プロ選手の立場でプレミアEASTを戦う横浜FCユースDF秦樹「早く0を1に変えられるように」盟友の選手権大ブレイクも刺激に
DF
[4.27 プレミアリーグEAST第4節 市立船橋高 3-3 横浜FCユース グラスポ]
横浜FCのDF秦樹(3年=バディーJrユース横浜)は昨年12月、トップチームとプロ契約を締結し、プロサッカー選手という立場で横浜FCユースの試合に出場している。J1リーグ戦のポジション争いは熾烈だが、「向こうで出られる選手になっていかないといけない」と高い基準を己に課し、高校年代では圧倒的な存在感を放っていく構えだ。
高円宮杯プレミアリーグEASTでは開幕から4試合連続で先発出場しているなか、チームは合計6失点。27日の第4節・市立船橋高戦ではセットプレーからの2失点もあって3-3のドローに持ち込まれ、守備陣の課題が目立つ試合となった。
「ここまでの失点もセットプレーとカウンターが多く、防げるところであった。自分だったりGKも含めて、守備の選手を中心にもっと引き締めないといけない。やられてはいけないところだし、もっと練習からやっていかなきゃいけないと思う」(秦)。昨季の優勝はリーグ最少23失点の堅守が支えていただけに、引き続きディフェンスリーダーを担う立場として責任感を深く持っている。
普段はトップチームで活動しており、プライオリティの最上位はJ1リーグ戦で出番を掴むこと。それだけに「向こうにメンバーに入るのがベストだと思うけど、こっちに来れば結果を出さないといけない。今日も含めて失点が続いているので、自分がどこまでできるかを見せないといけない」と自身に高い基準を課し、高校年代の試合に向き合っているようだ。
「トップはこっちよりもフィジカル面で高いし、自分は向こうで出られる選手になっていかないといけないので、こっちに来たら来たでもっと圧倒して何もさせないくらいにならないと向こうでやっている意味がない。もっと強く、圧倒できる選手になっていかないといけないと思います」(秦)
昨季は大接戦となった優勝争いを経て、プレミアリーグEASTを制したが、大津高とのファイナルで敗戦。大きな手応えと悔しさの両方を胸に新シーズンに入ってきた。今季の戦いでは周囲からの「対王者」という目線も感じているが、選手が毎年入れ替わるリーグ戦では意識しすぎないことも大切。「もっと自分たちらしくできたら」という展望も語った。
「去年は最後までどうなるか分からない展開が続いた中で優勝できたのは大きかったですけど、今年は優勝したからこそ『優勝したチームだから』というふうに周りが見てくることもあってプレッシャーもあります。でもピッチに入ったら関係ない。もっと自分たちらしくできたらいい。ただ今日みたいな試合をしていたら上には行けないので、去年のファイナルで取れなかったところを取れるようにやるべきことをやっていきたいです」(秦)
昨年のファイナル後にはかつての盟友からの刺激もあった。年末年始の全国高校選手権でブレイクを果たした前橋育英高のMF白井誠也はバディーJrユース横浜の同期。圧巻のドリブル突破と得点・アシストで一躍名を挙げたドリブラーだが、秦は「もともとあれくらいやれるし、もっと活躍する選手だと思っていた」と思いを明かす。
「そんなに知られていなかったのかもしれないけど、自分としては『やっと』とか『だろうね』って感じでした。ユースは選手権に出られないのであの観客の中で、あのピッチで活躍するのは『いいなあ』って思いはありましたけど、驚きはなかったですね。中学3年間一緒にプレーしていても技術だったり、サッカー理解の頭の良さでも抜けていましたし、もっとやる選手なので」(秦)
今年も同じプレミアリーグEASTに所属しており、前半戦ラストの6月29日には直接対決を控えている。秦は「3年生になっていろんな面で成長していると思うので、これから対戦もあるし、負けないように頑張りたい」と力を込めた。
もっとも秦にとってそれ以上に大事なのは、トップチームでの序列を高めていくことだ。「トップのピッチで出場0なので、それを1にしないといけない。トップの練習に行っているのでそっちでしっかり成長して、早く0を1に変えられるように頑張っていきたいです」。新たな背番号50を纏ってプロのピッチに立つためにも、トップチームの練習、ユースの試合の両輪で存在感を見せていくつもりだ。
(取材・文 竹内達也)
●高円宮杯プレミアリーグ2025特集
▶ゲキサカでは高校サッカーの最新情報を伝えるポッドキャスト番組も配信中
横浜FCのDF秦樹(3年=バディーJrユース横浜)は昨年12月、トップチームとプロ契約を締結し、プロサッカー選手という立場で横浜FCユースの試合に出場している。J1リーグ戦のポジション争いは熾烈だが、「向こうで出られる選手になっていかないといけない」と高い基準を己に課し、高校年代では圧倒的な存在感を放っていく構えだ。
高円宮杯プレミアリーグEASTでは開幕から4試合連続で先発出場しているなか、チームは合計6失点。27日の第4節・市立船橋高戦ではセットプレーからの2失点もあって3-3のドローに持ち込まれ、守備陣の課題が目立つ試合となった。
「ここまでの失点もセットプレーとカウンターが多く、防げるところであった。自分だったりGKも含めて、守備の選手を中心にもっと引き締めないといけない。やられてはいけないところだし、もっと練習からやっていかなきゃいけないと思う」(秦)。昨季の優勝はリーグ最少23失点の堅守が支えていただけに、引き続きディフェンスリーダーを担う立場として責任感を深く持っている。
普段はトップチームで活動しており、プライオリティの最上位はJ1リーグ戦で出番を掴むこと。それだけに「向こうにメンバーに入るのがベストだと思うけど、こっちに来れば結果を出さないといけない。今日も含めて失点が続いているので、自分がどこまでできるかを見せないといけない」と自身に高い基準を課し、高校年代の試合に向き合っているようだ。
「トップはこっちよりもフィジカル面で高いし、自分は向こうで出られる選手になっていかないといけないので、こっちに来たら来たでもっと圧倒して何もさせないくらいにならないと向こうでやっている意味がない。もっと強く、圧倒できる選手になっていかないといけないと思います」(秦)
昨季は大接戦となった優勝争いを経て、プレミアリーグEASTを制したが、大津高とのファイナルで敗戦。大きな手応えと悔しさの両方を胸に新シーズンに入ってきた。今季の戦いでは周囲からの「対王者」という目線も感じているが、選手が毎年入れ替わるリーグ戦では意識しすぎないことも大切。「もっと自分たちらしくできたら」という展望も語った。
「去年は最後までどうなるか分からない展開が続いた中で優勝できたのは大きかったですけど、今年は優勝したからこそ『優勝したチームだから』というふうに周りが見てくることもあってプレッシャーもあります。でもピッチに入ったら関係ない。もっと自分たちらしくできたらいい。ただ今日みたいな試合をしていたら上には行けないので、去年のファイナルで取れなかったところを取れるようにやるべきことをやっていきたいです」(秦)
昨年のファイナル後にはかつての盟友からの刺激もあった。年末年始の全国高校選手権でブレイクを果たした前橋育英高のMF白井誠也はバディーJrユース横浜の同期。圧巻のドリブル突破と得点・アシストで一躍名を挙げたドリブラーだが、秦は「もともとあれくらいやれるし、もっと活躍する選手だと思っていた」と思いを明かす。
「そんなに知られていなかったのかもしれないけど、自分としては『やっと』とか『だろうね』って感じでした。ユースは選手権に出られないのであの観客の中で、あのピッチで活躍するのは『いいなあ』って思いはありましたけど、驚きはなかったですね。中学3年間一緒にプレーしていても技術だったり、サッカー理解の頭の良さでも抜けていましたし、もっとやる選手なので」(秦)
今年も同じプレミアリーグEASTに所属しており、前半戦ラストの6月29日には直接対決を控えている。秦は「3年生になっていろんな面で成長していると思うので、これから対戦もあるし、負けないように頑張りたい」と力を込めた。
もっとも秦にとってそれ以上に大事なのは、トップチームでの序列を高めていくことだ。「トップのピッチで出場0なので、それを1にしないといけない。トップの練習に行っているのでそっちでしっかり成長して、早く0を1に変えられるように頑張っていきたいです」。新たな背番号50を纏ってプロのピッチに立つためにも、トップチームの練習、ユースの試合の両輪で存在感を見せていくつもりだ。
(取材・文 竹内達也)
●高円宮杯プレミアリーグ2025特集
▶ゲキサカでは高校サッカーの最新情報を伝えるポッドキャスト番組も配信中


