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[MOM5526]大津DF小森太斗(3年)_例年に比べると小柄なCB。戦う術を磨き、1-0の勝利に攻守で貢献

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大津高CB小森太斗(3年=サガン鳥栖U-15唐津出身)は完封勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.21 九州高校総体準決勝 鹿児島城西高 0-1 大津高 福岡フットボールセンターCコート]

 プレミアリーグ勢の大津高(熊本1)は、プリンスリーグ九州1部で無敗首位の鹿児島城西高(鹿児島2)を1-0で撃破。ダブル主将の一人、CB小森太斗(3年=サガン鳥栖U-15唐津出身)はCB木下斗稀(3年)らとともに注目FW境勇翔(3年)擁する相手をシュート1本に封じ込んだ。

 小森は背後を狙って来る相手に対して的確な対応。シーズン序盤は失点数が増えていたが(プレミアリーグWEST5試合で12失点)、アジリティを強化した成果も出て、その後の4試合は計1失点と失点数を少なくすることに成功している。

 小森は176cm、64kgで特別なサイズがある訳では無い。昨年のCB松野秀亮(現・筑波大)、CB今井獅温(現・鹿屋体育大)、一昨年度のCB五嶋夏生(現・筑波大)に比べると10cm以上小柄だ。

 だが、「しっかり重心低く落として、ボールが来る前の駆け引きであったりっていうのは自分の中で意識していて、相手の足元に入る前に相手の前に入ってインターセプトしたりっていうのは、自分の中で結構できている。相手との同数であっても、しっかり1対1のところで負けずにっていうのは、自分の成長」というように、自分よりも大きい、強い相手でも負けない術も磨いて堅守・大津の最終ラインを支えている。

 この日もスピードのある鹿児島城西の攻撃に対し、朝練から常にコミュニケーションを取っているという木下と協力しながら背後のスペースをケア。本人は「背後に抜け出されて失点しそうな場面を作られてしまったので、そこはこれからの課題」と満足していなかったが、それでも要所を封じ、無失点勝利を果たした。

 その小森はビルドアップでも軸に。左足のタッチ、フィードが安定したことでこの日も余裕を持ってボールを中盤、サイドの味方選手、前線のスペースへと動かしていた。「(今日は、木下とともに)自分たちがフリーで持てる時間が多かったので、自分たちのパスの供給が勝利の鍵になるかなと思っていました」。その予想通り、決勝点もDFラインからのロングフィードが起点に。山城朋大監督はチームの先陣を切って声を発する小森、木下の両CBの成長も評価していた。

 偉大な先輩たちのようになることは簡単なことではない。それでも小森は現在、先輩たちにも負けていない部分について、「自分たちは身長低い中でも、やるべきことをやって、地上戦でしっかり潰し切るというのができているんで、そこは先輩方にも負けてない部分かなと思っています。(小森の真面目さも光るが、)謙虚さっていうのは大事かなって守備の部分では思うし、しっかり走り切るっていう真面目さも負けてないなと思います」という。

 ただし、より勝利に貢献するためにはまだまだレベルアップが必要だ。「(インターハイでは)まだまだ、もっとビルドアップの部分は安定しないといけないと思うし、もっともっと数的不利の中でも守り切る選手になるっていう部分で、もっと成長しないといけない」と小森。無失点で抑えると同時に、先輩たちのように得点を決めることも貪欲に求めてチームを勝たせるようなCBになる。

大津はダブル主将の一人、CB小森太斗が正確な配球

(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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