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[デンチャレ]MF吉良優音(仙台大)が東北選抜に流れ呼び込む鮮やかループ弾!「自分もやらないと」選手権4強の後輩たちに刺激

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ループ弾を蹴り込むMF吉良優音

[2.19 デンチャレプレーオフ 四国選抜1-2東北選抜 時之栖A]

 鮮やかなループシュートだった。1点を先行されて迎えた前半22分、東北選抜は右サイドのMF鈴木大翔(仙台大2年=尚志高)のマイナスパスを、エリア内に入ったところで受けたMF吉良優音(仙台大3年=東海大相模高)が右足ループシュートを蹴り込んだ。

 後半に逆転弾を決めたMF新谷一真(仙台大3年=尚志高)も「吉良がゴラッソを決めてくれたので流れに乗れた」と話したように、流れを取り戻すには十分な一撃だった。吉良は「強いシュートを打てるわけじゃないので、練習からGKの意表をついたシュートを狙っている。狙い通りだった」と胸を張った。

 後輩たちの活躍に刺激を貰った。今冬に行われた全国高校サッカー選手権に母校の東海大相模が初出場を果たすと、ベスト4進出の快進撃をみせた。OBとして学校に顔を出すこともあるという吉良は、国立競技場で行った準決勝の流通経済大柏戦を現地観戦。「自分もやらないといけないな」と活力をもらったという。

 また12月に行われた大学選手権(インカレ)では、中学(横浜FC戸塚)、高校と背中を追ったMF増田鈴太郎(東洋大→ヴィアティン三重)が大活躍。こちらにも大きな刺激を受けた。「自分はプロを目指している。自分の可能性を広げるためにもプレーオフを勝ち進んで、本戦でも結果を残したい」。最大の武器だと話す「プレーの独創性」に磨きをかけることで、プロ入りに向けた成長を続ける。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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