[デンチャレ]早くも争奪戦の様相…U-20全日本選抜DF常藤奏(中央大)は興国とC大阪「バチバチ」クラスメイトとのスタメンに感慨
[2.28 デンチャレグループA第3節 U-20 2-1 東海 裾野C]
相手の東海選抜にはCBにDF田上涼太(中京大3年=興國高)、そしてマッチアップとなる左SBにはDF古瀬夢叶(中京大1年=興國高)がいた。「意識しながらやっていました」。DF常藤奏(中央大2年=興國高)は、心を躍らせながらプレーしていた。
ただそれにも増して「感慨深い」と振り返ることがあった。U-20全日本大学選抜は常藤と一緒にMF伊藤翼(京都産業大2年=C大阪U-18)が先発出場。C大阪U-18の多くの選手が興国高に通っており、常藤と伊藤は当時クラスメイトだった。「C大阪と興国は同じ高校だからバチバチするところがあるけど、こうやって大学で選抜でできたのはとても嬉しい」。逆転勝利も相まって、感慨もひとしおだった。
広島県出身だが、「地方のJユースの話は来ていたけど、レベルの高いところで揉まれる方が自分のレベルも上がると思った」と大阪にある興国高校に進学。同級生にMF宇田光史朗(現高知)がいた中で、常藤も注目選手の一人だったが、高校2年生の2月には中央大に進学することを決めていたという。
そして大学では進学してすぐの開幕戦でフル出場デビューを飾るなど、いきなり存在感をみせた。2年生進級前の昨年3月には、全日本大学選抜に選ばれて韓国遠征も経験した。また高校時代はCBだったが、大学に入ってからはSBにも挑戦。宮沢正史監督の進言があってのことだが、「(プロも)8割9割はSBで。CBもできるよという状態を作っていきたい」と手ごたえをつかんでいる。
さらにこの挑戦がプロスカウトの目を引き付け、早くもJ1強豪クラブによる争奪戦の様相を呈している。これまでFC東京や清水の練習に参加。C大阪やG大阪といったクラブからはキャンプ参加の打診があったという。今オフのキャンプ参加はコンディションが整わなかったことで実現しなかったが、「ありがたいというところ。でもまだまだという部分が多いので、チームを早く決めてJに行くというより、まずは土台を作ってからかなという感じです」と受け止めている。
高校のころは気にしていたという「線の細さ」も気にならなくなってきた。それどころか、「大学に入ってスピードやフィジカルが伸びてきた」と感じているという。「(Jリーグは)3年生が終わってから挑戦したいという思いはあるけど、そこはチームとの兼ね合いになると思う。でも去年は大臣杯も出られず、インカレもプレーオフで負けた。関東リーグは順位が上がりましたけど、やっぱりタイトルは目標。ひとつひとつ頑張りたいと思います」。誰もが認める結果した上で、皆が納得する選択をする。
(取材・文 児玉幸洋)
●第39回デンソーカップチャレンジ特集
相手の東海選抜にはCBにDF田上涼太(中京大3年=興國高)、そしてマッチアップとなる左SBにはDF古瀬夢叶(中京大1年=興國高)がいた。「意識しながらやっていました」。DF常藤奏(中央大2年=興國高)は、心を躍らせながらプレーしていた。
ただそれにも増して「感慨深い」と振り返ることがあった。U-20全日本大学選抜は常藤と一緒にMF伊藤翼(京都産業大2年=C大阪U-18)が先発出場。C大阪U-18の多くの選手が興国高に通っており、常藤と伊藤は当時クラスメイトだった。「C大阪と興国は同じ高校だからバチバチするところがあるけど、こうやって大学で選抜でできたのはとても嬉しい」。逆転勝利も相まって、感慨もひとしおだった。
広島県出身だが、「地方のJユースの話は来ていたけど、レベルの高いところで揉まれる方が自分のレベルも上がると思った」と大阪にある興国高校に進学。同級生にMF宇田光史朗(現高知)がいた中で、常藤も注目選手の一人だったが、高校2年生の2月には中央大に進学することを決めていたという。
そして大学では進学してすぐの開幕戦でフル出場デビューを飾るなど、いきなり存在感をみせた。2年生進級前の昨年3月には、全日本大学選抜に選ばれて韓国遠征も経験した。また高校時代はCBだったが、大学に入ってからはSBにも挑戦。宮沢正史監督の進言があってのことだが、「(プロも)8割9割はSBで。CBもできるよという状態を作っていきたい」と手ごたえをつかんでいる。
さらにこの挑戦がプロスカウトの目を引き付け、早くもJ1強豪クラブによる争奪戦の様相を呈している。これまでFC東京や清水の練習に参加。C大阪やG大阪といったクラブからはキャンプ参加の打診があったという。今オフのキャンプ参加はコンディションが整わなかったことで実現しなかったが、「ありがたいというところ。でもまだまだという部分が多いので、チームを早く決めてJに行くというより、まずは土台を作ってからかなという感じです」と受け止めている。
高校のころは気にしていたという「線の細さ」も気にならなくなってきた。それどころか、「大学に入ってスピードやフィジカルが伸びてきた」と感じているという。「(Jリーグは)3年生が終わってから挑戦したいという思いはあるけど、そこはチームとの兼ね合いになると思う。でも去年は大臣杯も出られず、インカレもプレーオフで負けた。関東リーグは順位が上がりましたけど、やっぱりタイトルは目標。ひとつひとつ頑張りたいと思います」。誰もが認める結果した上で、皆が納得する選択をする。
(取材・文 児玉幸洋)
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