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[関東 ROOKIE LEAGUE]視野の広さ特長のMF名執悠仁を中心に前向きなプレーを増加。帝京は開幕黒星も次に繋がるゲームに

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帝京高MF名執悠仁(1年=東京ヴェルディジュニアユース出身)は交代出場で流れを変える動き

[4.19 関東 ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 帝京高 1-2 日大藤沢高 時之栖うさぎ島1グランド]

 帝京高(東京)は練習場の千住総合グラウンドが改修工事を終えたばかり。例年に比べて準備不足が懸念された「関東 ROOKIE LEAGUE」初戦は入りが悪く押し込まれる時間帯が続いたが、前半のうちに流れを引き戻して見せた。

 チームリーダーのMF名執悠仁(1年=東京ヴェルディジュニアユース出身)は前半23分から出場。「途中からだったのでずっと試合を見ていて、後ろ向きのプレーが多かったので、どんどん前に行きたいなと、自分が流れを変えたいなと思っていたので、結構いい感じに入れました」と振り返る。

GK清水啓太は流れの悪い時間帯に好守を見せた

 元日本代表MF中田英寿氏の攻守両面での強い姿勢に憧れているというボランチはその言葉通り、前方にパスをつけることを意識してプレー。「ピッチを俯瞰した感じで見て判断するところだったり、ラストパスだったりっていうのが持ち味だと思います」という名執をはじめ、MF久米朔太郎、MF宮崎政乃右、MF菅井翔の中盤の選手たちが積極的にビルドアップに係わるなど、帝京は距離感良くボールが動くようになり、相手に捕まる回数が減った。

MF久米朔太郎は後半に同点ゴール

 そして、浦和レッズジュニアユース時代の2024年全日本ユース(U-15)選手権決勝で決勝点を決めているFW三角隼人が前線で迫力のある動き。フィニッシュに持ち込むなど相手ゴールに迫り、後半には左SB内田志瞳のアシストから久米が同点ゴールを決めた。

FW三角隼人は前線で存在感のある動き

 技術練習中心の準備で挑んだ中、個々がスキル、判断力の高さを表現。山下高明コーチも内容については一定の評価をしていた。だが、90分間やり切ることが課題となったチームは試合終盤に突き放されて1-2で敗戦。西武台高(埼玉)との第2節(20日)も敗れ、開幕2連敗となった。

 名執は「(限られた準備の中で)思ったより自分たちはできたと思っていて、今回2連敗って形はしちゃったんですけど、自分たちの時間が作れたり、あとは技術の部分だったり、上回っているところがあったので、次の市船(市立船橋高)戦までにもっと戦術的なところもやって、次は勝てたら。(自分たちの学年は)サイズはないんですけど、技術があって、そこが上手く噛み合えば、いいところまでいけると思います」というように、自分たちの特長を極めることを目指す。

 全国高校選手権優勝6回の名門・帝京は昨年度、15年ぶりに選手権出場を果たしてベスト16。名執は「帝京の伝統のサッカーっていうのが引き継がれていて、さらにそこに色んな技術が重なって、いいチームだなと思いました。(練習参加した際に)一緒にやってた時もありましたし、選手権を見ていて受け取るものもあったので、自分たちの代でも選手権に繋げられるようにしたいなと思います」。帝京で選手権制覇することやプレミアリーグに昇格することが大目標。その結果に貢献できるように、チームメイトや「関東 ROOKIE LEAGUE」のライバルたちと切磋琢磨して力を磨く。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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