マンチェスター・シティは4日、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)が契約満了となる今夏に退団することを発表した。

　デ・ブライネは2015年8月にボルフスブルクから加入し、現時点でクラブ通算413試合に出場して106ゴールを記録。シティで19ものタイトルを獲得しており、内訳はプレミアリーグ6回、FAカップ2回、リーグカップ5回、UEFAチャンピオンズリーグ1回、FIFAクラブワールドカップ1回、UEFAスーパーカップ1回、FAコミュニティ・シールド3回となっている。

　同日に自身のインスタグラム(@kevindebruyne)を更新したデ・ブライネは「サッカーが僕をみんなの元へ、そしてこの街へと導いてくれた。夢を追いかけていただけで、この期間が僕の人生を変えることになるとは思ってもいなかった。この街。このクラブ。ここの人たちは僕に全てを与えてくれた。だから僕も、全てを捧げるしかなかった。そしてどうなったと思う? 僕たちは全てを勝ち取ったんだ」と、クラブでの輝かしい10年間を振り返っている。

　そして「好む好まないにかかわらず、別れの時が来てしまった。(子どもの)スリ、ローム、メイソン、(妻の)ミシェル、そして僕は、この場所が家族にとって大切なものだったことに心から感謝している。マンチェスターは、これからも子どもたちのパスポートに記される場所であり、それ以上に、僕たちの心の中に永遠に刻まれる場所なんだ。ここはいつまでも僕たちの“ホーム”だ。この10年間の旅路において、街、クラブ、スタッフ、チームメイト、友人、そして家族と、全てに感謝してもしきれないよ」とあふれる思いを語った。

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