勢いを増した。

 MF宮城太郎主将(3年)が「入り圧倒するっていうのは自分たちの色でもあるんで、その部分はしっかり出せたんで良かったです」と振り返る立ち上がり。前から圧力を掛け、相手のくさびのパスをCB三嶋泰司(3年)やCB水田岬希(3年)が強く潰しに行くなど前橋育英に思うような攻撃をさせなかった。

 相手がサイドを変えたり、揺さぶりを掛けて来る中でも集中した守りと、U-17日本高校選抜のエースFW大森風牙(3年)を軸とした縦に速い攻撃を継続。すると、前半30分には左ゴールライン付近でMF矢野太陽(3年)が相手DFと入れ替わり、PKを獲得する。これを宮城が右足で決めて2-0。だが、リードを広げたことでわずかな隙が生じてしまう。

 宮城は「(2点差にしてから)もう1回チームがやるべきことをやっていかないと、こういう結果になるのかなと思います」と分析する。34分にPKを与えて失点。35+4分には相手の連続攻撃に対してゴール前で粘ったものの、こぼれ球を押し込まれて同点に追いつかれてしまう。

 そして、後半開始直後に3失点目。後半は中盤を活用する回数が増え、「自分からチャンス作ってというところで、それがチームの良さでもあるので、そういう部分で自分の色は出せたかなと思います」という宮城の好パスからチャンスも生まれた。

 交代出場のFW倉光章介(1年)がトラップでDFをかわしてからニアへの左足シュートを放ち、試合終了間際にも対角の強烈な左足シュート。決定的なピンチを作られながらもGK高城柊哉(3年)の好守などで凌ぎ、その宮城の左足キックや大森の競り合いの強さも活かして同点ゴールを目指し続けた。

 だが、宮城が「最後のクオリティの部分で、ゴール前までは行けるけど、そこからの崩しとか、そういう部分で相手と差は感じました」というように、前橋育英に差をつけられて惜敗。高川学園は昨年度の選手権初戦で前回王者・青森山田高を2-1で下して強烈なインパクトを残したが、先輩たちのような白星を挙げることはできなかった。

 宮城は「今回みたいにいい試合で終わるんじゃなくて、いい試合をした中でちゃんと勝ち切るっていうことが青森山田戦はできたかなと思うんで。(全国トップクラスの相手でも)先輩たちが戦うってところを示してくれたんで、自分たちはもっと練習の中でやっていかないといけないかなって思います」。試合を通して戦い抜く力、勝ち切る力を身に着けて、冬は自分たちが主役になる。

前半30分、MF矢野太陽がDFと入れ替わり、PKを獲得

2-0にしたが、その後に生じたわずかな隙

冬は前橋育英にも勝ち切るチームに


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(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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