大学進学のために退団する18歳FW栗本悠加がホーム最終戦で感涙…セレッソ大阪ヤンマーレディースは3戦連続ドロー
[3.22 WEリーグ第15節 C大阪0-0EL埼玉 ヨドコウ]
セレッソ大阪ヤンマーレディースはホームでちふれASエルフェン埼玉と対戦し、0-0で引き分けた。これで3試合連続のドロー。同勝ち点の8位ちふれと引き分けたことで、順位は変わらず7位のままとなった。
3戦勝利のないC大阪は、前節の広島戦から先発3人を変更。GK山下莉奈、DF荻久保優里、DF中西ふう、DF浅山茉緩、DF吉田琉衣、MF脇阪麗奈、MF高和芹夏、MF宮本光梨、MF和田麻希、FW矢形海優、FW丸井優奈の11人。丸井が3試合ぶりに先発に復帰し、和田と吉田が今季初となるスタメン出場を掴んだ。


前半からお互いに得点機会のある展開になった。前半16分に縦パスを通したC大阪は、丸井のパスで前を向いた矢形がエリア手前からコースを突いたシュートを放つが、GK浅野菜摘の好セーブに阻まれる。逆に33分、ちふれのMF瀬戸口梢が強烈なミドルシュートを蹴り込まれるが、クロスバーに救われた。
前半終了間際にはC大阪にビッグチャンス。相手GKからのボールを吉田がヘディングで跳ね返すと、裏まで抜けたボールに丸井が反応。GKとの1対1を迎えるが、GK浅野に防がれてしまう。「ワンテンポ遅く、シュートを打つタイミングを逃してしまった」。丸井も頭を抱えて、悔しさをあらわにした。
後半開始と同時にC大阪は高和に代えてFW田中智子を投入。攻撃の圧力を強めようとするが、なかなか決定機を作り出すまでは至らない。同15分からがMF百濃実結香とDF中谷莉奈を投入してリズムに変化を求めるが、後半33分の百濃のドリブルからのシュートがGKの正面に飛ぶなど、ゴール前の精度を欠いた。
一方でGK山下を中心にした守備陣は攻守が目立った。後半42分には前半同様に瀬戸口のミドルがゴールを襲うが、山下が右手に当てて弾き出し、得点を許さなかった。
結果はスコアレスドロー。鳥居塚伸人監督は守備面への評価を語った一方で「勝つために、点を取るためにどうするか。守備の部分を含めて、もう一つクオリティーを上げる部分と、準備のところも改善して、次節は勝点3を取れるようにしたい」と次戦の必勝を誓っていた。



後半アディショナルタイムには5人目の交代枠を使って、FW栗本悠加を出場させた。栗本は今月12日に3月の活動を持って、C大阪ヤンマーレディースを退団することを電撃発表。4月から大学に進学するためと明かされた。
退団は3月29日の東京ヴェルディベレーザ戦をもってとなるが、この日は本拠地での最後の試合でもあった。「ピッチに入る時から、ちょっとだけ泣いていました」と話した18歳は、「大学でしっかり成長して、立派なプロサッカー選手になりたい」と誓っていた。

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セレッソ大阪ヤンマーレディースはホームでちふれASエルフェン埼玉と対戦し、0-0で引き分けた。これで3試合連続のドロー。同勝ち点の8位ちふれと引き分けたことで、順位は変わらず7位のままとなった。
3戦勝利のないC大阪は、前節の広島戦から先発3人を変更。GK山下莉奈、DF荻久保優里、DF中西ふう、DF浅山茉緩、DF吉田琉衣、MF脇阪麗奈、MF高和芹夏、MF宮本光梨、MF和田麻希、FW矢形海優、FW丸井優奈の11人。丸井が3試合ぶりに先発に復帰し、和田と吉田が今季初となるスタメン出場を掴んだ。


今季初先発だったDF吉田琉衣
前半からお互いに得点機会のある展開になった。前半16分に縦パスを通したC大阪は、丸井のパスで前を向いた矢形がエリア手前からコースを突いたシュートを放つが、GK浅野菜摘の好セーブに阻まれる。逆に33分、ちふれのMF瀬戸口梢が強烈なミドルシュートを蹴り込まれるが、クロスバーに救われた。
前半終了間際にはC大阪にビッグチャンス。相手GKからのボールを吉田がヘディングで跳ね返すと、裏まで抜けたボールに丸井が反応。GKとの1対1を迎えるが、GK浅野に防がれてしまう。「ワンテンポ遅く、シュートを打つタイミングを逃してしまった」。丸井も頭を抱えて、悔しさをあらわにした。
後半開始と同時にC大阪は高和に代えてFW田中智子を投入。攻撃の圧力を強めようとするが、なかなか決定機を作り出すまでは至らない。同15分からがMF百濃実結香とDF中谷莉奈を投入してリズムに変化を求めるが、後半33分の百濃のドリブルからのシュートがGKの正面に飛ぶなど、ゴール前の精度を欠いた。
一方でGK山下を中心にした守備陣は攻守が目立った。後半42分には前半同様に瀬戸口のミドルがゴールを襲うが、山下が右手に当てて弾き出し、得点を許さなかった。
結果はスコアレスドロー。鳥居塚伸人監督は守備面への評価を語った一方で「勝つために、点を取るためにどうするか。守備の部分を含めて、もう一つクオリティーを上げる部分と、準備のところも改善して、次節は勝点3を取れるようにしたい」と次戦の必勝を誓っていた。




次こそ後期初勝利を目指す
後半アディショナルタイムには5人目の交代枠を使って、FW栗本悠加を出場させた。栗本は今月12日に3月の活動を持って、C大阪ヤンマーレディースを退団することを電撃発表。4月から大学に進学するためと明かされた。
退団は3月29日の東京ヴェルディベレーザ戦をもってとなるが、この日は本拠地での最後の試合でもあった。「ピッチに入る時から、ちょっとだけ泣いていました」と話した18歳は、「大学でしっかり成長して、立派なプロサッカー選手になりたい」と誓っていた。


あいさつするFW栗本悠加
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2010年の創設時より共に歩んできたセレッソ大阪レディースのプロリーグ挑戦を通じて、選手の成長や女子プロサッカーの発展にも貢献し、女子プロスポーツの可能性の花を咲かせたいという想いを込めて、2023-24シーズンより、セレッソ大阪レディース オフィシャルプレミアムパートナーとしてチームをサポートしています!
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