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[MOM5080]東福岡MF犬塚夏成(1年)_重圧に対する強さと、ドリブル、左足に自信。勝負を決めに行って決勝点

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東福岡高MF犬塚夏成(1年=アビスパ福岡U-15出身)は決勝点をマークした

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.4 球蹴男児U-16 D1リーグ第1節 東福岡高 3-2 鹿児島城西高 大津町運動公園球技場]

 序盤から個の力で局面を打開し、ゴール前で身体を投げ出しての左足シュートも。後半には勝ち越し点を演出し、自ら獲得したPKで決勝点もマークした。だが、東福岡高(福岡)MF犬塚夏成(1年=アビスパ福岡U-15出身)は「自分からしたらもっと、自分の良さを出せたかなと思います」。自身のパフォーマンスについて、満足はしていなかった。

「やっぱりもっと受けて、もっと展開して、ドリブルして、ゴール決めてっていうところが出せなかったです。今日は相手のプレッシャーが速くて、なかなか自分にチャンスがなかったので、その中で味方にどれだけチャンスを与えられるかが大切かなと思っていました」。味方へのチャンスメイクを意識しながらのプレー。それでも、最後は自分で決めに行き、チームに決勝点をもたらした。

 2-2の後半45分、犬塚はカウンターからPKを獲得。左足で決勝点を決めた。「相手もしっかり戦ってきて、なかなかタフな試合にはなりましたけど、2-2になって、やっぱり自分が決めれば勝てるなっていうのは思っていたので。PKになりましたけど、そこでコースは読めましたけど、しっかり決めることができて良かったです」。重圧にもブレないメンタリティとドリブル、左足は犬塚の強みだ。

「こういう厳しいPKっていうか、そういうプレッシャーに強いのが自分の強みだと思ってるので、そこで決めるっていう想像はずっとしていました」と犬塚。また、「元々アビスパにいたんですけど、その時のスタッフに『右足も練習するか、左足だけ1本でやるか』って言われたので。なら、とことん左足だけだと思って、あとお兄ちゃんにキックの練習はずっと教えてもらって、それでよくやってきました」という左足で勝負を決めた。

 兄のFW犬塚瑠夏は昨年までライバル校の飯塚高でプレー。だが、「自分はドリブルが得意なので。東福岡はサイドアタックとかそういう系なので、もっと自分のドリブルが活きていけるなと思ったので、東福岡に決断しました」と進路を東福岡に決めたという。

 元ドイツ代表のMFメスト・エジルに憧れるレフティは、「間で受けてからの自分のドリブルだったり、シュートだったり、左足では正直負ける気しないんで、そこでは誰よりも良いっていうところを見せたいと思っています」と誓う。課題だった右足は徐々にレベルアップさせてきているが、活躍するためには「試合で最後まで走り切るスタミナと守備の強度と切り替えがまだ全然足りない」。ブレイク候補の10番は、自身に厳しさを求め続けて飛躍を果たす。


(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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