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[関東]高2で選手権優勝、期待、プレッシャー…前橋育英から日本大進学の白井誠也が開幕から連続出場「違いを見せられる選手に」

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日大に進学した白井誠也

[4.11 関東大学L1部第2節 日大1-3筑波大 日本大学アスレティックパーク稲城サッカーフィールド]

 日本大に入学した注目1年生が開幕からベンチに入り続けている。MF白井誠也(1年=前橋育英高)は開幕戦に続いて、2試合連続の関東大学リーグ途中出場を果たした。

「入学する前は強度で足りないかなと思ったけど、その中で自分で意識してプレースピードを速くしたり、強度が高い中でもぶつからない部分でできていることで今試合に絡めているのかなと思います」

 この日の出番は1-1の後半27分からだった。FW中川広土(4年=甲府U-18)に代わってシャドーに入った白井は得意のドリブル突破で何度もチャンスメイクを図る。同43分にはエリア内への侵入から鋭いシュートも放った。

 しかしチームは白井投入後に喫した2失点で今季初黒星を喫した。これには白井も「ミスから失点したり、CKから決め切ったり。勝負強さは自分にないものだったかなと差を感じました」と王者・筑波大との力差を素直に認めていた。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 人生を変える高校選手権だった。2年前の全国高校選手権、前橋育英高の背番号7で出場した2年生は、スーパーサブとして大活躍。優勝に導いた身長162cmの俊敏なドリブラーのプレーは、高校サッカーファンの目をくぎ付けにした。

 ただ大会前はサッカーを辞めようかとも考えていた少年だった。白井は高校2年生の春から名門でレギュラーを掴んでいたが、夏場以降は徐々にベンチを温めることも多くなっていた。「大学まで行ってサッカーをやるか悩む時期があった。正直、親に相談したこともあった」。

 しかし高校選手権で生きる道を見つけた。「選手権も途中から出ることが多かったけど、その中でいいプレーができて、全国で通用すると感じられた。そのことでもう一回サッカーを頑張ろうと思えた」。3年生になるとその注目度の高さに戸惑うこともあったが、一方で試合会場で子供たちからかけられる声などを力に変えることができたという。

「いろんな人に期待されているという部分でプレッシャーはあったけど、そこで言われた高校の監督の言葉で、『自信が慢心になったらダメになる』という言葉が印象に残っている。慢心に繋がらないように自信にしていこうと意識していました。だから高卒プロも考えていなくて、体力や強度のところでまだまだだと思って、最初から大学に進学しようと思っていました」


 大学は当初、早稲田大への進学を希望したが、不合格となったことで日大にやってきたという。それでも高校の先輩になるMF大久保帆人(4年=前橋育英高/熊本内定)や主将FW平尾勇人(4年=四日市中央工高/東京V内定)、FW五木田季晋(4年=川崎F U-18/水戸内定)がいる環境はこの上ないものに感じている。

 そして4年間で力をつけることで次の舞台を目指す。「まずは課題であるフィジカル、体力の部分はもっとやっていかないといけない」とした白井は、「攻撃の部分は通用するところがあるけど、その中で差をみせるというか、違いを見せられる選手にならないといけない。高校の時から点を取ることはできなかったので、ゴールへの怖さを作れるようにしたい」と意欲的に話していた。

(取材・文 児玉幸洋)

●第100回関東大学リーグ特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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