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[関東]横浜FMユースの同期“諏訪間の涙”に感化、慶應義塾大10番MF角田惠風「早く追いつきたい」

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 4年ぶりに1部に復帰した慶應義塾大で攻撃陣を牽引しているのが、MF角田惠風(4年=横浜FMユース)だ。
 
 角田は今月6日に行った東京国際大との開幕節で前半4分に直接FKで今季初ゴールを決めると、後半15分には勝ち越しのPKを蹴り込んで決勝点を記録した。

 角田自身もエースである自覚を強くして、大学最終シーズンに臨んでいる。昨年は近年でも橋本健人(新潟)らが背負ったエースナンバーの14番を背負った角田だが、今季は10番を選んでつけている。

 これはより周囲からの注目を集めたいと考えたからで、「慶應の10番はすごいんだぞと思ってもらえるように、分かりやすく心機一転、10番にしてもらいました」と決意を語る。

 卒業後のプロ入りを目指す角田に、刺激を与えてくれる存在がいる。横浜FMユースの同期だったDF諏訪間幸成が大学サッカーを1年早く切り上げて、横浜F・マリノスでプロキャリアをスタートさせた。そして第2節の広島戦でデビューを飾ると、第9節の東京V戦からはスタメンを掴んで出場を続けている。

 諏訪間について「もちろん刺激を受けている」とした角田。「この間なんて諏訪間が試合後に涙をみせていたんですけど、自分はまだそういう舞台で戦えていない。すげぇなってシンプルに思ったし、早く追いつきたい、早く並んで戦えるようになりたいです」。


 昨年度よりOBの中町公祐監督を招へいしてチーム強化を図った慶大は、4年ぶりに関東1部に復帰。しかし開幕節を勝利したものの、その後は2連敗と、戦いの難しさを痛感させられている。躍進のカギは個人個人がどこまでレベルアップを図れるかだ。

 角田自身は4年間で初の1部リーグ挑戦になっているが、デンソーカップチャレンジへの参加などを通じて、「自分のレベルは通用する」という自信を持ってプレーすることができているという。ただ「うちは関東リーグすらプレーしたことがない選手が出ている中で、もっと自分が引っ張らないといけない」と力を込める。

 そして昨年夏に途中退部したFW塩貝健人(NECナイメヘン)を例に挙げ、「あいつ自身、守備をしなかったりとかがありながら、やっぱり健人中心のチームになっていった。結局、爆発的な個があると、そこに合わせることがチームを強くする近道だと感じた。自分もそういう存在になっていきたい」と気を引き締めていた。

(取材・文 児玉幸洋)

●第99回関東大学リーグ特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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