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[MOM1066]法政大MF松村晃助(3年)_横浜FMから帰還後即決勝弾!「本当に頑張ってほしい」ACLE控える同僚にエール

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ゴールパフォ―マスを披露するMF松村晃助(左)とFW小湊絆

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.26 東京都サッカートーナメント(天皇杯東京都予選)準決勝 東京23FC2-4法政大 味フィ西]

 会場の雰囲気がガラッと変わった。1-2とビハインドで後半に折り返した法政大は、後半開始からMF松村晃助(3年=横浜FMユース/横浜FM内定)を投入する。

 すると右サイドが一気に活性化。ファーストプレーから存在感をみせて観客の目をくぎ付けにすると、オウンゴールで同点に追いついて迎えた後半27分、FW相澤デイビッド(4年=日本文理高)のポストプレーからの落としに松村が反応。右足一閃の強烈シュートをゴールネットに突き刺した。

「直前のシーンで切り込んで行ったときに相手にぶつけてしまったシーンがあった。ゴール前で余裕を持ってプレーするというのは、Jに行ってすごく大事だと感じたことだった。相澤選手からパスを貰った時に一個ずらして、落ち着いた方がいいかなというところで、ファーストタッチでいいところに置けた。そこまで繋いでくれた味方もいるので、そういった選手みんなのゴールかなと思います」

 松村自身は個人的な思いを持ってこの試合に臨んでいたという。2年前の同じ舞台でクリアソン新宿と戦った法政大だが、2-3で敗戦。後半45分に許した決勝点は、松村が相手に入れ替わられたプレーが起点になった。

「個人的な感情になってしまうけど、ラストプレーで自分のところで簡単に入れ替わって失点してしまった。自分のせいで負けたと思っていた試合で、今日も同じ後半からの出場で、そういった思いも持って絶対に勝たせたいと思って入ったので、結果がついてきたことは良かったです」

 3月に行った東京都サッカートーナメント学生系の部の試合に2試合出場していた松村だが、4月から始まった大学リーグの試合は欠場。ただその間に内定先で特別指定選手として参加する横浜F・マリノスでJリーグデビューすると、その後も連続してベンチ入りを果たしていた。

 しかし出場時間はデビュー戦となった4月5日の東京V戦のわずか5分間のみ。「チームとしてよくない状況でも出られないことだったり、スタートから出られないフラストレーションは溜まっていた」。見せつけた千両役者っぷり。「最後まで走り切ってくれたチームメイトだったり、雨の中応援してくれたファンやサポーター、応援の部員もたくさんいたので、本当に全員に感謝してやっていきたいと思います」。

 横浜FMは26日(日本時間28:30)にAFCチャンピオンズリーグエリートの戦いを控えている。特別指定選手の松村は登録外のために遠征メンバーから外れたが、「自分から偉そうなことを言える立場ではないけど、内定してチームの一員として活動してきたので、本当に頑張ってほしいし勝ち上がってほしい」とチームメイトへのエールを送る。

 今後については「分からない。いきなり決まったりする」と不確定要素が多いようだが、一番は「法政の活動がある中で参加させてもらっている思いを忘れないようにしたい」という。「大事な時に行かせてもらっている。マリノスに行った時は試合に出て活躍したいではなくて、しないといけないという意識は強く持っています」。そして帰ってきた時には違いを示す。この日のプレーはまさにそれを体現する結果になった。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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