6年ぶりの選抜対決。1年生FW吉田先制弾に中3DF長南も大活躍のU-18Jリーグ選抜が日本高校選抜を4発撃破!

前半19分、U-18Jリーグ選抜FW
[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜4-1日本高校選抜 国立]
「FUJIFILM SUPER CUP 2025「NEXT GENERATION MATCH」が8日、国立競技場で行われ、U-18Jリーグ選抜と日本高校選抜が激突。U-18Jリーグ選抜が4-1で快勝した。
「NEXT GENERATION MATCH」は2020年大会より前年のJリーグ優勝チームのアカデミーと日本高校選抜が対戦していたため、U-18Jリーグ選抜対日本高校選抜のカードは6年ぶり。高校1、2年生と中学3年生によって構成されたU-18Jリーグ選抜が全て高校3年生の日本高校選抜に勝利した。
U-18Jリーグ選抜はGK小川煌(広島ユース/2年)、右SB森壮一朗(名古屋U-18/2年)、CB林駿佑(川崎F U-18/2年)、主将のCB大川佑梧(鹿島ユース/2年)、注目の左SB長南開史(柏U-18/中3)、中盤は和田直哉(浦和ユース/2年)と今井健人(東京Vユース/2年)のダブルボランチで右SH小林志紋(広島ユース/2年)、左SH新川志音(鳥栖U-18/2年)、そして吉田湊海(鹿島ユース/1年)と大西利都(名古屋U-18/2年)が2トップを組んだ。
一方、第103回全国高校選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜はGK藤原優希(前橋育英高/3年)、右SB新垣陽盛(神村学園高/3年)、CB奈須琉世(流通経済大柏高/3年)、CB山禄涼平(東福岡高/3年)、左SB上原悠都(昌平高/3年)、中盤は畑拓海(大津高/3年)と大谷湊斗主将(昌平高/3年)のダブルボランチで右SH黒沢佑晟(前橋育英高/3年)、左SH柚木創(流通経済大柏高/3年)、前線は森田晃(帝京高/3年)と山野春太(流通経済大柏高/3年)が2トップを組んだ。
高校選抜は森田が前線の競り合いなどで健闘。15分には森田とのワンツーから柚木が左足を振り抜く。だが、和田、今井のダブルボランチなど出足が速く、守備強度の高いJリーグ選抜が優勢に。中学生の長南も攻守で目立つプレーを見せていた。
前半19分、Jリーグ選抜は右オープンスペースへ展開すると、右SB森が一気に前進。そしてGKとDFラインの間へ出したグラウンダークロスを大外の吉田が左足ダイレクトで決め、先制した。さらに24分、Jリーグ選抜は右の小林が中へ運んで縦のスルーパス。これに走り込んだ大西が右足1タッチでゴールへ流し込んだ。
高校選抜は攻撃の組み立てに苦戦していたが、大谷のドリブルなどでボールを運び、畑や黒沢が絡んでのショートコンビネーションでゴールを目指す。31分には山野の抜け出しから黒沢が右足シュート。だが、Jリーグ選抜は大川のカバーリングやGK小川の好セーブによって無失点で前半を終えた。
そのJリーグ選抜は後半開始から小川と森に代え、GK萩裕陽(名古屋U-18/2年)と右SB千田遼(岡山U-18/2年)を投入。一方の高校選抜は上原と森田を左SB田中佑磨(佐賀東高/3年)とFW加藤隆成(帝京大可児高/3年)へ代えた。
9分にJリーグ選抜は今井をMF野口蓮斗(広島ユース/1年)へスイッチ。高校選抜は13分に速攻から黒沢が右中間へ抜け出すが、Jリーグ選抜GK萩が距離を詰めてストップする。Jリーグ選抜はその後、大西と吉田に代えて、FW恩田裕太郎(川崎F U-18/2年)と左SB佐々木将英(FC東京U-18/2年)を投入し、長南を右SHへ移行した。
高校選抜は19分に山野をFW粕谷悠(流通経済大柏高/3年)へスイッチ。すると25分、高校選抜は新垣の右クロスをファーの田中が頭で折り返し、最後は粕谷が右足でゴールへ押し込んだ。
この後、Jリーグ選抜は新川を追加招集されたMF坂井倖大(東京Vユース/2年)へ交代。30分、存在感を放つ長南が左からDFと競りながらドリブルで切れ込んで縦へボールをつける。これを受けた坂井の右足シュートがゴールを襲った。
そして35分、Jリーグ選抜は小林の左CKを林が頭で右隅へ流し込む。2点ビハインドとなった高校選抜は黒沢とMF大内完介(尚志高/3年)を交代。迎えた後半アディショナルタイム、Jリーグ選抜の中学生・長南が左サイドからドリブルで持ち上がり、豪快な左足シュートを叩き込んだ。そのまま試合終了。U-18Jリーグ選抜が4-1で快勝した。
(取材・文 吉田太郎)
「FUJIFILM SUPER CUP 2025「NEXT GENERATION MATCH」が8日、国立競技場で行われ、U-18Jリーグ選抜と日本高校選抜が激突。U-18Jリーグ選抜が4-1で快勝した。
「NEXT GENERATION MATCH」は2020年大会より前年のJリーグ優勝チームのアカデミーと日本高校選抜が対戦していたため、U-18Jリーグ選抜対日本高校選抜のカードは6年ぶり。高校1、2年生と中学3年生によって構成されたU-18Jリーグ選抜が全て高校3年生の日本高校選抜に勝利した。
U-18Jリーグ選抜はGK小川煌(広島ユース/2年)、右SB森壮一朗(名古屋U-18/2年)、CB林駿佑(川崎F U-18/2年)、主将のCB大川佑梧(鹿島ユース/2年)、注目の左SB長南開史(柏U-18/中3)、中盤は和田直哉(浦和ユース/2年)と今井健人(東京Vユース/2年)のダブルボランチで右SH小林志紋(広島ユース/2年)、左SH新川志音(鳥栖U-18/2年)、そして吉田湊海(鹿島ユース/1年)と大西利都(名古屋U-18/2年)が2トップを組んだ。
一方、第103回全国高校選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜はGK藤原優希(前橋育英高/3年)、右SB新垣陽盛(神村学園高/3年)、CB奈須琉世(流通経済大柏高/3年)、CB山禄涼平(東福岡高/3年)、左SB上原悠都(昌平高/3年)、中盤は畑拓海(大津高/3年)と大谷湊斗主将(昌平高/3年)のダブルボランチで右SH黒沢佑晟(前橋育英高/3年)、左SH柚木創(流通経済大柏高/3年)、前線は森田晃(帝京高/3年)と山野春太(流通経済大柏高/3年)が2トップを組んだ。
高校選抜は森田が前線の競り合いなどで健闘。15分には森田とのワンツーから柚木が左足を振り抜く。だが、和田、今井のダブルボランチなど出足が速く、守備強度の高いJリーグ選抜が優勢に。中学生の長南も攻守で目立つプレーを見せていた。
前半19分、Jリーグ選抜は右オープンスペースへ展開すると、右SB森が一気に前進。そしてGKとDFラインの間へ出したグラウンダークロスを大外の吉田が左足ダイレクトで決め、先制した。さらに24分、Jリーグ選抜は右の小林が中へ運んで縦のスルーパス。これに走り込んだ大西が右足1タッチでゴールへ流し込んだ。
高校選抜は攻撃の組み立てに苦戦していたが、大谷のドリブルなどでボールを運び、畑や黒沢が絡んでのショートコンビネーションでゴールを目指す。31分には山野の抜け出しから黒沢が右足シュート。だが、Jリーグ選抜は大川のカバーリングやGK小川の好セーブによって無失点で前半を終えた。
そのJリーグ選抜は後半開始から小川と森に代え、GK萩裕陽(名古屋U-18/2年)と右SB千田遼(岡山U-18/2年)を投入。一方の高校選抜は上原と森田を左SB田中佑磨(佐賀東高/3年)とFW加藤隆成(帝京大可児高/3年)へ代えた。
9分にJリーグ選抜は今井をMF野口蓮斗(広島ユース/1年)へスイッチ。高校選抜は13分に速攻から黒沢が右中間へ抜け出すが、Jリーグ選抜GK萩が距離を詰めてストップする。Jリーグ選抜はその後、大西と吉田に代えて、FW恩田裕太郎(川崎F U-18/2年)と左SB佐々木将英(FC東京U-18/2年)を投入し、長南を右SHへ移行した。
高校選抜は19分に山野をFW粕谷悠(流通経済大柏高/3年)へスイッチ。すると25分、高校選抜は新垣の右クロスをファーの田中が頭で折り返し、最後は粕谷が右足でゴールへ押し込んだ。
この後、Jリーグ選抜は新川を追加招集されたMF坂井倖大(東京Vユース/2年)へ交代。30分、存在感を放つ長南が左からDFと競りながらドリブルで切れ込んで縦へボールをつける。これを受けた坂井の右足シュートがゴールを襲った。
そして35分、Jリーグ選抜は小林の左CKを林が頭で右隅へ流し込む。2点ビハインドとなった高校選抜は黒沢とMF大内完介(尚志高/3年)を交代。迎えた後半アディショナルタイム、Jリーグ選抜の中学生・長南が左サイドからドリブルで持ち上がり、豪快な左足シュートを叩き込んだ。そのまま試合終了。U-18Jリーグ選抜が4-1で快勝した。
(取材・文 吉田太郎)