beacon

DF毎熊晟矢に憧れて桃山学院大へ。DF田村遊吏は元Jリーガー、監督の父の下で「自覚と責任を持って」チームを引っ張る

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

関西選抜DF田村遊吏(桃山学院大2年=履正社高)

 注目ウイングバックが目指す姿は、大学の先輩DFだ。関西選抜DF田村遊吏(桃山学院大2年=履正社高)は昨年の関西学生リーグ1部で優秀選手に選出されている右ウイングバック。関西選抜では左ウイングバックを務め、縦へのスピード、ドリブルによってチームの攻めどころになっていた。

 デンソーカップチャレンジの東海選抜戦(2月27日)では、「去年のリーグの後期中盤ぐらいで初めて練習でやってみて、案外いけるな、ってなって。このチームでは他に投げれる子はいるんでやってなかったですが、機会があったんでやってみました」というロングスローが相手の脅威に。東海選抜は一発でクリアできず、ゴール前で再三混戦が生まれていた。

 また、田村は左オープンでボールを受け、得意の縦突破からFKを獲得するシーンも。だが、「1本ファウルは取れたんですけど、1本じゃまだまだ足りないんで、回数増やしてクロス上げたり、ファウルもらったりしないとダメかなって思います」と満足はしていなかった。

 田村は履正社高(大阪)時代に左サイドを主戦場としてプレー。「中学生の頃に毎熊さんの存在を知ってからずっと憧れだったんで、大学はずっと桃山って決めていました。縦への推進力がやっぱ凄くて、自分もそういうのをストロングでやっているんで、似てる部分もあると思います」という理由で、DF毎熊晟矢(現AZ)を輩出した桃山学院大へ進学した。

 大学時代までアタッカーでプロ入り後にサイドバックとして飛躍を遂げた毎熊とは異なり、田村はすでにDFとして評価を高めている。桃山学院大では元Jリーガーでもある父・田村直弘監督の勧めによって右サイドでプレーするようになり、昨年の関西学生1部リーグでは開幕3節で1得点6アシストと量産。その後、数字はなかなか伸ばせなかったものの、注目度を一気に高めた。左右両サイドでプレーできることも強みに、関西選抜でも存在感のある動き。今後はより攻守で活躍できる選手を目指していく。

 父の言葉を成長の糧にしている。「大学入るまでは教えてもらうことはなかったんで。最初、父もコーチやったんですけど、(昨年から)監督になって、(自分が)一番示しっていうか、つけないといけない存在なんで、一番言われますけど、プロ経験している一番身近な存在なんで、自分の成長にも繋がるんで、厳しい言葉もありますけど、ちゃんと受け取って成長したいと思います。自覚と責任を持って、(今年は)3回(生)になるんで、チーム引っ張っていけたらなって思います」と力を込めた。

 2026年は上のステージへ駆け上がる上で重要な一年でもある。「攻撃に絡む回数がやっぱ大事って父にも言われるんで。去年もリーグで前期の最初しかアシストもできてなかったし、そういうアシストであったり結果で示すのが一番だと思うんで、攻撃に絡む回数も増やしながら、守備は負けないっていうことを意識してやっていきたいと思っています」。結果を残して攻守両面でチームに貢献。桃山学院を勝たせてより評価を高める。


(取材・文 吉田太郎)


●第40回デンソーカップチャレンジ特集
▶サッカーの大人気ポッドキャスト!ヤーレンズのボケサカは毎週金曜配信
吉田太郎
Text by 吉田太郎

「ゲキサカ」ショート動画

TOP