[MOM5144]東山DF岩崎大雅(3年)_C大阪U-18相手に2発と堅守を発揮。大黒柱不在の期間にチームを引っ張る
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.28 プリンスリーグ関西1部第10節 東山高 4-1 C大阪U-18 東山高校総合G]
大黒柱不在のゲームで3年生センターバック(CB)が奮起。C大阪U-18相手に2ゴールを決め、堅守も発揮した。0-0の前半31分、東山高(京都)は右CKからDF岩崎大雅(3年=MIOびわこ滋賀U-15出身)が先制ゴール。CB尾根碧斗(3年)が頭に当てたボールがPA中央に落ちると、岩崎は相手DFよりも先に跳躍して触れようとする。
合わせ切れずにボールは足下に落ちたが、ここでも先に反応したのは赤いユニフォームの背番号4。相手よりも速く右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。「この前の試合は先制点取られて厳しい展開になっていたんで、そういう面では先制点を取れたのはデカいと思います」と喜んだ。
2-0で迎えた後半35分には、練習通りの形から2点目。MF土田琥太郎(3年)の左CKを頭でファーサイドのネットへ流し込んだ。「(土田)琥太郎が良いボールを蹴ってくれたんで、もうあとは自分が決めるだけでした」。この日は、普段コンビを組むCB上山泰智主将(3年)が負傷欠場。その状況下で2ゴールを決め、自分たちの守りを楽にした。
岩崎にとって上山は、「1年から出ていて一緒にCB組んでたら安心できます。全部カバーもしてくれるし、チームが悪い時とかも声を出してくれて信頼できます。(自分が勝てるところは)そんなにないです」という存在。この日は上山不在で難しいゲームになることも覚悟していたが、自信を持っているヘッドを攻守で発揮したほか、元々右サイドバックで身体能力の高い尾根とのチャレンジ&カバーでも、C大阪U-18のアタッカー陣を良く食い止めていた。
中でも相手FW小野田亮汰(3年)は、C大阪トップチームに2種登録されている俊足ストライカー。「僕が足下強く行って、あとは後ろ流れたら尾根にカバーしてもらって」というように、岩崎は積極的に前へ出て相手の危険人物にボールが入ることを阻止していた印象だ。
加えて、ゴール前に入ってくるボールを尾根やGK大石奨太(3年)とともに弾き返したことも勝因の一つに。自身の活躍によって4-1で試合を終えたが、岩崎は「(小野田に)何回かまくられたこともあったんで、そこは改善していかなければいけない」と反省することも忘れなかった。
岩崎は2年時のインターハイで1試合に途中出場。だが、新チームの新人戦では出場機会を増やすことができなかった。ただし、Bチームの遠征などを経て、変化。「結構、中原(大亮)先生とかに色々指導してもらって、そこで自分も変わらなければならないなって思ったことがきっかけではありました」。チームを好転させるためにBチームの選手たちとの接し方を考え、リーダーシップも発揮。そして、Aチームの先発の座を掴み、プリンスリーグ関西1部開幕戦から出場し続けている。
「今、トップでは(その姿勢が)全然まだまだで、上山とかに頼ってる部分が大きい。今、こうやって上山がいない状況なので、そこで自分が引っ張っていけるようになろうと思っています」
インターハイ出場を逃したが、目標は選手権での日本一だ。「自分たちの目標である選手権日本一に向けて、このままでは絶対ダメなんで、この夏でしっかり変わって、まずは京都優勝して、全国行って、全国で東山のサッカー見せれるように頑張ろうと思います」。主将不在の最終ラインでリーダーシップを発揮し、プレー面でも成長するような夏にする。






(取材・文 吉田太郎)
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[6.28 プリンスリーグ関西1部第10節 東山高 4-1 C大阪U-18 東山高校総合G]
大黒柱不在のゲームで3年生センターバック(CB)が奮起。C大阪U-18相手に2ゴールを決め、堅守も発揮した。0-0の前半31分、東山高(京都)は右CKからDF岩崎大雅(3年=MIOびわこ滋賀U-15出身)が先制ゴール。CB尾根碧斗(3年)が頭に当てたボールがPA中央に落ちると、岩崎は相手DFよりも先に跳躍して触れようとする。
合わせ切れずにボールは足下に落ちたが、ここでも先に反応したのは赤いユニフォームの背番号4。相手よりも速く右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。「この前の試合は先制点取られて厳しい展開になっていたんで、そういう面では先制点を取れたのはデカいと思います」と喜んだ。
2-0で迎えた後半35分には、練習通りの形から2点目。MF土田琥太郎(3年)の左CKを頭でファーサイドのネットへ流し込んだ。「(土田)琥太郎が良いボールを蹴ってくれたんで、もうあとは自分が決めるだけでした」。この日は、普段コンビを組むCB上山泰智主将(3年)が負傷欠場。その状況下で2ゴールを決め、自分たちの守りを楽にした。
岩崎にとって上山は、「1年から出ていて一緒にCB組んでたら安心できます。全部カバーもしてくれるし、チームが悪い時とかも声を出してくれて信頼できます。(自分が勝てるところは)そんなにないです」という存在。この日は上山不在で難しいゲームになることも覚悟していたが、自信を持っているヘッドを攻守で発揮したほか、元々右サイドバックで身体能力の高い尾根とのチャレンジ&カバーでも、C大阪U-18のアタッカー陣を良く食い止めていた。
中でも相手FW小野田亮汰(3年)は、C大阪トップチームに2種登録されている俊足ストライカー。「僕が足下強く行って、あとは後ろ流れたら尾根にカバーしてもらって」というように、岩崎は積極的に前へ出て相手の危険人物にボールが入ることを阻止していた印象だ。
加えて、ゴール前に入ってくるボールを尾根やGK大石奨太(3年)とともに弾き返したことも勝因の一つに。自身の活躍によって4-1で試合を終えたが、岩崎は「(小野田に)何回かまくられたこともあったんで、そこは改善していかなければいけない」と反省することも忘れなかった。
岩崎は2年時のインターハイで1試合に途中出場。だが、新チームの新人戦では出場機会を増やすことができなかった。ただし、Bチームの遠征などを経て、変化。「結構、中原(大亮)先生とかに色々指導してもらって、そこで自分も変わらなければならないなって思ったことがきっかけではありました」。チームを好転させるためにBチームの選手たちとの接し方を考え、リーダーシップも発揮。そして、Aチームの先発の座を掴み、プリンスリーグ関西1部開幕戦から出場し続けている。
「今、トップでは(その姿勢が)全然まだまだで、上山とかに頼ってる部分が大きい。今、こうやって上山がいない状況なので、そこで自分が引っ張っていけるようになろうと思っています」
インターハイ出場を逃したが、目標は選手権での日本一だ。「自分たちの目標である選手権日本一に向けて、このままでは絶対ダメなんで、この夏でしっかり変わって、まずは京都優勝して、全国行って、全国で東山のサッカー見せれるように頑張ろうと思います」。主将不在の最終ラインでリーダーシップを発揮し、プレー面でも成長するような夏にする。


前半31分、右足で先制ゴール


チームに流れを傾けた


後半35分、東山は左CKからCB岩崎太雅が頭で決めて3-1
(取材・文 吉田太郎)
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