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久保建英のエバートン移籍に地元紙「現時点ではありそうにない」

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MF久保建英

 エバートンからの関心が報じられているソシエダMF久保建英だが、現時点では移籍が成立する可能性は低いようだ。今月の日本ツアーにも帯同していたギプスコア(ソシエダの地元)番も配置している現地紙『ムンドデポルティボ』が伝えている。

 久保のエバートン移籍を巡っては今月29日、移籍専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がMFマリック・フォファナへの強い関心を報じると同時に「アサネ・ディアオ(コモはすでにオファーを断った)と久保建英に対して問い合わせを行った」と明かし、信ぴょう性が一段と高まっていた。

 ところがムンドデポルティボでは「エバートンは久保建英に目をつけている」「久保はその才能、若さ、ラ・リーガでの活躍から高く評価されている」と現状を伝えつつも、「現時点で彼の移籍はありそうにない」「今後もチームの柱の一人であり続けるだろう」と分析。移籍が成立する可能性は低いとみている。

 その理由は2つだという。まずは「ソシエダが久保に対して正式なオファーを受けていない」という点。久保は2022年夏にR・マドリーから移籍した際、6000万ユーロの契約解除金とその権利の半分をR・マドリーが持つという契約を結んでおり、エバートンを含めた他クラブに移籍する際にはその条件を満たす必要があるためだ。さらに契約解除金を満たした場合に重視される選手自身の意向についても「久保は退団の意思を示していない」と指摘する。

 またソシエダ側としては久保の存在が「サッカー面での重要性に加えて、戦略的な資産でもある」といい、安価での売却に応じる可能性にも否定的。久保はマーケティング面などさまざまな点で日本を中心としたアジア市場でのブランド拡大に寄与していることから、「金銭的な条件と選手自身(久保)の希望を全て満たす魅力的なオファーのみがこの状況を変える可能性がある」としている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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