[MOM5150]近江FW松山大納(3年)_10番を託されたばかりの快足FWが決定力発揮し、2発。中学時代の相方のプロ入りも刺激に
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.29 プリンスリーグ関西1部第10節 近江高 2-1 阪南大高 近江高校第二グランド]
10番を託されたばかりの快足FWが、逆転勝利をもたらした。0-1の前半28分、近江高(滋賀)はMF村山慎波(3年)がドリブルでペナルティアークまで切れ込むと、こぼれ球に10番FW松山大納(3年=FC Fuji ジュニアユース出身)が反応。右足シュートを右隅に決めた。
この一撃で勢いに乗った。松山は後半7分にも、FW吉川愛輝(3年)が仕掛けたところをサポート。右中間でこぼれ球を拾うと、正確な左足シュートをファーサイドのネットに流し込んだ。「左足で流し込むことを練習でもやっていたんで、上手く決めれたので嬉しかったです」。自主練習でシュートを打ち込み、クロスを合わせる形や動き直しから狙う形も重ねてきたという松山はこの日、シュート2本で2得点。容易ではない2発を決め切り、ヒーローになった。
今季はプリンスリーグ関西1部、インターハイ予選と背番号11をつけていたが、4戦4発だったインターハイ予選後から10番に。「最近(10番を)もらって、(初戦の東海大大阪)仰星戦で決めれたんで、そこから乗ってきたって感じです」と微笑む。
近江の10番は2023年度選手権準優勝世代のDF金山耀太主将(現・関西学院大)やFW山本諒(現・大阪経済大)が背負ってきた番号。「もっと点を決めたいです。やっぱ10番の仕事っていうのは、点は決めてナンボやと思うんで」より得点数にこだわっていく意気込みだ。
6月23日に、FC Fuji ジュニアユース(静岡)時代のチームメイトである富士市立高(静岡)FW山崎絢心(3年)の藤枝MYFC内定が発表された。当時は山崎が右サイド、松山が左サイドのウイングを務め、「他のチームのコーチとかから『FC Fujiのウイングは強い』みたいに言われていました。その片方がプロに行ったんで、ちょっと気にする部分があります」という。
ともに推進力のある動きが持ち味。松山は「(山崎)絢心も上手いですし、ゴリゴリゴリゴリ行ってくれていた。(当時の)自分は仲間を使って行くよう感じでした。(山崎のように)一人で行くっていう選手になりたかったです」。近江で抜群のスピードに磨きをかけ、ゴール、アシストに結びつけているが、これからドリブルで打開することでも違いを生み出したいという考え。プロ入りすることの難しさを理解した上で、自分も将来のプロ入りを第一に目指していく。
山崎が静岡県選抜として出場したSBSカップ国際ユースサッカーで名を上げ、U-17日本高校選抜でも存在感を示したのに対し、松山は大舞台で活躍することができていない。今夏のインターハイ出場を逃しており、自身の名をアピールするためにも選手権出場はマスト。「選手権では確実にインハイの借りも返さないといけないし、高校で近江に来たのも選手権出たいっていうのがあったので、やっぱ高校最後の選手権なんで、絶対全国に出て活躍したいっていう気持ちはあります」。10番の責任感を持って成長を目指し、秋冬に躍動する。






(取材・文 吉田太郎)
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[6.29 プリンスリーグ関西1部第10節 近江高 2-1 阪南大高 近江高校第二グランド]
10番を託されたばかりの快足FWが、逆転勝利をもたらした。0-1の前半28分、近江高(滋賀)はMF村山慎波(3年)がドリブルでペナルティアークまで切れ込むと、こぼれ球に10番FW松山大納(3年=FC Fuji ジュニアユース出身)が反応。右足シュートを右隅に決めた。
この一撃で勢いに乗った。松山は後半7分にも、FW吉川愛輝(3年)が仕掛けたところをサポート。右中間でこぼれ球を拾うと、正確な左足シュートをファーサイドのネットに流し込んだ。「左足で流し込むことを練習でもやっていたんで、上手く決めれたので嬉しかったです」。自主練習でシュートを打ち込み、クロスを合わせる形や動き直しから狙う形も重ねてきたという松山はこの日、シュート2本で2得点。容易ではない2発を決め切り、ヒーローになった。
今季はプリンスリーグ関西1部、インターハイ予選と背番号11をつけていたが、4戦4発だったインターハイ予選後から10番に。「最近(10番を)もらって、(初戦の東海大大阪)仰星戦で決めれたんで、そこから乗ってきたって感じです」と微笑む。
近江の10番は2023年度選手権準優勝世代のDF金山耀太主将(現・関西学院大)やFW山本諒(現・大阪経済大)が背負ってきた番号。「もっと点を決めたいです。やっぱ10番の仕事っていうのは、点は決めてナンボやと思うんで」より得点数にこだわっていく意気込みだ。
6月23日に、FC Fuji ジュニアユース(静岡)時代のチームメイトである富士市立高(静岡)FW山崎絢心(3年)の藤枝MYFC内定が発表された。当時は山崎が右サイド、松山が左サイドのウイングを務め、「他のチームのコーチとかから『FC Fujiのウイングは強い』みたいに言われていました。その片方がプロに行ったんで、ちょっと気にする部分があります」という。
ともに推進力のある動きが持ち味。松山は「(山崎)絢心も上手いですし、ゴリゴリゴリゴリ行ってくれていた。(当時の)自分は仲間を使って行くよう感じでした。(山崎のように)一人で行くっていう選手になりたかったです」。近江で抜群のスピードに磨きをかけ、ゴール、アシストに結びつけているが、これからドリブルで打開することでも違いを生み出したいという考え。プロ入りすることの難しさを理解した上で、自分も将来のプロ入りを第一に目指していく。
山崎が静岡県選抜として出場したSBSカップ国際ユースサッカーで名を上げ、U-17日本高校選抜でも存在感を示したのに対し、松山は大舞台で活躍することができていない。今夏のインターハイ出場を逃しており、自身の名をアピールするためにも選手権出場はマスト。「選手権では確実にインハイの借りも返さないといけないし、高校で近江に来たのも選手権出たいっていうのがあったので、やっぱ高校最後の選手権なんで、絶対全国に出て活躍したいっていう気持ちはあります」。10番の責任感を持って成長を目指し、秋冬に躍動する。


前半28分、右足シュートを決めて同点ゴール


後半7分、左足でこの試合2点目のゴール


チームメートと決勝ゴールを喜ぶ
(取材・文 吉田太郎)
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