長崎新スタに感銘受けた久保建英「ただのホテルじゃない」「こういった環境が当たり前になってほしい」
MF
ホテル、ショッピングモール、オフィスが一体となった長崎市の新スタジアムには、ヨーロッパ各地のスタジアムでプレーしてきたソシエダMF久保建英も大きな感銘を受けた様子だった。
ソシエダの日本ツアー初陣は昨年10月にオープンした長崎市の「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」での開催。20日に来日したチームは同日夜にスタジアムで前日練習を行い、バックスタンドと一体化したホテルで一夜を過ごした後、21日の試合に臨むという行程で「スタジアムシティ」の魅力を体験してきた。
久保は試合後、新スタジアムについて「めちゃくちゃ良かったですね」と大絶賛。「(昨年6月の日本代表戦で)広島(の新スタジアム『エディオンピースウイング広島』)でもやりましたけど、サッカー専用スタジアムが日本でも当たり前になってほしいなと個人的に思っているので。この取り組みはいろんな人の力があってだと思うけど、他のチームもどんどん真似していってほしいなと思います」と思いを語った。
欧州の名だたるスタジアムでプレーしてきた久保だが、長崎のような複合型スタジアムは「あんま見たことない感じですね」という。「サッカー専用スタジアムはいつも普段からやっていますけど、ホテルと一体化したのは見たことがなかった。ふと見上げたらビビるくらいデカいので異様な雰囲気はありましたけど、ただのホテルじゃないというか、ホテルに泊まっている人はベランダを開けたら試合が観戦できるところであったり、プールも併設されて選手もワイワイ言いながら入っていましたし、新しい取り組みで、日本サッカーに貢献してくれているなと思います」と太鼓判を押した。
昨年6月に広島でプレーした際には、国立競技場(東京都)のサッカー専用化への思いを口にしたこともある久保。長崎でのプレーを経て、あらためて「これは僕らは当たり前ですけど、日本の選手にも当たり前だとなってほしいですね。ここから何年かかるかわからないですけど、これから5年、10年ペースでこれが当たり前なんだってなってほしい。例えば客席で試合を見ていた子どもたちが大人になってプロになる時には、こういった環境が当たり前になっていてほしいなと思います」と未来への願いを口にしていた。
この日はチケットが完売し、19758人の観衆が来場。ソシエダのユニフォームに身を包んだファン・サポーターも多く詰めかけており、久保は「あんなにソシエダのユニフォームが日本で流通しているとは思っていなかったので、ソシエダの広報の人たちがうまくやっているなと思います」とのジョークで報道陣を笑わせていたが、対戦相手のV・ファーレン長崎のサポーターから声援を浴びる経験は特別なものだったようだ。
スタジアムに限らず、こうした環境も日本サッカーの新時代。久保は「こうやって僕を含め、いろんな選手がこの夏に来日しますけど、みんな一人一人が大きくなって、日本人を見たいと思ってもらえている。今までは海外のチームが来ると、どこのスターが来るということであまり日本人を見る目的で来られる方はいなかったと思うけど、こうやって僕を含めて日本人選手が帰ってくるのを見に来てくれるのは良い習慣というか、これが日本代表が強くなっているということだと思うので、どんどん後に続いてほしいなと思います」と期待を語った。
(取材・文 竹内達也)
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ソシエダの日本ツアー初陣は昨年10月にオープンした長崎市の「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」での開催。20日に来日したチームは同日夜にスタジアムで前日練習を行い、バックスタンドと一体化したホテルで一夜を過ごした後、21日の試合に臨むという行程で「スタジアムシティ」の魅力を体験してきた。
久保は試合後、新スタジアムについて「めちゃくちゃ良かったですね」と大絶賛。「(昨年6月の日本代表戦で)広島(の新スタジアム『エディオンピースウイング広島』)でもやりましたけど、サッカー専用スタジアムが日本でも当たり前になってほしいなと個人的に思っているので。この取り組みはいろんな人の力があってだと思うけど、他のチームもどんどん真似していってほしいなと思います」と思いを語った。
欧州の名だたるスタジアムでプレーしてきた久保だが、長崎のような複合型スタジアムは「あんま見たことない感じですね」という。「サッカー専用スタジアムはいつも普段からやっていますけど、ホテルと一体化したのは見たことがなかった。ふと見上げたらビビるくらいデカいので異様な雰囲気はありましたけど、ただのホテルじゃないというか、ホテルに泊まっている人はベランダを開けたら試合が観戦できるところであったり、プールも併設されて選手もワイワイ言いながら入っていましたし、新しい取り組みで、日本サッカーに貢献してくれているなと思います」と太鼓判を押した。
昨年6月に広島でプレーした際には、国立競技場(東京都)のサッカー専用化への思いを口にしたこともある久保。長崎でのプレーを経て、あらためて「これは僕らは当たり前ですけど、日本の選手にも当たり前だとなってほしいですね。ここから何年かかるかわからないですけど、これから5年、10年ペースでこれが当たり前なんだってなってほしい。例えば客席で試合を見ていた子どもたちが大人になってプロになる時には、こういった環境が当たり前になっていてほしいなと思います」と未来への願いを口にしていた。
この日はチケットが完売し、19758人の観衆が来場。ソシエダのユニフォームに身を包んだファン・サポーターも多く詰めかけており、久保は「あんなにソシエダのユニフォームが日本で流通しているとは思っていなかったので、ソシエダの広報の人たちがうまくやっているなと思います」とのジョークで報道陣を笑わせていたが、対戦相手のV・ファーレン長崎のサポーターから声援を浴びる経験は特別なものだったようだ。
スタジアムに限らず、こうした環境も日本サッカーの新時代。久保は「こうやって僕を含め、いろんな選手がこの夏に来日しますけど、みんな一人一人が大きくなって、日本人を見たいと思ってもらえている。今までは海外のチームが来ると、どこのスターが来るということであまり日本人を見る目的で来られる方はいなかったと思うけど、こうやって僕を含めて日本人選手が帰ってくるのを見に来てくれるのは良い習慣というか、これが日本代表が強くなっているということだと思うので、どんどん後に続いてほしいなと思います」と期待を語った。
(取材・文 竹内達也)
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