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[MOM5146]京都共栄DF林蒼空(3年)_インハイ予選の敗戦から一つ成長。3バックの中央でチーム一のスピードと競り合いの強さを発揮

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京都共栄高DF林蒼空(3年=高浜FC出身)が相手の抜け出しを阻止

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.28 プリンスリーグ関西2部第10節 京都共栄高 0-0 三田学園高 京都サンガF.C.東城陽G]

 京都共栄高は狙いとする前から押し込み続けることができなかったものの、DF林蒼空(3年=高浜FC出身)を中心に、DF羽賀星貴(3年)、DF内田遥馬(2年)の3バックが安定。三田学園高(兵庫)のクロスに加え、右SB畑尾咲登(3年)の高さや10番MF佐伯太壱主将(3年)の左足をケアしながら、無失点で勝ち点1を獲得した。

 林は「右サイドの(羽賀)星貴と左の内田がちゃんと身体を投げ出してブロックできたんで、そこは前節からの成長かなと思いました」と頷く。特に後半はゴール前へのクロスやDF背後へ抜けてくるボールの本数が増える展開。その中で林はチームトップのスピードと競り合いの強さを活かして相手の攻撃を封じ切った。

 UEFA B級ライセンスの持ち主でイングランドでの指導歴も持つ内藤翔平監督率いる京都共栄で、林は「ヘディングが1番伸びたのもそうですし、カバーの意識とFWに対するアタックとか、前に出る強さが1段階上がったかなと思います」と自己分析する。

 その林は昨年から先発を務め、現在は3バックの中央の役割に責任感を持ってプレー。「3バックなのでスライドっていうところはサイド蹴られた時はシンドいですけど、やっぱり弾けた時の達成感とか、3バック真ん中やからこそ成長できるところもあると思うので、頑張っています」。今年のインターハイ予選は準決勝の東山高戦で課題が出て4失点敗退。その敗戦を糧に成長することができている。

 東山戦の4失点は全てセットプレーから。林は「ヘディング強いっていう自分らの持ち味が出せなかったんで、そこを改善しようと。(今日は相手よりも)先に跳ぶことと、相手が先に身体当ててきたらちゃんと当て返して弾くことができていて、良かったと思います。プリンスでちゃんと勝てるようになってきて、今、成長できてるかなって感じです」。リーグ戦は次節の神戸U-18B戦(7月6日)を挟んで約2か月間中断。DFの要はその期間に課題を改善することを誓う。

「課題はクリアの質と、カバーも足速いことに頼って位置が悪かったり、最後までできなかったりしてるんで、そういうとこはまだ甘いところかなって思います」。目標とするDFはブライトン(イングランド)の33歳DFルイス・ダンク選手だ。「能力とか低くてもあれだけプレミアの中で守れたり、最後まで身体張ったりできるというところがいつまでたっても凄い」。地元・愛知から京都の新興勢力・京都共栄へ進学したのは、打倒・京都橘高、打倒・東山高を果たして全国大会に出場するため。林は190cm超のダンクのような特別なサイズはないが、課題を改善し、これまで以上に身体を張って京都共栄のゴールを守り抜く。



(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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