[POM]セレッソ大阪ヤンマーレディースMF百濃実結香_02年組のホットライン開通! 引退表明の“同期”に捧げる祝砲
[プレーヤー・オブ・ザ・マッチ supported by ヤンマーホールディングス]
[12.1 WEリーグ第11節 C大阪 2-1 I神戸 ヨドコウ]
2002年組のホットライン開通で引退表明の同期に祝砲を上げた。セレッソ大阪ヤンマーレディースMF百濃実結香が“強豪”INAC神戸レオネッサを破る反撃の狼煙。「本当に良かった。お待たせしました」と待望の今季リーグ戦初ゴールを喜んだ。
WEリーグは1日に第11節を開催し、C大阪はヨドコウ桜スタジアムにI神戸を迎えた。優勝経験のある強豪から初白星を狙う一戦。選手たちには、それ以上に勝たなければいけない理由があった。
C大阪は11月21日、02年生まれMF善積わらい(22)の24年限りでの現役引退を発表。セレッソ大阪レディースU-15から10年に渡って桜のユニフォームを着た善積にとって、今節のI神戸戦が本拠地でのラストマッチとなったからだ。
試合は立ち上がりから攻め込まれる展開となると、前半4分に先制点を献上。それでも失点後から自分たちのリズムを取り戻すと、同12分に同点ゴールが生まれた。
C大阪は右サイドから攻撃を仕掛け、FW田中智子を起点に深い位置のスペースを取る。駆け上がったDF中西ふうが内側にパスを通すと、MF高和芹夏がペナルティエリア内右で競り勝ち、ラストパスを転がした。
「やっと(百濃)実結香とのホットラインを形成できた。しかも、INAC戦という絶対に勝ちたい試合で2人で取れたことは、素直に嬉しい」(高和)
同じ02年生まれの高和からのメッセージを受け取った百濃はニアサイドから流し込むように同点ゴールをゲット。今季リーグ戦初得点で反撃の狼煙を上げた。
もちろん、このゴールはホームラストマッチを迎えた善積に捧げるもの。「同期がつないでくれた、同期へ向けてのゴールだった」。百濃は得点後、アシストの高和と手を繋ぎ、善積のもとへすぐさま駆け寄った。


「古澤(留衣)さんの時と同じで、『決めるから待っておいてね。同期で行くね』と言っていたので、有言実行できて嬉しかった」(百濃)
「試合前から、『02で点を取ったらわらいのところに行こう』という話をしていたので、それができて嬉しかった」(高和)
C大阪はその後、前半16分にエースのFW矢形海優が2桁到達(10点)となる逆転ゴール。後半アディショナルタイム6分には善積も途中出場で2-1の逃げ切りに貢献し、強豪から初白星を奪い取った。
百濃はI神戸戦を振り返り「もう最高、という言葉しか出て来ない。INACという強い相手でも負けずに勝ち切ったことは、本当に嬉しかった」とほっとした様子。「わらいを勝って送り出したい気持ちが強かったので、色んな意味で嬉しかった」と勝利をかみ締めた。










●WEリーグ2024-25特集
[12.1 WEリーグ第11節 C大阪 2-1 I神戸 ヨドコウ]
2002年組のホットライン開通で引退表明の同期に祝砲を上げた。セレッソ大阪ヤンマーレディースMF百濃実結香が“強豪”INAC神戸レオネッサを破る反撃の狼煙。「本当に良かった。お待たせしました」と待望の今季リーグ戦初ゴールを喜んだ。
WEリーグは1日に第11節を開催し、C大阪はヨドコウ桜スタジアムにI神戸を迎えた。優勝経験のある強豪から初白星を狙う一戦。選手たちには、それ以上に勝たなければいけない理由があった。
C大阪は11月21日、02年生まれMF善積わらい(22)の24年限りでの現役引退を発表。セレッソ大阪レディースU-15から10年に渡って桜のユニフォームを着た善積にとって、今節のI神戸戦が本拠地でのラストマッチとなったからだ。
試合は立ち上がりから攻め込まれる展開となると、前半4分に先制点を献上。それでも失点後から自分たちのリズムを取り戻すと、同12分に同点ゴールが生まれた。
C大阪は右サイドから攻撃を仕掛け、FW田中智子を起点に深い位置のスペースを取る。駆け上がったDF中西ふうが内側にパスを通すと、MF高和芹夏がペナルティエリア内右で競り勝ち、ラストパスを転がした。
「やっと(百濃)実結香とのホットラインを形成できた。しかも、INAC戦という絶対に勝ちたい試合で2人で取れたことは、素直に嬉しい」(高和)
同じ02年生まれの高和からのメッセージを受け取った百濃はニアサイドから流し込むように同点ゴールをゲット。今季リーグ戦初得点で反撃の狼煙を上げた。
もちろん、このゴールはホームラストマッチを迎えた善積に捧げるもの。「同期がつないでくれた、同期へ向けてのゴールだった」。百濃は得点後、アシストの高和と手を繋ぎ、善積のもとへすぐさま駆け寄った。


同期の4人が揃った
「古澤(留衣)さんの時と同じで、『決めるから待っておいてね。同期で行くね』と言っていたので、有言実行できて嬉しかった」(百濃)
「試合前から、『02で点を取ったらわらいのところに行こう』という話をしていたので、それができて嬉しかった」(高和)
C大阪はその後、前半16分にエースのFW矢形海優が2桁到達(10点)となる逆転ゴール。後半アディショナルタイム6分には善積も途中出場で2-1の逃げ切りに貢献し、強豪から初白星を奪い取った。
百濃はI神戸戦を振り返り「もう最高、という言葉しか出て来ない。INACという強い相手でも負けずに勝ち切ったことは、本当に嬉しかった」とほっとした様子。「わらいを勝って送り出したい気持ちが強かったので、色んな意味で嬉しかった」と勝利をかみ締めた。


花道を飾るべく奮闘したMF百濃実結香


MF善積わらいのホームラストマッチに家族も駆け付けた


たくさんのサポーターに見送られた善積


“02年組”左からMF百濃実結香、MF高和芹夏、MF善積わらい、MF松本奈己


ヨドコウ桜スタジアムに笑顔があふれた
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2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!
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