福岡U-18から中央大進学、「即答」だった故郷への帰還…福岡内定FW北浜琉星はエースの自覚を持ち「もっと自分に厳しく」ラストイヤーへ
迷いはなかったアビスパ福岡帰還という決断——。中央大の新エースFW北浜琉星(3年=福岡U-18)は「結果を残してプロの世界に行く」という大きな覚悟を持って大学ラストイヤーに臨んでいる。
福岡県福岡市出身の北浜は、15日の大学日韓定期戦に臨む全日本大学選抜に選出されている大学屈指のストライカー。昨年12月下旬、中高時代を過ごした福岡に2027シーズンから加入することが発表され、晴れてプロ内定者となった。卒業を1年後に控えたタイミングでの決断だったが、「声をかけていただいて即答でした」。大学経由での福岡帰還は進学を選んだ3年前から思い描いていたものであり、「地元の福岡でプレーしたい思い」は今も変わらない。
福岡U-18の3年時には高円宮杯プリンスリーグ九州で16試合14ゴールを記録しており、トップチーム昇格の可能性もあるパフォーマンスは見せていた。しかし、クラブの昇格可否が下されるよりも早く、北浜自身の気持ちが大学進学に傾いていた。
きっかけとなったのは同年夏のキャンプ参加だった。当時所属していたFW山岸祐也やFWルキアン}}ら主力ストライカー陣の基準を目の当たりにし、当時の北浜にはポジションを奪う未来が「考えられなかった」。クラブに「もし上がったとしても無理だなというふうに思い、大学に行きたいという思いを伝えた」のだという。
もっとも、クラブにとっては貴重な未来のストライカー候補だ。大学入学後も積極的に北浜の動向を追い続けていたようで、この3年間は試合途中からのジョーカー起用が中心だった中でも早期の獲得オファーを出した。
北浜は今季のJ1百年構想リーグで特別指定選手に登録されており、Jリーグに出場する資格を持っている。同じ大学ラストイヤーを控える神奈川大のMF前田快(3年=大手前高松高)がすでにJ1デビューを果たし、初陣でゴールを記録する活躍も見せていることからも、塚原真也監督へのアピールが叶えば後に続ける期待も高い。
それでも北浜は現時点では「主戦場は大学メインと考えている」という。まずは大学サッカー界で結果を残し、中央大のエースにふさわしい地位を確立することが、プロで活躍するためにも必要なことだと考えているからだ。
「快はもうアビスパでも結果を出して、それには刺激を受けるけど、それぞれの場所で輝ければと思います。自分も特別指定になっていて、チャンスがあればもちろん行きたい思いはあるけど、大学でも4年生ということで、まだ中央大学でタイトルを取れていないということもあり、自分たちが集大成として、今年はエースストライカーという自覚を持ちながら関東リーグで得点王を狙っていきたいと思っています」
もちろん危機感もある。「何より個人として、もっと自分に厳しく1年やらないとプロの世界に入っても即スタメンを取るというところには足りていないと思うので、もっと自分の基準を上げてやっていきたいと思います」。新シーズンではポジションの幅も広げつつ、結果を出し続けていく構えだ。
4年生としてチームを背負う経験をすることもプロでの振る舞いに間違いなく活きてくるはず。「(中央大OBの)中村憲剛さんも大学4年生で本当に辛い経験をして乗り越えたというのを聞いていますし、大学4年生は本当に大事な年なので、自分がチームを引っ張っていく存在としてやっていきたい。結果を残してプロの世界にいきたいと思っています」。まずはこの選抜活動から、その姿にふさわしいプレーを見せていく。
(取材・文 竹内達也)
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福岡県福岡市出身の北浜は、15日の大学日韓定期戦に臨む全日本大学選抜に選出されている大学屈指のストライカー。昨年12月下旬、中高時代を過ごした福岡に2027シーズンから加入することが発表され、晴れてプロ内定者となった。卒業を1年後に控えたタイミングでの決断だったが、「声をかけていただいて即答でした」。大学経由での福岡帰還は進学を選んだ3年前から思い描いていたものであり、「地元の福岡でプレーしたい思い」は今も変わらない。
福岡U-18の3年時には高円宮杯プリンスリーグ九州で16試合14ゴールを記録しており、トップチーム昇格の可能性もあるパフォーマンスは見せていた。しかし、クラブの昇格可否が下されるよりも早く、北浜自身の気持ちが大学進学に傾いていた。
きっかけとなったのは同年夏のキャンプ参加だった。当時所属していたFW山岸祐也やFWルキアン}}ら主力ストライカー陣の基準を目の当たりにし、当時の北浜にはポジションを奪う未来が「考えられなかった」。クラブに「もし上がったとしても無理だなというふうに思い、大学に行きたいという思いを伝えた」のだという。
もっとも、クラブにとっては貴重な未来のストライカー候補だ。大学入学後も積極的に北浜の動向を追い続けていたようで、この3年間は試合途中からのジョーカー起用が中心だった中でも早期の獲得オファーを出した。
北浜は今季のJ1百年構想リーグで特別指定選手に登録されており、Jリーグに出場する資格を持っている。同じ大学ラストイヤーを控える神奈川大のMF前田快(3年=大手前高松高)がすでにJ1デビューを果たし、初陣でゴールを記録する活躍も見せていることからも、塚原真也監督へのアピールが叶えば後に続ける期待も高い。
それでも北浜は現時点では「主戦場は大学メインと考えている」という。まずは大学サッカー界で結果を残し、中央大のエースにふさわしい地位を確立することが、プロで活躍するためにも必要なことだと考えているからだ。
「快はもうアビスパでも結果を出して、それには刺激を受けるけど、それぞれの場所で輝ければと思います。自分も特別指定になっていて、チャンスがあればもちろん行きたい思いはあるけど、大学でも4年生ということで、まだ中央大学でタイトルを取れていないということもあり、自分たちが集大成として、今年はエースストライカーという自覚を持ちながら関東リーグで得点王を狙っていきたいと思っています」
もちろん危機感もある。「何より個人として、もっと自分に厳しく1年やらないとプロの世界に入っても即スタメンを取るというところには足りていないと思うので、もっと自分の基準を上げてやっていきたいと思います」。新シーズンではポジションの幅も広げつつ、結果を出し続けていく構えだ。
4年生としてチームを背負う経験をすることもプロでの振る舞いに間違いなく活きてくるはず。「(中央大OBの)中村憲剛さんも大学4年生で本当に辛い経験をして乗り越えたというのを聞いていますし、大学4年生は本当に大事な年なので、自分がチームを引っ張っていく存在としてやっていきたい。結果を残してプロの世界にいきたいと思っています」。まずはこの選抜活動から、その姿にふさわしいプレーを見せていく。
(取材・文 竹内達也)
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