北中米ワールドカップアジア最終予選のグループCで、中国代表はホームでオーストラリア代表に0-2で敗れた。前半16分にMFジャクソン・アーバインに先制弾を許すと、同29分にはFWニシャン・ベルピライに追加点を決められた。

　3連敗で勝ち点を6から伸ばせなかった中国は、W杯へストレートインとなる2位以上となることが不可能となった。また残り2試合を最下位のまま迎える可能性が高く、4次予選に進む4位以内に入る道も険しくなってきた。

　一方のオーストラリアは勝ち点を13に伸ばした。同勝ち点で並んでいたサウジアラビアが日本と引き分けたことで、一歩抜け出す形に。6月5日にホームで行う日本戦が、W杯ストレートインに向けた正念場となりそうだ。

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