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[関東 ROOKIE LEAGUE]選手権準優勝世代から刺激受ける流経大柏が西武台に逆転勝ち。MF中島航大は足裏も活用したドリブルから「ゴールを決めれるように」

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流通経済大柏高MF中島航大(1年=ジェファFC出身)は得意のドリブルなどからゴールを目指した

[4.19 関東 ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 西武台高 1-2 流通経済大柏高 時之栖裾野E2グランド]

 強豪校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で成長と結果を目指す「2025 関東 ROOKIE LEAGUE」が19日、開幕した。Aリーグの西武台高(埼玉)対流通経済大柏高(千葉)戦は流経大柏が2-1で逆転勝ち。2018年以来7年ぶりの優勝へ白星スタートを切った。

 先制したのは、2022年の優勝校・西武台だった。前半4分、左SB鈴木雄太が左サイド後方からFKを蹴り込むと、PAのFW礒部我道が頭で競る。このこぼれを右SB土屋敬望が強烈な右足シュート。至近距離からの一撃に流経大柏のゲーム主将GK大泉未来が反応したが、弾き出せず、ボールはゴールラインを越えた。

 だが、流経大柏がすぐに追いつく。10分、相手の一瞬の隙を突いたFW金子怜生がインターセプトして右足シュート。西武台DFがゴールライン際でボールを残したが、ここに詰めていたFW黒崎瑠音が右足でネットに蹴り込んだ。

前半10分、FW黒崎瑠音が同点ゴール

 流経大柏は手倉森賢太コーチが「トップチームにいつ呼ばれても良いようにやっている」というように、トップチーム同様ダイヤモンド型に中盤4選手を配置。狭い局面を作り出し、人数をかけた奪い返しから連動した攻撃に持ち込もうとする。

 その中でMF加山陽音が判断良く前を向いてゲームメイク。左SB荒井勝真のスピードに乗った攻め上がりや金子のドリブルシュートなどで勝ち越し点を狙う。21分には荒井のインターセプトからMF中島航大が右足シュート。「ドリブルで相手を剥がしたり、1タッチで相手を引き寄せて剥がすところを見て欲しい」という中島は足裏のタッチを織り交ぜたドリブル突破に幾度もチャレンジしていた。

左SB荒井勝真はインターセプトからの攻め上がりなど奮闘

 ただし、前半は西武台が主導権を握る展開に。アンカーのMF小田結士を軸にボールを動かし、最前線で力強いプレーを連発する礒部やFW蓮勘太郎らが係る形で流経大柏の守りを切り崩す。蓮やMF清野快斗、MF三澤瑛真のドリブルでの仕掛けも効いていた。

 だが、流経大柏はゴール前で存在感を放つ大泉や184cmCB尾関心優を中心に2点目を与えない。プレッシャーの掛け方を変えながら相手の攻撃に対応。中島は「ハーフタイムで味方と話し合って距離も修正して、後半はだいぶ守備の時もいい感じになってハマって取れたりしたかなと思います」と説明する。

流経大柏はGK大泉未来中心に2点目を許さず

 後半、その流経大柏はは交代出場のFW菅藤陽路ら交代選手がギアを上げ、流れを引き寄せた。そして、32分には加山のインターセプトから、交代出場のMF押本耀也が突破。最後はこぼれを加山が決めて決勝点を挙げた。

 流経大柏は昨冬の選手権で準優勝。その影響を新1年生たちも受けている。左サイドからのドリブルやプレースキックでシュートシーンに絡んでいた中島は、先輩たちの戦いを国立競技場で観戦。同じフットサル経験を持つMF亀田歩夢(現富山)のプレーに刺激を受けたという。「ちょっと意識して、ボールの持ち方とかやっています。(亀田は)もう全部凄いですけど、やっぱドリブルが好きなんで。自分が好きなタイプのアタッカー」と同じ8番を背負い、開幕戦で奮闘した。

「自分、ゴールまでは行けるんですけど、最後のシュートを決めきるところがちょっとまだ課題かなと思ってるんで。ゴールを決めれるようになりたい」というように、中島は選手権で3ゴールを決めている亀田のようにシュートをより磨く考え。そして、「(ROOKIE LEAGUEは)まずは優勝したいのと、自分は点を決めて勝てたらいい」。MF宮本優太(現京都)らを擁した2015年は抜群の強さを見せて優勝し、その後の選手権準優勝やインターハイ優勝に結びつけている。その2015年や2018年の世代のように「関東 ROOKIE LEAGUE」から結果を残し、個人・チームで飛躍を果たす。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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