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退場者を出して桐光学園に苦戦の尚志、12人目までもつれ込む苦手のPK戦制して8強入り!!

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数的不利に陥った尚志高がPK戦を制してベスト8進出!!

[7.29 総体3回戦 尚志高 1-1(PK10-9) 桐光学園高 JヴィレッジP2]

 令和7年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技の3回戦で、尚志高(福島1)が桐光学園高(神奈川1)と対戦し、1-1で迎えたPK戦を10-9で制した。30日の準々決勝では、帝京長岡高(新潟)と対戦する。

 尚志が苦しい試合を物にした。序盤は、相手よりも先にショートパスをつないでリズムの良い攻撃を展開。前半10分、中央左寄りの位置でFW若林衣武希(2年=シュートJrユースFC)がドリブルから対角へパスを送ると、右からMF臼井蒼悟(3年=栃木サッカークラブ U-15)が前に持ち込んで豪快にシュートをたたき込み、先制点を奪った。

 臼井の2試合連続得点で尚志ペースで試合は進むかと思われた。27分にもMF阿部大翔(3年=アトラエンセFC平塚)のパスで抜け出したFW根木翔大(3年=フットボールクラブフレスカ神戸)がドリブルでGK斎藤准也(3年=川崎フロンターレU-15)をかわす決定機があったが、角度が無く、シュートは無人のゴールを横切り、追加点は奪えなかった。

 リードした尚志が少し慎重に試合を進める形になると、桐光学園がじわりじわりと反撃。29分、尚志が浮き球の処理を誤って後方へ流し、自陣ゴールポストを直撃。桐光学園は、この隙を見逃さず、MF松岡奏友(3年=名古屋グランパスUー15)がボールをキープし、フォローに来たFW西城大翔(2年=東急SレイエスFC U-15)がシュートを決めて同点に追いついた。桐光学園が盛り返した前半の終了間際、尚志はMF阿部が連続で警告を受けて、退場となった。

 後半は、数的優位の桐光学園が押し込んだ。5分、早くも決定機が訪れた。右サイドに抜け出したFW倉持慶太(3年=SOLTILO TOKYO FC)から背面パスを受けた西城がシュートを狙ったが、尚志のGK門井宏樹(3年=クラブ・ドラゴンズ柏 U-15)が好守。尚志は、11分に自陣左サイドでボールを奪ったMF田上真大(3年=シュートJrユースFC)のミドルパスに根木が抜け出し、臼井につないだ場面はチャンスだったが、強いシュートを打ち切れなかった。

 互角の展開を見せたのは、ここまで。その後は、桐光学園が一方的に押し込んだ。右サイドに投入されたMF山田留偉(3年=川崎フロンターレU-15)を起点に、倉持や西城が関わって中央へ侵入。しかし、尚志は主将を務めるDF西村圭人(3年=アルビレックス新潟U-15)が「(退場した阿部)大翔を絶対にベスト8に連れて行くという強い思いがあったので、チーム一丸で守れた。最後は、中央。サイドをやられても焦らず、中央でゴール前に壁を作る気持ちでやっていた」と話したとおり、GK門井や後半から投入されたDF松澤琉真(3年=FC東京U-15深川)も体を張ってゴールを死守。桐光学園は、33分にDF武山陽介(3年=FC東京U-15むさし)の左CKがクロスバーをたたくなど攻め続けたが、ゴールはならず。結局、1-1のままPK戦に突入した。

 PK戦は、後攻の桐光学園が1番手で失敗したが、尚志も4番手でポストに嫌われて失敗。5人では決着がつかず、サドンデスに突入した。先攻の尚志は、9番手が桐光学園GK斎藤に止められて窮地。しかし、決めれば勝ちの状況を迎えた桐光学園のシュートは枠外。互いのGKを含めて10人が蹴っても勝負がつかず、2巡目に突入した。勝負が決まったのは、12番手。尚志は、根木が2度目のPKを成功させると、GK門井が右へ跳んでついにセーブ。代々、苦手としてきたPK戦で勝利をもぎ取った。

 尚志の仲村浩二監督は「相手の圧力が強くなったときに、心の焦りが出てしまい、ファウルで退場になったのかなと思う。(身体だけでなく)心も、もうちょっと良い準備をしないと。失点場面も、声をかければいい場面。まだ未熟」と課題を指摘したが、「でも、よくやってくれた」と数的不利でも粘りを見せたイレブンを称えた。準々決勝の帝京長岡戦は、累積警告での出場停止や負傷者もいる中での戦いになるが「下級生にも面白い選手はいる。明日は奇襲をかけてみようかな」と煙幕を張った。大ピンチをしのいで勝ち上がった思い切りの良さを見せられるか、注目だ。
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(取材・文 平野貴也)

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平野貴也
Text by 平野貴也

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