[関東]父は川崎FのレジェンドCB「自分はまだまだ足りない」2年生から守護神定着の法政大GK寺田周太、勝負の4年目
GK
[5.5 関東大学L1部第6節 法政大 1-1 日本大 法政大城山サッカー場]
チャンスを掴み取って守護神に定着し、いよいよ大学ラストシーズンに突入した。法政大GK寺田周太(4年=法政二高)はプロ入りを目指す勝負の4年目でチームを勝たせるGKになる。
寺田は1年時のリーグ戦で4年生不在のなか戦った最終節のみのベンチ入りにとどまっていたが、2部に降格した翌年は怪我人の発生なども重なって開幕スタメンに抜擢された。0-1の敗戦で勝利こそ飾れなかったものの負傷離脱するまでリーグ戦12試合に出場。「たまたまこぼれてきた」と振り返るターニングポイントをものにして信頼を得ると、続く3年目は全22試合フルタイム出場で23失点に抑えて1部昇格を導いた。
1部を戦う今季もレギュラーとしてチームを支えているなか、自身初の舞台で「どれだけ通用するのかがすごく楽しみにしていて、ある程度シュートストップだったりで自分の能力を示せている」と一定の手応えを感じている。1-1の引き分けに終わった今節も低弾道クロスが直接ゴールに向かってきた場面で鋭い反応。また、冷静なシュートストップも複数見せていた。
もっともチームはここまで1勝にとどまっており、今節は追いつかれてのドロー。寺田は好セーブがあっても「勝たせられてはいない」と現状を受け止め、声を掛け合って連係して守ることを課題に挙げながら「もっと突き詰めなければいけない」と指摘した。


寺田は幼少期の公園で遊ぶようなサッカーでもGKを務めることが多かったという。小学生時代はフィールドを務めていたものの、持ち回りでGKを担当した際に「ビッグセーブ一つは1点獲るのと同じくらいの価値があると思う。そういうところに楽しさを感じて」本格的にGKへ転向した。
父は川崎フロンターレ一筋でJリーグ通算191試合に出場した、現福島ユナイテッド指揮官の寺田周平氏。CBで活躍した父からは「ディフェンスからしてどういうGKがいたら助かるかとか、フィールド目線でGKに求めていることとかは結構聞いています」。ちなみに周太が生まれた翌日のリーグ戦では川崎Fの選手たちがゆりかごパフォーマンスを披露しており、本人も小学生から中学生にかけての間でそのように祝われていたことを知ったようだ。
怪我に苦しみながらも日本代表も経験した偉大なレジェンド。そんな父について寺田は「もちろん凄いってことは分かっていた」と話しつつ、法政大に入学してからより凄みを実感したという。周平氏は学生時代に東海大に所属して2年時と4年時にユニバーシアード日本代表入り。「親もいた大学サッカーを経験して父の偉大さをすごく感じた。1年生のときから試合に絡んでいたり大学の選抜に選ばれたりというのを聞いたので、そういったところで自分はまだまだ足りないなって感じている」と感慨深げに話した。
父と同じように大学経由でのプロ入りを目指しているものの、ここまでJクラブへの練習参加はできていないという。寺田はGKとしてチームの結果も重要だと考え、勝利を重ねてアピールしていく意気込み。特長のシュートストップを結果に繋げる構えだ。
また、オファーを貰うために「周りの選手と差別化するところで、攻撃面のところももう少し磨いていかなければいけない」と力を込める。入部前から取り組んできたキック精度をさらに高めることにも意欲。「もう一個、もう一段階レベルアップしてチームを勝たせられる選手にならなければいけない」と向上心を持って勝負の4年目を戦っていく。
(取材・文 加藤直岐)
●第100回関東大学リーグ特集
チャンスを掴み取って守護神に定着し、いよいよ大学ラストシーズンに突入した。法政大GK寺田周太(4年=法政二高)はプロ入りを目指す勝負の4年目でチームを勝たせるGKになる。
寺田は1年時のリーグ戦で4年生不在のなか戦った最終節のみのベンチ入りにとどまっていたが、2部に降格した翌年は怪我人の発生なども重なって開幕スタメンに抜擢された。0-1の敗戦で勝利こそ飾れなかったものの負傷離脱するまでリーグ戦12試合に出場。「たまたまこぼれてきた」と振り返るターニングポイントをものにして信頼を得ると、続く3年目は全22試合フルタイム出場で23失点に抑えて1部昇格を導いた。
1部を戦う今季もレギュラーとしてチームを支えているなか、自身初の舞台で「どれだけ通用するのかがすごく楽しみにしていて、ある程度シュートストップだったりで自分の能力を示せている」と一定の手応えを感じている。1-1の引き分けに終わった今節も低弾道クロスが直接ゴールに向かってきた場面で鋭い反応。また、冷静なシュートストップも複数見せていた。
もっともチームはここまで1勝にとどまっており、今節は追いつかれてのドロー。寺田は好セーブがあっても「勝たせられてはいない」と現状を受け止め、声を掛け合って連係して守ることを課題に挙げながら「もっと突き詰めなければいけない」と指摘した。


寺田は幼少期の公園で遊ぶようなサッカーでもGKを務めることが多かったという。小学生時代はフィールドを務めていたものの、持ち回りでGKを担当した際に「ビッグセーブ一つは1点獲るのと同じくらいの価値があると思う。そういうところに楽しさを感じて」本格的にGKへ転向した。
父は川崎フロンターレ一筋でJリーグ通算191試合に出場した、現福島ユナイテッド指揮官の寺田周平氏。CBで活躍した父からは「ディフェンスからしてどういうGKがいたら助かるかとか、フィールド目線でGKに求めていることとかは結構聞いています」。ちなみに周太が生まれた翌日のリーグ戦では川崎Fの選手たちがゆりかごパフォーマンスを披露しており、本人も小学生から中学生にかけての間でそのように祝われていたことを知ったようだ。
怪我に苦しみながらも日本代表も経験した偉大なレジェンド。そんな父について寺田は「もちろん凄いってことは分かっていた」と話しつつ、法政大に入学してからより凄みを実感したという。周平氏は学生時代に東海大に所属して2年時と4年時にユニバーシアード日本代表入り。「親もいた大学サッカーを経験して父の偉大さをすごく感じた。1年生のときから試合に絡んでいたり大学の選抜に選ばれたりというのを聞いたので、そういったところで自分はまだまだ足りないなって感じている」と感慨深げに話した。
父と同じように大学経由でのプロ入りを目指しているものの、ここまでJクラブへの練習参加はできていないという。寺田はGKとしてチームの結果も重要だと考え、勝利を重ねてアピールしていく意気込み。特長のシュートストップを結果に繋げる構えだ。
また、オファーを貰うために「周りの選手と差別化するところで、攻撃面のところももう少し磨いていかなければいけない」と力を込める。入部前から取り組んできたキック精度をさらに高めることにも意欲。「もう一個、もう一段階レベルアップしてチームを勝たせられる選手にならなければいけない」と向上心を持って勝負の4年目を戦っていく。
(取材・文 加藤直岐)
●第100回関東大学リーグ特集


