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カラバオ杯優勝に王手をかけたチェルシー指揮官「ここでタイトルを獲ることに必死なんだ」

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チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督

 チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督がイングランドでの自身初のタイトル獲得に意欲を燃やしている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 チェルシーは23日に行われたカラバオカップ準決勝第2戦でミドルスブラ(2部)に6-1で大勝。9日の第1戦を0-1で落としていたが、逆転でファイナル進出を決めた。

 ポチェッティーノ監督はパリSG時代にリーグアン制覇など3つのタイトルを手にした一方、その前に約5年間率いたトッテナムではトロフィー獲得の経験はない。就任初年度だった2014-15シーズンのキャピタル・ワン・カップ(現カラバオ杯)決勝ではチェルシーに敗れ、2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝でもリバプールに屈してクラブ史上初の優勝を逃している。

 指揮官はチェルシーをカラバオ杯決勝に導いた後、イングランドでのタイトル獲得を渇望していることを認めた。

「私はここでタイトルを獲ることに必死なんだ。パリでは1年半で3つのトロフィーを獲得した。もちろんここでもトロフィーをつかみ取りたい」

 今季は若手選手を多く獲得し、ポチェッティーノ監督とともに新たなチームへの移行期にあるチェルシー。ミドルスブラとの準決勝第2戦では、25歳以上の選手が3人しか起用されなかった。指揮官は決勝進出が若いチームに与える影響についても語っている。

「チェルシーの歴史や、欠けている選手のことを考えることもある。我々はまだ若く、成長する必要がある。こういった試合は若い選手にとっていい経験になるし、成長することで、競争にもつながる」

「とてもいいチームを作っている。メンタリティはいい。戦力は揃っているが、時間は必要だ。新しいプロジェクトだからね。私たちはチームを作っているところで、時には悪いプレーをすることもある。良いプレーをしながら勝てないこともあった。だが、それも今の私たちにとって大きいブーストになる」

「人々は私たちを信じ、信頼する必要がある。私たちは決勝に進み、今季最初のタイトルを獲得するチャンスがある」

 決勝は2月25日に開催。9シーズンぶりの優勝を目指すチェルシーは、リバプールとフルハムの勝者と戦う。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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