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[MOM1039]四国選抜FW梶原彗汰(聖カタリナ大3年)_望みを繋いだ連日弾「個人で勝てないならチームで」昨年度“関東Bの衝撃”に学び

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連日のゴール奪取となったW梶原彗汰(聖カタリナ大3年=愛媛U-18)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.20 デンチャレプレーオフ 北海道選抜0-1四国選抜 時之栖A]

 2戦連続となるゴールで望みを繋げた。四国選抜は後半25分、MF長尾航太(高知大2年=岡山U-18)のスルーパスで相手の背後を取ったFW梶原彗汰(聖カタリナ大3年=愛媛U-18)が右足で豪快にゴールネットを揺らした。

「今日負けたら絶対ダメという状況で、自分が決めるという意思は強く持って入った。1対1をしっかりと決められたのは良かったです」

 昨年度は衝撃的な経験をした。四国選抜は昨年、本戦出場まであと一歩と迫るプレーオフ決勝まで進んだが、関東選抜Bに1-8の大敗。本戦出場とはならなかった。もっとも関東選抜Bはプロ選手予備軍で、DF家坂葉光(→岡山)やFW渡邊啓吾(→湘南)、MF常盤亨太(→FC東京)ら、のちにJ1リーガーとなる選手も多数いた。

 後半28分から途中出場した梶原も「あれは衝撃だった」と振り返る。特にプレーが印象に残った選手としてMF川上航立(→水戸)の名前を挙げ、「全員上手かったけど、中盤で散らされて、最後にゴール前まで絶対に入って、カウンターは絶対に帰ってきて。そこの運動量が違うなと思った」と脱帽した思い出を語った。

 ただその悔しさを共有した選手が、梶原含め7人残っている。そして四国からでも全国と戦えるということを示すためにも、昨年のリベンジの思いを強くしてやってきたという。「個人で勝てないならチームで勝つしかないと思っている。僕たち行った組が引っ張っていきたい」。決勝進出の可能性を信じて、最終日の戦いに備える。
 
(取材・文 児玉幸洋)

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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