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1年時に関東ルーキーMVP、2年時は連発も負傷離脱。西武台FW竹内奏海は今年、「得点をたくさん決めて、チームを勝たせれるように」

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西武台高FW竹内奏海(3年=大宮アルディージャU15出身)が強引にシュートへ持ち込む

[5.11 プリンスリーグ関東2部第6節 西武台高 0-0 桐光学園高 西武台高第2G]

「みんなで協力しながら、自分は得点をたくさん決めて、チームを勝たせれるようにしたいです」。エースストライカーがゴール量産と勝利を誓った。

 西武台高(埼玉)のFW竹内奏海(3年=大宮アルディージャU15出身)は今季のプリンスリーグ関東2部で3得点。この日、ポゼッション重視の戦いから縦への姿勢を強めたチームの中で10番FW遠藤秀悟(3年)らとともに特長を発揮していた。

 力強い動き出しから相手3バックの脇のスペースを強襲。鋭くゴールへ向かい、前半33分にはPAでDFをかわしてシュートへ持ち込んだ。後半もクロスから強引に前を向いてシュートを放つなどゴールを目指したが、この日は無得点。「前の試合も決めてたので。(力みすぎていたので)次は決めたいと思います」と力を込めた。

 これまでは攻撃を組み立てる役割の多くも担っていたが、より縦のスピードを意識した戦い方になったことによって、竹内の特長もより発揮されそうだ。「自分は裏抜けが得意なので、そこを磨いていきたいです。MFとかCBの選手と合わせながら。点を取れるようにしていきたい」。今年こそ、の思いは強い。

 竹内は1年時の関東ROOKIE LEAGUEで開幕戦から連発するなど初優勝に大きく貢献し、大会MVPを獲得。昨年はAチームの先発を担い、プリンスリーグ関東2部では第5節までに5得点をマークしている。だが、夏に右足首を手術して離脱。復帰した最終節で1ゴールを決めたものの、悔しい1年となった。

「3年生になって、やっぱり最高学年なので、プレッシャーとかもあるんですけど、これから得点を取れるように頑張りたい」。西武台での3年間で、自分からチームに要求する部分で成長。これからよりハードワークすることや切り替えのスピードを意識し、結果に結びつける。


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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