期待の新星18歳FW田子夏海がWEリーグ初ゴール!!セレッソ大阪ヤンマーレディースはアウェー2連戦を連続ドローで終える
[3.15 WEリーグ第14節 広島1-1C大阪 Eピース]
セレッソ大阪ヤンマーレディースは15日、敵地でサンフレッチェ広島レジーナとWEリーグ第14節を戦い、1-1で引き分けた。2戦連続のドローとなったが、順位を一つ上げて7位に浮上した。
中断明けから2戦して勝利のないC大阪。ただ前節の千葉L戦は後期開幕戦で敗れた新潟L戦の反省を生かして守備陣が奮闘。スコアレスドローだったが、7試合ぶりとなる無失点で終えていた。
そして先発メンバーも前節から変更なし。GK山下莉奈、DF米田博美、DF荻久保優里、DF中西ふう、DF浅山茉緩、MF脇阪麗奈、MF百濃実結香、MF高和芹夏、MF宮本光梨、FW矢形海優、FW田子夏海の11人で、敵地・広島での戦いに挑んだ。
両チームは立ち上がりから激しいボールの奪い合いをみせた。C大阪は前半23分、右サイドから中西が鋭く入れたボールを矢形がゴール前でコントロール。振り向きざまに左足で強烈シュートを放つが、これは相手GK木稲瑠那の好セーブに防がれて得点にはならなかった。
守備では広島のカウンターを何度か受けるが、守備が人数をかけてしっかりと対応。前半31分のMF上野真実のシュートを受けた場面も、シュートを枠内に飛ばさせることはなかった。
するとスコアレスで折り返した後半5分、C大阪が均衡を破ることになる。脇坂のスルーパスからエリア内に入った百濃がマイナスに戻すと、高和が左足で狙う。シュートは相手DFに防がれたが、こぼれ球に素早く反応した田子が押し込んで、先制点が決まった。
田子は今冬の移籍で愛媛FCレディースMIKANから加わった18歳。24シーズンは2種登録された愛媛Lでプレーし、プレナスなでしこリーグ1部で8得点を決めていた期待の新星だ。「ボールが来るとは思っていなかったけど、冷静に決められたので良かった」。WEリーグ出場3試合目で待望の初ゴールを決めた。


しかし後半12分、広島に右サイドからのCKを与えると、こぼれ球を上野にループシュートでねじ込まれて同点に追いつかれてしまう。ただその後、上野を中心にテクニカルに仕掛けてくる広島の攻撃を耐えて逆転弾は許さなかった。そして敵地2連戦を連続ドローで終えることになった。
勝ち切れない試合が続くが、鳥居塚伸人監督は「1失点しましたけど、そのあと逆転されることなく何とかしのいだというところは選手たちの成長を感じたゲームになった」と評価を語る。鋭いパスで先制点を演出した米田も「ボランチの2人がボックスに入ってくれていたので、もうあそこしかないと思い、とりあえず出したらゴールに繋がって良かった」と笑顔で振り返った。
次節、22日のゲームは3節ぶりにホームに戻ってちふれASエルフェン埼玉との対戦になる。同勝ち点16で並ぶチーム同士の対戦で、お互いに落とせないゲームということもあり、熱い試合になるはずだ。WEリーグ初ゴールを決めた田子が「ホームゲームで点を決められるように頑張りたい」と意気込めば、後半途中出場で積極的なプレーをみせていたFW和田麻希も「早くゴールを決めたいので、今日みたいにもっと積極的に仕掛けて自分の良さを出して、チームの勝利に貢献できるような得点を決められるように頑張ります」と力強く話した。






●WEリーグ2024-25特集
セレッソ大阪ヤンマーレディースは15日、敵地でサンフレッチェ広島レジーナとWEリーグ第14節を戦い、1-1で引き分けた。2戦連続のドローとなったが、順位を一つ上げて7位に浮上した。
中断明けから2戦して勝利のないC大阪。ただ前節の千葉L戦は後期開幕戦で敗れた新潟L戦の反省を生かして守備陣が奮闘。スコアレスドローだったが、7試合ぶりとなる無失点で終えていた。
そして先発メンバーも前節から変更なし。GK山下莉奈、DF米田博美、DF荻久保優里、DF中西ふう、DF浅山茉緩、MF脇阪麗奈、MF百濃実結香、MF高和芹夏、MF宮本光梨、FW矢形海優、FW田子夏海の11人で、敵地・広島での戦いに挑んだ。
両チームは立ち上がりから激しいボールの奪い合いをみせた。C大阪は前半23分、右サイドから中西が鋭く入れたボールを矢形がゴール前でコントロール。振り向きざまに左足で強烈シュートを放つが、これは相手GK木稲瑠那の好セーブに防がれて得点にはならなかった。
守備では広島のカウンターを何度か受けるが、守備が人数をかけてしっかりと対応。前半31分のMF上野真実のシュートを受けた場面も、シュートを枠内に飛ばさせることはなかった。
するとスコアレスで折り返した後半5分、C大阪が均衡を破ることになる。脇坂のスルーパスからエリア内に入った百濃がマイナスに戻すと、高和が左足で狙う。シュートは相手DFに防がれたが、こぼれ球に素早く反応した田子が押し込んで、先制点が決まった。
田子は今冬の移籍で愛媛FCレディースMIKANから加わった18歳。24シーズンは2種登録された愛媛Lでプレーし、プレナスなでしこリーグ1部で8得点を決めていた期待の新星だ。「ボールが来るとは思っていなかったけど、冷静に決められたので良かった」。WEリーグ出場3試合目で待望の初ゴールを決めた。


しかし後半12分、広島に右サイドからのCKを与えると、こぼれ球を上野にループシュートでねじ込まれて同点に追いつかれてしまう。ただその後、上野を中心にテクニカルに仕掛けてくる広島の攻撃を耐えて逆転弾は許さなかった。そして敵地2連戦を連続ドローで終えることになった。
勝ち切れない試合が続くが、鳥居塚伸人監督は「1失点しましたけど、そのあと逆転されることなく何とかしのいだというところは選手たちの成長を感じたゲームになった」と評価を語る。鋭いパスで先制点を演出した米田も「ボランチの2人がボックスに入ってくれていたので、もうあそこしかないと思い、とりあえず出したらゴールに繋がって良かった」と笑顔で振り返った。
次節、22日のゲームは3節ぶりにホームに戻ってちふれASエルフェン埼玉との対戦になる。同勝ち点16で並ぶチーム同士の対戦で、お互いに落とせないゲームということもあり、熱い試合になるはずだ。WEリーグ初ゴールを決めた田子が「ホームゲームで点を決められるように頑張りたい」と意気込めば、後半途中出場で積極的なプレーをみせていたFW和田麻希も「早くゴールを決めたいので、今日みたいにもっと積極的に仕掛けて自分の良さを出して、チームの勝利に貢献できるような得点を決められるように頑張ります」と力強く話した。


鋭いパスで先制点を演出したDF米田博美


後半途中出場で積極的なプレーをみせたFW和田麻希


WEリーグ初ゴールを決めた田子夏海
ヤンマーホールディングスはセレッソ大阪ヤンマーレディースを応援してます❀✿


2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!
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